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内科
image image 急性嘔吐・ふらつき・発熱を呈するM.ダックス
金本英之
2021/04/15公開
急性嘔吐・ふらつき・発熱を呈するM.ダックス
嘔吐と発熱を主訴に受診した症例について解説します。18日前から急性嘔吐が発症し、ふらつきや食欲の低下が見られ、かかりつけ医を受診し、状態が改善しないため当院を受診いただきました。胆嚢炎が認めら何とか改善された症例ですが、検査法、診断方法、治療薬について順を追って解説します。
整形
image image 橈骨遠位斜骨折の整復手技 [骨模型を用いた手順解説]
枝村一弥
2021/04/15公開
橈骨遠位斜骨折の整復手技 [骨模型を用いた手順解説]
橈骨の骨折に対する、プレートを用いた整復方法について解説します。解説では橈骨の遠位端の単斜骨折を用いて解説しますが、この骨折は臨床で多く見られる形態です。今回はの整復には直線上のプレートを使用し、プレートサイズの決定からベンディング、骨鉗子を用いた整復、スクリューの設置と手順について解説します。
検査法
image image [神経学的検査法]姿勢反応・固有位置感覚
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]姿勢反応・固有位置感覚
固有位置感覚を調べるためナックリング検査を行います。犬の足首(側根関節)をひっくり返し、着地させた後の反応を確認します。前肢を行う場合は胸骨付近を持ち上げ、負重を軽くした状態で行います。ナックリング検査が上手く出来なかった場合は、ペーパースライド検査で確認を行い、スライドした時の反応を確認します。「姿勢反応」の検査で行う全ての項目は、「神経疾患による異常」を判断する上で役に立ちます。その異常は片側性・両側性、前方・後方、前肢・後肢にあるのかを確認します。
検査法
image image [整形外科的検査法]前肢・後肢のスクリーニング検査
枝村一弥
2021/04/15公開
[整形外科的検査法]前肢・後肢のスクリーニング検査
前肢と後肢の触診検査は「全身のスクリーニング検査」から行います。体幹部から指端に向かって同じ関節を対照的に触診していきます。その時に筋肉の張り具合、関節の腫れ、熱感の確認を行います。後肢の場合はアキレス腱の張りも確認します。
検査法
image image [神経学的検査法]知覚・表在痛覚
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]知覚・表在痛覚
痛覚、視覚の検査ですが、ここでは痛みに対する本人の対応を評価します。鉗子などで指端の皮膚を引っ張った時に痛がるかどうかの観察をします。表在痛覚が無かった場合は指の骨ごとをつまみ、深部痛覚に反応があるかを見ます。知覚の検査項目には表在痛覚、深部痛覚、知覚過敏があり、特に深部痛覚は神経学的異常の重症度を図る上で重要な項目になります。
循環器
image image βブロッカーの副作用で心不全が発症するB.ショートヘアー
岩永孝治
2021/04/15公開
βブロッカーの副作用で心不全が発症するB.ショートヘアー
この症例は麻酔時に心電図の異常波形があり、以前から心筋症を疑われていた患者について解説します。嘔吐やふらつき失神を発症し、その時に心雑音も聴取され心拍数は252回でした。ポイントは乳頭筋位置の以上からSAM繋がった可能性があると考えられ、その後の病態の流れを理解し、治療をどう行なったかにあります。私自身とても勉強になった症例です。
整形
image image 大腿骨骨幹中央部斜骨折の整復手技[骨模型を用いた手順解説]
枝村一弥
2021/04/15公開
大腿骨骨幹中央部斜骨折の整復手技[骨模型を用いた手順解説]
大腿骨斜骨折に対する、髄内ピンとサークラージワイヤーを用いた整復方法について解説します。髄内ピンは髄腔の約60〜70%の太さが好ましく、85%を超えないことが推奨されています。また屈曲に耐えられる強いピンを用意し、ピンの挿入手順、骨折片の整復、長さの確認方法について説明します。またサークラージワイヤーの長さ、巻き方のコツ、位置、断端の処理についてもお伝えします。
検査法
image image [神経学的検査法]脊髄反射・前頸骨筋反射
2021/04/15公開
[神経学的検査法]脊髄反射・前頸骨筋反射
前頸骨筋反射と腓腹筋反射の検査ですがそれほど信頼性の高い検査ではありません。反射が出る場合とでない場合があり、判定が難しくなることがあります。前頸骨筋反射は脛骨の外側を打診槌で軽く叩き、正常な場合は足根関節に屈曲が認められます。腓腹筋反射は、ふくらはぎの筋腹を打診し、足根関節が屈曲するかを観察します。反射が低下か喪失の場合は坐骨神経の腓骨神経もしくはL6、L7脊髄分節、神経路の病変の存在を示唆します。
検査法
image image [整形外科的検査法]前肢の肘関節の検査
2021/04/15公開
[整形外科的検査法]前肢の肘関節の検査
肘関節の触診では、「キャンベル法」を用いて肘関節の触診検査を行ないます。手根関節を外旋、内旋させ側副靱帯の損傷について確認します。次に肘関節の可動域制限と疼痛の有無を確認し、最後に内側鉤状突起の圧痛の有無を確認します。
循環器
image image 頻拍で来院したステージDのシーズー
岩永孝治
2021/04/15公開
頻拍で来院したステージDのシーズー
もともと心雑音がありましたが治療はされず、現在に至った症例です。この患者の主訴は頻拍で、心拍数が300回程度ある事が特徴です。治療はトラセミドの増量により心臓への負担が軽減できた事がポイントで、内科治療により長期生存が可能となったシーズーの症例について解説します。
整形
image image 大腿骨遠位成長板骨折の整復手技[骨模型を用いた手順解説]
枝村一弥
2021/04/15公開
大腿骨遠位成長板骨折の整復手技[骨模型を用いた手順解説]
大腿骨遠端骨折に対する、クロスピン法について解説します。先ずは遠位の骨折片をポイント骨鉗子で保持し、テコの原理を用いて整復していきます。ピンは長趾伸筋付着部のやや近位とその対照の位置から刺入させることがポイントです。刺入したピンは骨折端の近位でクロスするように行いますが、骨折線より遠位でクロスさせてしまうとその強度は弱まるため、角度には十分気をつけましょう。
検査法
image image [神経学的検査法]姿勢反応・姿勢性伸筋突伸反応
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]姿勢反応・姿勢性伸筋突伸反応
姿勢性伸筋突伸反応を確認します。胸の部分から持ち上げ、やや前方に後肢を振り下ろして重心の取れる位置まで後退させます。両足に体重が少し乗る程度で持ち上げ、自ら足を動かし重心を取ろうとする反応を調べます。「姿勢反応」の検査で行う全ての項目は、「神経疾患による異常」を判断する上で役に立ちます。その異常は片側性・両側性、前方・後方、前肢・後肢にあるのかを確認します。