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  • 2022/11/01公開
  • 磯野新
    動物医療センター元麻布 院長
    磯野新
    日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科を卒業後、同大学外科学研究室整形外科研究生を修了。2020年より同研究室整形外科大学院に在籍し研究を続ける傍ら、当センター院長に就任。整形と神経外科を専門とする。(Synthes Vet Spine Seminar 修了/Synthes Vet TPLO Seminar 修了/AOVET Course - Advanced Techniques in Small Animal Fracture 修了)

ピンニング法の適応基準と整復方法を理解する

猫の指の骨折は比較的多い骨折かと思います。整復方法はいくつかありますが、ここではピンニング法について解説します。この整復方法は教科書などでは細かく書かれておらず、また難易度が高いケースなどもあります。ここでは4歳8ヶ月の猫の症例を用いながら、私自身が行っている整復方法やポイントをお伝えします。
犬と猫の「整形外科」シリーズ

CASE 1

犬の脛骨近位成長板骨折の
整復法

CASE 2

猫のモンテジア骨折の
整復法

CASE 3

犬の肘頭骨骨折の
整復法

CASE 4

猫の中足骨骨折の
整復法

CASE 5

犬の中手骨骨折の
整復法

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