新着動画一覧
神経
2021/04/15公開
FMDと後頭骨再建術を施した脊髄空洞症の若齢チワワ
患者は若齢のチワワで、各種検査結果からCOMS(尾側後頭骨奇形症候群)から引き起こされたであろう脊髄空洞症、脳室拡大(頭蓋内圧更新症)が併発していました。当院では若齢である場合は積極的な外科的治療を行なっており、また脊髄空洞症の再発を防ぐため「FMD(大後頭孔拡大術)」を行った後に「後頭骨再建術」を行なっています。手術動画はダイジェスト版になりますが、診断から治療後まで、診療の流れに沿って解説します。
外科
2021/04/15公開
慢性外耳炎のコッカーに対する外耳道切除
ここでは、慢性外耳炎を発症し内科治療に反応せず、半年前から排液が認められ外科治療を希望され、当院に紹介いただいたアメリカンコッカー・スパニエルの外科治療について解説します。全耳道切除は合併症が非常に多く発生する手術となり、神経の損傷や深部感染、出血など注意が必要な手術です。手術映像を介して、注意すべきポイントや効率的な手法などについて解説します。
内科
2021/04/15公開
震え・下痢・食欲不振を呈する中年齢トイプードル
震え・下痢・食欲不振で来院したトイ・プードルの症例について解説します。支持療法・対処療法で改善しなかったため当院をご紹介いただきました。臨床兆候を基に診断推論を行ない、検査結果の解釈の仕方について解説します。非常にシンプルな疾患症例ですが、様々な所見に対する考え方や画像診断が重要なポイントになる症例です。
循環器
2021/04/15公開
[概論] 僧帽弁閉鎖不全症について
いくつかの僧帽弁不全症について症例解説を行なっていきますが、ここでは基本概略について解説します。僧帽弁鎖不全症のイメージ、基本的な診断の仕方、超音波検査の診断の仕方を中心に概論についてお話しします。
整形
2021/04/15公開
肩関節脱臼を呈するトイプードルに対する外科治療
今回紹介する症例は、右前肢跛行で来院したトイ・プードルです。検査から肩関節脱臼と診断されましたが、顕著な関節の異形成が認められたため、通常行う整復方法(上腕二頭筋腱転移やアンカースクリュー)は対応が難しいと判断し、今回は関節固定術を適用しています。治療の流れに沿って、整復画像を中心に解説します。
循環器
2021/04/15公開
他院で心雑音を指摘されたスフィンクス
この症例は他院で心雑音を指摘され、心臓精査のため本院を受診した猫について、診断をどう進めるかについてお話ししていきます。心雑音を基に初期鑑別診断リストの作成と精査を行い、検査プランを立て検査を実施していきます。本症例を通じてどのような流れで診断を行なっていくのかを解説したいと思います。
神経
2021/04/15公開
完全内視鏡下手術を行なった急性椎間板ヘルニアのM.ダックス
患者は典型的な急性椎間板ヘルニアを発症しており、診断から治療までの流れがとてもシンプルですが、ピットフォールを常に頭に入れ、見落としのないように診断をすることが大切です。当院では患者への負担を軽減するため、内視鏡下での手術も行っており、今回は完全内視鏡下で行なった椎間板ヘルニアの手術について解説します。
神経
2021/04/15公開
頚部痛とふらつきを示す7歳齢チワワ
この症例は頚部痛とふらつきを示す犬の一例ということで解説をさせていただきます。今回の症例は同じような主訴を示す症例が来院した時に、どのような検査を進めていけばいいのかを知るきっかけになればと思い解説します。MRIやCT画像もあるので二次診療で勤務される先生はもちろんのこと、一次診療施設においても実施可能、かつ有用な検査についてもご紹介します。
内科
2021/04/15公開
高カルシウム血症・発熱を呈する高齢M.ダックス
高齢のミニチュア・ダックスフントで、慢性的な沈鬱と行動の変化が認められた症例について解説します。この症例のポイントは「膵炎とカルシウム」です。症状から幅広い初期鑑別診断が必要となる症例でしたが、これらの鑑別診断や治療選択を行う過程は、皆さんが日常診療で多く実施していることと同じです。考え方の整理、診断に必要な検査や治療の流れについて一緒に考えてみましょう。
整形
2021/04/15公開
膝蓋骨内方脱臼(Grade4)のMix犬に対する外科治療
膝蓋骨内方脱臼は一般臨床で多く見られる整形外科疾患ですが、Grade4になるとその手術方法のレベルが一気に上がり、良好な成績に結びつかない場面を見かけます。今回は当院で行なっているグレードⅣの膝蓋骨内方脱臼に対し「矯正骨切術」を併用して行った整復方法について、ポイントとなる手術画像を用いて解説します。
病理
2021/04/15公開
細胞診検査の概要と標本作製
細胞診検査についてお話しします。まず概要については動物への負担が少なく、迅速・簡便に行えること・経済的であることが特徴です。標本のクオリティ、評価能力、臨床情報が必要ですが、これらの技術を上げることでより精度の高い細胞診を実施することが出来ます。細胞診標本の作製方法にはいくつかの製作方法があり、ここでは代表的な生検方法や標本の作製方法、染色方法について動画を交え解説します。
循環器
2021/04/15公開
1ヶ月前から排便時に失神を起こすトイプードル
今回は「失神する犬」というテーマについてお話します。”失神”という症状について、その原因は「脳」なのか「心臓」なのかという相談をいただくことがあります。失神や発作などは、多くの場合「脳神経の疾患」や「循環器の疾患」が原因だと考えられますが、なかなか判断がしにくいところだと思います。今回は「心臓病性の失神」について、どのような診断プロセスで考えていくのかをこの症例を通じてお伝えします。