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  • 2021/06/15公開
  • 岩田宗峻
    岐阜大学応用生物科学部獣医臨床放射線学研究室 助教
    岩田宗峻
    日本大学生物資源科学部獣医学科を卒業後、日本獣医生命科学大学大学院獣医生命科学研究科にて獣医学専攻博士課程(PhD)を修了。現在は、岐阜大学応用生物科学部獣医臨床放射線学研究室で助教を務める。

軟部組織の縫縮と踵部を固定(造溝)した整復

浅指屈筋腱脱臼は整形外科疾患の中でも比較的マイナーな疾患に分類され遭遇率は低いかと思われますが「原因不明」などの理由で、整形外科の二次診療施設に紹介されるケースが多いかと思います。我々二次診療施設に従事する獣医師にとってもマイナーな疾患ゆえに“見逃す“ことが時々見られますが”見落とし“をすることがなく、どのような治療法があるのかを認識していただくために、2つの症例をご紹介させていただきます。この映像では「柴犬」での症例をご紹介します。

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膝蓋骨内方脱臼(Grade4)のポメラニアンに対する外科治療
この症例は若齢のポメラニアンで、左後肢跛行を主訴に来院しました。症状は悪化傾向にあり、跛行から間歇的挙上をしている状態です。各種検査結果から、大腿骨の内反変形を伴う「左側膝蓋骨内方脱臼(Grade4)」と診断し、治療法については、膝蓋骨の整復と大腿骨矯正骨切りを行なっております。検査から治療について、一連の流れに沿って解説します。
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右側の肩関節脱臼を呈したトイ・プードルに行った外科治療について解説します。患者は間欠的な脱臼(亜脱臼)が生じるということで、関節面には変形性の関節症の所見が認められ、肩関節固定行いました。肩関節固定を行うと可動域制限がかかりQOLが悪化すると言われておりますが、実際のところQOLは改善し歩様は良好となりました。
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ここでは尺骨の早期閉鎖についてお話しさせていただきます。教科書的には、大型犬で内側鉤状突起の離断であったり、肘突起の離断で語られることが多いかと思いますが、最近は小型犬でも見受けられるようになりました。治療法は年齢によって異なり、その治療法についての情報は少ない現状があります。今回は6ヶ月齢のチワワの症例を用いて、手術映像を用いながら解説します。