[画像] 検索結果:62 件
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2021/08/15公開
みんなのための超音波検査室
ここでは超音波検査を行う部屋についてお話しします。専用の部屋があればいいのですが、他の部屋を併用する場合に最低限必要な環境、装備が必要になります。質のいい超音波検査を行うためには環境はとても重要で、部屋の広さや調光、防音や電源、ネットワーク環境がなどに気をつけなければなりません。また超音波装置を置く場所、空調設備は欠かせませんのでこれらに留意した環境を推奨します。
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2023/10/15公開
腹腔内リンパ節の描出6〜腰下リンパ節群について〜
腰下リンパ節は、実際に存在しません。正確に表現するのであれば、「腰下リンパ節群」になります。ここでは、実症例のX線画像を用いて、腰下リンパ節群の形成、各リンパ節の解剖位置、大きさの基準値について詳しくご解説します。
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2023/01/15公開
小腸の超音波検査〜その④:内腔狭窄+拡張パターン〜
ここでは4つ目の、内腔狭窄+拡張パターンについてお話しします。何らかの原因(構造)により消化管が狭窄、拡張する場合は内腔の狭小化を起こす疾患を疑います。鑑別疾患から考えると、腸腺癌や線維性小腸狭窄があげられ、リンパ腫や好酸球性硬化性線維増殖症なども下位にあげられます。これまでの経験から、拡張を認められた場合はその遠位を追うことが重要です。
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2022/07/15公開
猫の胸部X線検査のポジショニング法
猫の胸部X線検査のポジショニング法についてお話をします。正確な検査を行うにはポジショニングがとても重要になります。骨格の形状や臓器の位置関係など、解剖学的な知識の他に、検査を行う動物との接し方もポイントの一つになります。具体的な胸部X線検査のポジションの取り方や撮影するタイミング、注意点などについてはデモストレーション映像を見ながら詳しく解説していきたいとおもいます。
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2024/02/15公開
リンパ節の評価1〜リンパ節の正常像と異常像〜
このシリーズでは、リンパ節の評価について解説します。第1回では、リンパ節の正常像と異常像についてのお話です。正常なリンパ節がどのように見えるべきなのか?リンパ節の大きさの基準値が必要なのか?転移性と反応性をどうやって判断していくのか?ここでは、正常なリンパ節の特徴、大きさの基準値をご紹介した後に、転移性の異常所見、正常・過形成または腫瘍性の見分け、評価のポイントについて詳しくご解説します。
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2023/05/01公開
頭部X線検査1〜X線検査の真価を最大限に引き出すためのポイント〜
ポジショニングは頭部に限ったことではありませんが、かなり重要になります。左右対称となることや、ちょっした工夫でX線画像の撮影精度を上げることができます。ここでは撮影におけるポイントやコツについてお話しします。
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2021/10/01公開
超音波検査のアーティファクト
超音波検査におけるアーティファクトについて解説します。アーティファクトは超音波検査では避けることはできません。これらを理解する事で画像を読み取ることができ、さらに有用な診断ツールとして活用することができます。超音波検査で診断を行うためにはアーティファクトをしっかりと理解することが重要です。
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2022/11/15公開
胃の超音波検査〜浮腫・腺癌を見まくる!〜
画像診断が難しい疾患の一つとして「ひどい嘔吐により胃腺癌が浮腫している」など、「胃炎」として診断されることが見受けられます。ここでは「浮腫(胃炎)」なのか「胃腺癌」なのかを見慣れていただくため、多くの画像を、犬と猫の症例を用いながら解説していきます。潰瘍については胃に限らす、小腸や十二指腸であってもエコー検査では描出しにくいことが特徴にあります。
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2023/11/15公開
上皮小体の画像検査
上皮小体の解剖について、一般的に頭側と尾側に左右1つずつ、合計4つが存在しますが、位置や数には個体差があります。また、上皮小体の病気が色々あって、一般的にはカルシウム、リンと血液的なアプローチをしますが、ここでは、画像での考え方とアプローチについてお話をします。原発性上皮小体亢進症だった場合、考えられる鑑別疾患や画像検査についての臨床報告をご紹介した後に、実践として実の症例画像をみながら、画像所見についてご解説します。
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2022/08/01公開
肺超音波検査の基礎
この映像は「肺超音波検査の基本パターンの紹介」とその解釈に関して解説しています。重要なことは「肺超音波検査だけで判断しない」ということが大切で「X線画像」と組み合わせることでより正確な情報を得ることができます。結論として肺超音波検査は「分布とパターンから推測する」ということがポイントとなり、抽出された超音波画像の成り立ちや分布を理解し、X線と照らし合わせて考えていくことが重要です。
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2023/05/01公開
頭部X線検査3〜実症例を見まくる!(前半)〜
ここからは症例画像を見ながら、解剖学的な視点を交え、画像所見や意識するポイントについてお話しします。前半部分として、6症例の画像を挙げ、不透過性の程度、分布、鼻甲介構造、前頭洞、鼻咽頭に注目して考えてみましょう。
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2022/10/15公開
膵臓の超音波検査〜犬と猫の急性・慢性膵炎〜
ここでは犬と猫の「急性膵炎と慢性膵炎」について解説します。急性膵炎や慢性膵炎の場合、膵炎の特徴的所見を確認したとしても、臨床症状や血液的なアプローチ、画像的アプローチと総合的に考え判断することが重要です。特に猫の場合は代表所見が現れないケースが多く、また機器の性能や技量にも影響されることも事実です。実際の症例を用いて画像の見え方、考え方について解説します。
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2022/05/15公開
猫の前縦隔腫瘤の画像診断
この映像は猫の前縦隔腫瘤病変に対する画像診断を解説します。超音波検査においてその内部構造から胸腺腫やリンパ腫、鰓弓嚢胞といった猫においた発生頻度の高い疾患の鑑別はある程度有用です。それぞれの疾患の特徴を認識して活用できればと思います。
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2022/10/15公開
膵臓の超音波検査〜その他の膵疾患〜
ここではその他の膵臓疾患として、膿腫、嚢胞、腫瘍の画像診断についてお話しします。これらで共通することは「低エコー性」で見えることです。結節は全て低エコーで写るため、膵実質の走行をしっかりとスキャンすることができれば、必ず描出することができます。ここでも実際の症例画像を見ながら、その画像的特徴を解説します。また最後に膵臓の超音波検査についてポイントをまとめお伝えします。
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2022/10/15公開
膵臓の超音波検査〜膵臓の疾患と超音波所見〜
膵臓には、膵炎やインスリノーマ、膵腺癌、膵膿瘍、膵嚢胞など色々な疾患がありますが、ここでは「膵炎」についてお話しします。膵炎の超音波所見は「膵臓の肥大」「実質エコー源性の低下」「周囲の脂肪組織のエコー源性の上昇」が特徴となります。また付随した臓器の情報(胃や十二指腸の肥厚や局所的な腹水貯留など)を押さえておくとより精度の高い診断を行うことができるようになります。
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2024/02/15公開
胸腔内リンパ節の画像評価
この映像は胸腔内リンパ節の描出についてのお話です。胸骨リンパ節は第2〜3胸骨間に存在するのが多く、ランドマークとして内胸動脈を指標になります。ここでは、CT映像を交えて解剖位置をご紹介した後に、胸骨リンパ腫、前縦隔嚢胞の症例を用いて、描出方法、見方についてご解説。そして、組織球肉腫の症例画像を用いて、気管気管支リンパ節の画像評価と鑑別疾患の考え方についてご解説していきます。
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2022/12/15公開
小腸の超音波検査〜その③:層構造消失低エコーパターン〜
パターン分類の3つ目として、層構造消失低エコーパターンについてお話しします。色々な報告で「層構造の消失=悪性腫瘍が示唆された」と言う話を耳にしますが、これは特異的な初見ではないと思っています。確率論で言えば腫瘍であることは事実ですが、腫瘍ではない症例を私は多く見かけます。そのような症例をここで多く紹介しながらパターン分類について解説したいと思います。
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2022/01/15公開
細菌性肺炎の胸部X線検査
ここでは、臨床現場において遭遇頻度の高い細菌性肺炎について胸部X線検査の読影方法を解説します。所見のポイントとして、不透過性亢進領域の分布/12~24時間後の変化/肺超音波検査、この3つを丁寧に見ていく必要があります。実際の2症例の画像と図式を用いて、より具体的に解説していきます。
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2023/10/15公開
腹腔内リンパ節の描出7〜腰下リンパ節群の描出〜
ここからはメイントピック「内側腸骨リンパ節」と「腰部大動脈リンパ節群」の描出についてお話をしていきます。内側腸骨リンパ節は尾側の動脈分岐を描出すると出てきますが、みるべき場所、プローブの押し方と注意点についてイラスト図でご紹介した後に、子宮蓄膿症や肛門嚢腺癌の腰下リンパ節転移の実症例の画像を交えて、見え方について詳しくご解説。腰部大動脈リンパ節群については、ほとんどの症例で見えないのが現状ですが、腫大を認めた場合、意識するポイントや見え方についてご紹介します。
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2022/10/15公開
膵臓の超音波検査〜膵臓の基礎解剖〜
画像診断を語る上で一番重要なことは「解剖の知識」です。画像診断をする上ではランドマークを押さえておくことも大切で、異常を気づくためには正常像を理解しておく必要があり、疾患ごとの特徴、鑑別疾患を知っておくことが大切です。ここでは犬と猫の解剖像についての解説と、実際の症例画像を見ながらご説明します。
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2022/12/15公開
小腸の超音波検査〜疾患の定義と異常を捉えるときの基本〜
このセッションでは疾患の定義と異常を捉えるときの基本についてお話しします。消化管の異常はパターン認識から考えるといいでしょう。小腸の疾患異常を捉えるときの基本は、病変の局在、病変の偏在、層構造の消失やバランスの有無、消化管拡張の有無から考えることが重要です。また疾患を引き起こす原因の定義を理解しておくことが重要です。
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2022/11/15公開
胃の超音波検査〜胃の疾患と基礎解剖〜
ここでは「胃の超音波検査」の基礎部分についてお話しします。胃だけに関して言えば、疾患の分布や画像特徴を捉えられれば、ある程度の仮診断はできる分野だと思っています。技術で言えば、胃だけに限りませんが、臓器の連続性や繋がりを追えるようなプローブ操作技術が必要です。また代表的な疾患を知ること、消化管の解剖を知っておくといいでしょう。
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2022/08/15公開
猫の鼻咽頭の読影
ここでは遭遇頻度が高い「猫の鼻咽頭狭窄」について解説します。上気道の画像診断は、症状や呼吸音から「どこの異常を疑うのか」。また「どのような疾患が存在するのか」を想定することから始まります。ポジショニングには徹底的にこだわり、可能であれば吸気呼気撮影を行いましょう。また鼻咽頭狭窄の典型画像は、軟口蓋が“への字”に変形することですが、症例によってバリエーションが存在するため正常解剖の理解及び様々な症例をみて慣れておくことも必要です。
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2023/07/15公開
腹腔内リンパ節の描出4〜膵十二指腸リンパ節の描出とまとめ〜
膵十二指腸リンパ節は、十二指腸曲の腹側に存在しているため、幽門から十二指腸移行部の描出ができなければ難しいでしょう。ここでは、胆嚢をランドマークとした描出のコツと注意点をしっかりお伝えします。どんな症例でも探しに行けるような3Dの解剖学的知識をここで身につけましょう。
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2023/01/15公開
小腸の超音波検査〜その⑤:弛緩パターン〜
5つ目の最後のパターンについてお話しします。パターン4つ目と異なり、消化管全体が弛緩している状態が特徴です。鑑別疾患としては、リンパ腫、急性腸炎、機能性イレウス、腸管膜動脈血栓、自律神経失調症などがあげられます。腸管遠位の閉塞や狭窄を除外することが重要です。
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2022/08/01公開
肺腫瘤を認めた一例
このレクチャーでは「肺腫瘤を認めた組織球肉腫の症例」に対し、どのような画像所見を拾い上げ、鑑別順序に結びつけるのかを紹介しています。犬種の特異性が強い疾患で、特に気管気管支リンパ節の腫大は鑑別を絞り込む大きな特徴になります。それぞれの画像所見を合致することで、より自信を持って診断ができるようになるかと思います。
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2024/01/15公開
体表リンパ節の画像診断3〜浅頚リンパ節・鼠頚リンパ節の描出〜
このシリーズでは、体表リンパ節の画像診断について解説します。第3回では、浅頚リンパ節と鼠頚リンパ節の描出についてのお話です。それぞれの解剖学的特徴、ランドマークになる部位をご紹介した後、犬猫の実症例画像を用いて、プローブの当て方、描出のコツと見方について詳しくご解説します。体表リンパ節は触診で確認できることが多いですので、触診ベースで組立して描出のトレーニングしましょう。
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2023/07/15公開
腹腔内リンパ節の描出3〜右結腸リンパ節と空腸リンパ節の描出〜
前回に続き、右結腸リンパ節と空腸リンパ節の描出についてお伝えします。右結腸リンパ節と空腸リンパ節の解剖位置が近いため、見間違いないようそれぞれの特徴を理解し識別することが重要です。回盲部の描出、そして回盲部〜右結腸リンパ節〜空腸リンパ節に流れるような描出を身につけるために、実際の動画を見ながら詳しく解説します。
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2023/01/15公開
小腸の超音波検査〜小腸の3つのパターン分類のおさらい〜
これまでに5つのパターン分類のうち、3つ(粘膜高エコー、筋層びまん性肥厚、層構造喪失低エコー)についてお話をしてきました。ここではその復習として、そのポイントをお話ししたいと思います。スクリーニング方法と分類の特徴、リンパ腫と腸腺癌の違いについてお話しします。
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2022/12/15公開
小腸の超音波検査〜その②:筋層びまん性肥厚パターン〜
パターン分類の2つ目として、筋層びまん性肥厚パターンについてお話しします。「筋層の肥厚」の診断基準は、粘膜下織よりも筋層が部厚くなっている状態です。鑑別疾患はリンパ腫、慢性腸症、慢性炎症、IBDになります。臨床症状、経過、内視鏡検査を行い、画像だけで診断しないようにすることが重要です。
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2023/06/15公開
腹腔内リンパ節の描出1〜門脈系リンパ節の基礎解剖〜
今回のシリーズは、門脈に付随するリンパ節の描出に特化したお話です。「超音波×リンパ節」で最も重要なことは「解剖の理解」です。描出するには、正常なリンパ節の構造や特徴を理解しておく必要があり、ランドマークになる動脈や静脈の解剖的な位置を押さえておくことも大切です。ここでは、CTの画像を用いて門脈系リンパ節の解剖について詳しくご説明します。
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2021/07/01公開
超音波検査装置の画像をつくるもの
超音波装置の基礎というものを理解するのに多少時間がかかるかもしれません。ここでは短時間で理解できるようまとめてみました。超音波画像の原理を理解しておくと超音波検査やアーティファクトの理解も深まります。思ったような画像が抽出できない時でも、判断ができるようになります。
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2023/01/15公開
大腸の超音波検査〜大腸の疾患と超音波検査〜
大腸の疾患は、腺腫や腺癌、リンパ腫、平滑筋腫・肉腫などが上位に上がり、犬猫共に共通しています。結腸の超音波検査は糞塊によって腹側しか観察できず、浮腫や肥厚などの変化を捉えることは可能です。小腸のような画像特徴は乏しく、あくまでも病変の有無を捉える検査だと解釈してもらえればいいのかと思います。
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2021/12/15公開
犬の心臓のX線検査(2)
この映像は左心房の拡大と右心・左心のバランスの変化についてお話をします。心臓のX線読影するに当たりX線解剖を理解することは非常に重要です。ここでは左心房の正しい位置、左房測定のポイント、心陰影の見方、右心・左心のバランスなどについて実症例の画像を見ながら解説いたします。
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2022/12/15公開
小腸の超音波検査〜小腸の疾患と基礎解剖〜
このセッションでは基礎的な解剖とスクリーンング検査、消化管の見え方についてお話しします。小腸の疾患は犬猫に於いて共通していますが、リンパ腫や炎症性疾患、GISTや腺癌が多いことが特徴です。また猫独特な疾患については、好酸球性硬化性線維増殖症があります。小腸に限らず、画像検査全般で言えることは所見ベースから疾患を考えられるようにすることがとても重要です。
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2022/12/15公開
小腸の超音波検査〜その①:粘膜高エコーパターン〜
消化管の異常像を鑑別するにあたり、ここではパターン分類別に解説をしていきます。1つ目は「粘膜高エコーパターン」になります(この言葉は私が勝手につけた名前です)。このパターンが見えた場合、リンパ腫、慢性腸症、リンパ管拡張症を考えていきます。エコー初見と鑑別疾患については様々な症例を見ながらその特徴とポイントについて解説します。
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2023/10/15公開
腹腔内リンパ節の描出5〜動脈系リンパ節の基礎解剖〜
今回のトピックは、動脈血管に付随するリンパ節の描出を中心にお話をします。繰り返しになりますが、「超音波×リンパ節」で最も重要なことは「解剖の理解」です。腹腔内動脈リンパ節の描出は、深腸骨回旋動脈が大事なランドマークになり、血管が1本から3本、3本から5本に分岐していきますので、深腸骨回旋動脈の解剖位置を押さえておくことが非常に大切です。ここでは、CT映像を交えて、腹腔内動脈血管の解剖と分岐の仕方についてわかりやすくご解説していきます。
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2021/09/15公開
猫の脾臓×超音波検査
この映像は猫の脾臓超音波検査について解説し、脾臓腫大を生じる症例と脾臓の虫食い状陰影を呈する症例のそれぞれの例を紹介しています。脾臓腫大に関しては腫大の仕方から適切な鑑別疾患を絞り込むのが重要です。また、虫食い状陰影に関しては悪性腫瘍を強く示唆する所見ではないため注意が必要です。
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2023/12/15公開
体表リンパ節の画像診断1〜膝窩リンパ節の描出〜
このシリーズでは、体表リンパ節の画像診断について解説します。第1回では、簡単に描出できる「膝窩リンパ節」からお話をしていきます。解剖学的な特徴は膝の裏にあって、脂肪の中に存在していることです。その為、筋肉の走行を感じながら描出することが重要になってきます。ここでは、CT映像を交えて解剖位置をご紹介した後に、犬猫の実症例画像を用いて、プローブの当て方、見方について詳しくご解説します。
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2022/10/15公開
膵臓の超音波検査〜膵臓の描出〜
ここでは実施にCTとエコーの画像を見ながら解説します。膵臓を描出するアプローチ方法はVDにした状態から「腹側アプローチ(背中側にプローブを向けた)」と「側腹アプローチ(プローブが肋間をまたぐ形)」があります。私自身はVD像で超音波検査を進めますが、症例の骨格や体型、犬種に応じてアプローチ方法を選択します。各種アプローチ方法とプローブの当て方について解説します。
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2023/05/01公開
頭部X線検査2〜鼻腔の病気について〜
ここでは鼻腔の病気と画像検査についてお話しします。犬と猫の鼻腔における画像診断はそもそも解釈が大きく異なります。画像検査のセオリーについて、過去の報告と私の経験から画像検査で見るべき4項目についてお話しします。
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2023/01/15公開
大腸の超音波検査〜下部消化管の超音波検査〜
ここでは下部消化管の超音波検査として、回盲部の疾患と超音波検査についてお話しします。犬の回盲部の疾患ではGISTが圧倒的に多くその他上がってくる疾患は、小腸や大腸とあまり変わりはありません。こと回腸で注意しなければならない疾患は、脂肪肉芽腫性リンパ管炎でこれだけはしっかりとおさえてください。超音波検査では特徴的な画像を呈することが特徴です。
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2023/11/15公開
頚部リンパ節の描出
頚部にあるリンパ節は線形リンパ節を除き、「下顎リンパ節」と「内側咽頭後リンパ節」2つがあります。下顎リンパ節、下顎腺、内側咽頭後リンパ節、甲状腺この四つは、頚部の超音波する時にそれぞれランドマークになりますし、頚部腫瘍の鑑別時に認識していかないといけないエコーで見える重要な解剖になりますので、1セットでみることがすごく大事です。ここでは、CT映像を交えて解剖位置をご紹介した後に、実の症例画像を用いて、プローブの当て方、見方と両側頚部スクリーニング法について詳しくご解説します。
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2022/06/15公開
消化管腫瘍の超音波検査
この動画は消化管悪性腫瘍の中で遭遇頻度が高い「腸腺癌」にスポットをあてお話をします。腸腺癌は比較的画像特徴が強い疾患であり、この特徴を知ることで、その他の疾患や悪性腫瘍との鑑別が有意になります。その他にも、腸腺癌と似た画像特徴という他の疾患について解説します。
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2022/09/15公開
猫の腹部X線検査のポジショニング法
ここでは猫の腹部X線検査のポジショニングについてお話しします。ポジショニングを向上させるためのポイントは、解剖学的知識を深く持つことで、骨格の形状や臓器の位置関係を知っておくとその精度は上がります。患者が猫の場合、怒らせないこと、大きな音を立てないこと、急激な動作を避けるなどを心掛けましょう。実際の撮影をイメージするために猫を用いての解説を行います。
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2024/03/15公開
リンパ節の評価3〜症例画像で実践(中編)〜
このシリーズでは、リンパ節の評価について解説します。第3回では、症例解説の中編として、犬や猫の肝リンパ節、空腸リンパ節、結腸リンパ節、脾リンパ節、浅頚リンパ節など10症例を挙げ、私見を交えながら画像所見や意識するポイントについて解説していきます。
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2022/07/15公開
猫の胸部のX線検査
ここで猫の心原性肺水腫についてお話をします。猫の心原性肺水腫は犬と違い、画像所見に特徴的なパターンは存在しないので外想しないよう注意が必要です。また肺野に不透過性亢進を認められる場合のVHS測定や、肺血管の評価(張り)や心陰影形状の評価など、総合的な判断を行うことで、精度の高い診断を得ることができます。
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2024/03/15公開
リンパ節の評価4〜症例画像で実践(後編)〜
このシリーズでは、リンパ節の評価について解説します。最終回では、犬や猫の内側腸骨リンパ節、内側咽頭後リンパ節、腋窩リンパ節、腰下リンパ節群、胃リンパ節など10症例を挙げ、画像的アプローチと総合的な考え方についてお話しします。最後にリンパ節の評価についてのまとめとして、メッセージをお伝えします。
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2021/11/01公開
犬の心臓のX線検査(1)
ここで心陰影の大きさの評価、特にVHSについてお話しします。VHSとは「Vertebral Heart Size:脊椎心臓点数測定法」といって、胸部X線検査で「心臓の拡大程度を評価する」という有効的な計測方法です。誤った測定をすると評価に用いることができないため、正しい測定方法をしっかりと知ることが重要です。
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2022/08/01公開
肺葉捻転の画像特徴
この映像では「肺葉捻転の画像診断」について整理したいと思います。肺葉捻転は緊急性が高く、外科的介入が必要になることが多い疾患です。その為、X線画像検査を中心にしっかりと診断を行うことが重要になります。時として悩ましい症例に遭遇することがありますが、超音波検査などその他のモダリティを併用することでより情報量は増えるので、自信をもって診断できるようにしましょう。
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2021/06/01公開
超音波装置の選び方
臨床現場において画像診断は有用な方法であり、その診断装置の種類は様々です。日本国内では多くのメーカーが存在し、機能や性能は異なります。このコンテンツでは超音波装置の選び方について、ポイントや選択基準、機能などについてお話しします。
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2022/03/15公開
大腿骨頭壊死症の画像診断
ここでは「犬の大腿骨頭壊死症のX線画像所見」に関してまとめています。筋肉量の左右差、大腿骨頭の透過性亢進、大腿骨頭の扁平化や関節腔の拡大、骨頚部の肥厚や骨硬化などが「大腿骨頭壊死症を示唆する典型的な画像所見」になります。検査時に見落としがないようにポイントを理解しておくことが大切です。
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2023/06/15公開
腹腔内リンパ節の描出2〜肝リンパ節と脾リンパ節の描出〜
ここからは、リンパ節の各論について解説していきます。まずは、肝リンパ節と脾リンパ節の解剖的な位置をおさえるポイントについて伝える後、実際の検査動画を交えて、超音波検査のコツや描出のテクニックを詳しくお話をしていきます。
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2023/12/15公開
体表リンパ節の画像診断2〜腋窩リンパ節の描出〜
このシリーズでは、体表リンパ節の画像診断について解説します。第2回では、腋窩リンパ節の描出についてのお話です。腋窩リンパ節は腋窩動静脈のすぐ尾側の脂肪内に存在しています。触診より超音波検査の方が役に立つリンパ節です。ここでは、分かりやすく腋窩リンパ腫の症例と健常犬の症例を用いて、プローブ当てるコツや見方についてご解説します。
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2023/05/01公開
頭部X線検査4〜実症例を見まくる!(後半)とまとめ〜
症例画像解説の後半として、前半と同様に犬や猫の実症例画像を8つ+おまけ1症例挙げ、私見を交えながらその考え方と解説をしていきます。最後に頭部画像検査のまとめとして、メッセージをお伝えします。
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2022/11/15公開
胃の超音波検査〜各臓器の描出仕方と注意点〜
ここでは胃の画像描出方法についてお話しします。重要なことは幽門から始まる「胃全体の解剖」を理解し、隅々まで描出することにあります。また起こりうる変化についてもある程度予測をできるようにすることも大切です。各部位の位置とプローブの当て方のコツ、画像の見え方、胃のスクリーニング検査方法について解説します。
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2024/03/15公開
エコーガイドFNAの練習法と実症例
ライブ配信セミナー「症例画像から紐解く!画像診断実践セミナー」中でご紹介したエコーガイドFNAの練習法についてリクエストが多かったため、講師ご自身で撮影した映像を特別に公開します。練習用ゼリーの選び方から事前準備、精度を高めるコツ、実践練習、応用練習まで一連の流れで詳しくお話しします。最後に犬や猫の実症例画像も併せてご紹介。
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2022/08/01公開
骨のX線読影の基礎
ここでは骨病変に対する読影の基礎を解説しています。骨の読影の基本として「発生部位」「骨破壊のされ方」「移行帯の評価」「骨膜反応の有無」「骨基質の形成」に注意して読影することが重要です。骨の溶解性病変やその辺縁、骨膜反応、発生部位を一つずつ丁寧に読影し解釈することがポイントになります。
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2022/11/15公開
胃の超音波検査〜胃の疾患を知ろう!〜
ここからは胃の疾患画像について解説します。胃の疾患には平滑筋腫、GIST、胃腺癌、リンパ腫、胃炎、潰瘍などがありますが、消化管の範囲はとても膨大です。そのため、患者のヒストリーや動物の特徴から「病変を探しにいく」ことが大切です。解剖学的位置と疾患の好発部位は画像診断の上で指標となりますので、必ず覚えるようにしてください。
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2022/08/01公開
環軸不安定症の画像診断
この映像は様々なパータンの「環軸不安定症の症例」について3つの症例を紹介し、読影ポイントを解説します。ストレス撮影を実施することはもちろん重要ですが、時として検査により症状が悪化してしまうことがあるため、この点については注意が必要です。ニュートラルポジションで撮影した映像から、情報を得られるようにすることが重要です。
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2022/11/15公開
胃の超音波検査〜胃に対するCT検査・まとめ〜
最後に、胃に対するCT検査についてお話しします。CTをお持ちでない先生でも、目の前の症例がCT検査の適応になるのかを悩まれるケースもあるかと思いますので、少し触れておきたいと思います。個人的な結論から、消化管の腫瘍については胃に限らず、CT画像ではその特徴を捉えにくいことにあります。手術をする上で外科的なプランニングをある程度確認をする場合は検査で、診断を目的とした画像検査であればCT検査は不要だと考えています。
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2024/02/15公開
リンパ節の評価2〜症例画像で実践(前編)〜
このシリーズでは、リンパ節の評価について解説します。第2回からは、実際の症例画像を見ながら、画像所見から転移性または反応性を見極めるポイントについてお話しします。前編として、10症例の画像を挙げ、低エコー化、リンパ門の消失、辺縁の不整化、周囲の高エコー化に注目して一緒に考えてみましょう。