image play video
  • 2024/01/05公開
  • 小野啓
    パル動物病院(静岡県)
    小野啓
    麻布大学獣医学部獣医学科を卒業後、2002年麻布大学大学院獣医学研究科獣医学専攻博士課程を修了する。その後、パル動物病院に勤務し、現在に至る。

挿入のコツは挿入器を入れる深さ!

強膜内シリコンボール挿入術は緑内障外科治療の一つで、視覚喪失時の疼痛緩和を目的としています。この動画ではシリコンボール挿入の基本として、必要な器具・器材と術式の手順、シリコンボールの知識とサイズの決め方をしっかり復習。実際のオペ動画をもとに内容物摘出時の注意点やポイント、ピットフォールなどをお伝えしつつ、適応ができない病態や術後の経過・ケアについても丁寧に解説します。

犬と猫の「眼科外科」シリーズ

▼基礎講義
眼科手術入門
– 消毒・保定法 –
▼オペ解説
犬のチェリーアイ
– アンカー法による瞬膜腺整復術 –
▼オペ解説
眼瞼腫瘤の摘出術
▼オペ解説
猫の眼瞼内反症の治療
– Hotz-Celsus変法 –
▼オペ解説
犬の白内障手術

– 超音波乳化吸引術・眼内レンズ挿入 –

▼オペ解説
若齢犬の白内障手術
– 超音波乳化吸引術 –
▼オペ解説
水晶体脱臼
– 水晶体嚢内摘出術 –
▼オペ解説
眼球摘出手術
– 径眼瞼法 –
▼オペ解説
緑内障の外科治療
– 強膜内シリコンボール挿入手術 –
▼オペ解説
類皮腫の外科治療
– 腫瘍切除・結膜皮弁術 –
▼オペ解説
犬の潰瘍性角膜炎
– 角膜結膜転移術 –
▼オペ解説
犬の潰瘍性角膜炎
– 角膜自家表層移植 –
※当サイトに掲載される全ての動画、画像、ハンドアウト内⽂章および画像について個⼈使⽤以外の⼀切の⾏為(転写・複製・譲渡・WEB掲載等)を禁じます

関連動画

眼科
image image パルスレーザー 私はこう使います〜横浜どうぶつ眼科での手術実績〜
梅田裕祥
パルスレーザー 私はこう使います〜横浜どうぶつ眼科での手術実績〜
この動画では、「マイクロパルスレーザー」についてお話します。マイクロパルスレーザーは従来型のレーザー治療に比べて低侵襲で、合併症のリスクが低く、複数回の反復治療も可能です。ここでは、当院で行っているパルスレーザー治療のやり方、照射時の注意点、p3プローブとp3プローブV2の違い、適応症例などについてご解説の後、当院での臨床成績をご紹介します。
眼科
image image パルスレーザー 私はこう使います〜犬の緑内障に対するレーザー治療〜
太田充治
パルスレーザー 私はこう使います〜犬の緑内障に対するレーザー治療〜
この動画では「犬の緑内障に対するマイクロパルスレーザー治療」についてお話します。まずは、基礎知識としてパルスレーザーの特徴、メリット、照射の仕方などについておさらいをします。そして、適応症例、麻酔と術野の準備、術後治療についてご解説。さらに、2019〜2023の4年間に当院が関わった治療データをもとに、「眼圧」「視覚維持率」「点眼スコア」などの治療成績と術後合併症について詳しくご紹介します。
外科
image image 腹腔鏡手術編1〜小型犬における腹腔鏡下卵巣摘出術〜
吉田宗則
腹腔鏡手術編1〜小型犬における腹腔鏡下卵巣摘出術〜
腹腔鏡での不妊化手術において選択肢として「卵巣子宮摘出術」もしくは「卵巣摘出術」が挙げられます。この動画では実際に行った「小型犬の卵巣摘出手術」映像を用いて一連の流れを解説します。ファーストトロッカーが入って、気腹が成立した状態からはじまり、セカンドトロッカーの設置〜サードトロッカーの設置〜左卵巣の摘出〜右卵巣の摘出、ノーカットで映像が進みます。トロッカーを設置する位置や方向、使用するトロッカーのタイプやサイズ、臓器に傷をつけないアプローチのポイント、卵巣切離のテクニック、体腔内処置終了後の対応、それぞれの注意点などについて詳しくお伝えしていきます。
外科
image image 腹腔鏡手術編2〜猫における腹腔鏡下卵巣摘出術〜
吉田宗則
腹腔鏡手術編2〜猫における腹腔鏡下卵巣摘出術〜
この動画では「猫の卵巣摘出術」についてお話します。猫は犬に比べると、体腔内の筋肉量が少なく、弾性が高く、卵巣周囲の脂肪が比較的に少なく、低い気腹圧でも体腔が広く膨らむことが特徴になります。その特徴によって犬と猫の卵巣摘出術は違いが出てきます。ここでは、実際の内視鏡動画で猫の体腔内を観察しながら、トロッカー設置の注意点、卵巣アプローチのポイントなどについてご解説します。
眼科
image image バンテージコンタクトレンズ入門セミナー4〜BCLを使いこなすための角膜潰瘍の分類〜
小林義崇
バンテージコンタクトレンズ入門セミナー4〜BCLを使いこなすための角膜潰瘍の分類〜
このシリーズでは、「バンテージコンタクトレンズ」について解説します。第4回目では、実際臨床上での応用についてお話します。臨床上にBCLを使いこなすためにはまず使用目的を理解する必要があります。そして、BCLの適用になるかどうかを判断するには角膜潰瘍を正確に分類することが重要になります。ここでは、「深さ」「原因」「感染・融解の有無」この3つ分けて角膜潰瘍の分類、非単純性角膜潰瘍の原因、そして、BCLの特徴と適用についてご解説。さらに、実症例の画像を用いて、角膜潰瘍の代表的な基礎疾患もご紹介します。
眼科
image image バンテージコンタクトレンズ入門セミナー6〜臨床症例〜
小林義崇
バンテージコンタクトレンズ入門セミナー6〜臨床症例〜
このシリーズでは、「バンテージコンタクトレンズ」について解説します。最終回では、「角膜表層潰瘍」「角膜実質潰瘍」「角膜潰瘍&肉芽形成」「角膜穿孔」など犬猫の臨床使用例5症例を用いて、それぞれの治療方法や経過はもちろん、BCL装用することによる疼痛軽減、治癒促進、前房維持などの効果について詳しくご紹介します。