新着動画一覧

皮膚
image image 症例からみる丘疹の見方と治療[PART2]
村山信雄
2021/12/01公開
症例からみる丘疹の見方と治療[PART2]
この映像では、丘疹の好発犬種であるフレンチブルドッグの症例についてご紹介たします。毎年繰り返す赤いぶつぶつの症状に対して、皆さんはどんな病態を考えますか?その病態からどんな鑑別疾患を優先順位で考えられますか?臨床像からどのように診断していきますか?どんな治療法に適応されますか?これらについて、本実症例を見ながら詳しく解説していきます。
神経
image image 両後肢のふらつきを認めた雑種猫
小畠結
2021/11/15公開
両後肢のふらつきを認めた雑種猫
ここでは、猫の脊髄リンパ腫の症例について解説します。猫の脊柱管内腫瘍ではリンパ腫が多く、その場合他の臓器(特に腎臓)でもリンパ腫を認めるケースが多くあります。CTやMRIがない場合は、腎臓のエコー検査をしっかりと行い、異常が認められる場合はFNAなどを行うと診断率が向上します。今回ご紹介する「猫の両後肢のふらつき」を示す症例を見かけた場合は、本症例を一つの参考にしていただければと思います。
エキゾ
image image 鳥類の卵塞(ベーシック編)
小嶋篤史
2021/11/15公開
鳥類の卵塞(ベーシック編)
ここでは鳥類の診療についてお話ししていきたいと思います。ここではベーシック編として「オカメインコの卵塞」についてお話しします。近年、鳥は愛玩動物の一種として飼育率が上昇傾向にあり、鳥の診療を行っていない病院でもお問い合わせなどあるのではないでしょうか。鳥の診療を知ってもらうこと、正しい治療を行なっていただくことを目的に症例を通じてお伝えします。
整形
image image 膝蓋骨内方脱臼に対する外科的治療(前編)
磯野新
2021/11/15公開
膝蓋骨内方脱臼に対する外科的治療(前編)
ここでは2歳齢のトイプードルに行った膝蓋骨内方脱臼の整復について「アプローチから滑車溝形成術」までの解説を行います。犬の関節疾患では遭遇率の高い疾患かと思います。手術の有無については意見の分かれるところですが、グレード2以上の症状がある場合は外科的治療を積極的に行った方が良いかと考えます。
救急
image image 左心房破裂と前肢動脈血栓塞栓症の併発を疑った犬
杉浦洋明
2021/11/15公開
左心房破裂と前肢動脈血栓塞栓症の併発を疑った犬
今回は左心房破裂と前肢動脈血栓塞栓の併発を疑った犬というテーマで、左心房破裂をポイントに解説します。犬が左心房破裂するという状況は、僧帽弁逆流が起こり、左心房壁の損傷・亀裂が発生、そこから血液が流出し心タンポナーデが起こるという流れになります。ごく稀な救急疾患ではありますが、近年この疾患の発症報告は増えています。発症率や予後についての見解は定まっておりませんが、頭の片隅に入れておいてほしい疾患です。
循環器
image image MVD犬における全身麻酔の評価
堀泰智
2021/11/15公開
MVD犬における全身麻酔の評価
この症例は高齢のトイ・プードルで、MVD(僧帽弁閉鎖不全症)の治療中に乳腺腫瘍が発症し、手術適応の評価を求められ当院に来院しました。私自身が手術を行わないため「手術適応=全身麻酔」の評価をすることは難しく、慎重に精査しお伝えするようにしています。私の中の決め事として、肺水腫や肺高血圧症が認められ、また慢性心不全に伴う合併症がある場合は、全身麻酔を推奨しないようにお伝えしています。
神経
image image 脳浸潤した鼻咽頭リンパ腫の猫の一例
中田浩平
2021/11/01公開
脳浸潤した鼻咽頭リンパ腫の猫の一例
この解説では「鼻咽頭リンパ腫の頭蓋内浸潤を起こした猫」についてお話しします。この疾患は鼻水やくしゃみ、涙が出るなどの初期徴候が特徴で、不定愁訴のような症状から始まることも多く、神経症状が見られる時にはかなり進行している場合があります。猫の腫瘍性疾患はリンパ腫の存在を考慮し、生検など確定診断ができる方法を検討することが重要です。
循環器
image image ふらつきと失神を主訴に来院したT.プードル
岩永孝治
2021/11/01公開
ふらつきと失神を主訴に来院したT.プードル
この症例は、ふらつきと失神を主訴に来院した5歳避妊雌のトイ・プードルです。来院時の状態は悪くなく、呼吸状態、舌の色は良好で心雑音も見られませんでしたが、血液検査ではヘマトクリット値が異常に高く「多血症」が見られました。短絡疾患は「心臓の雑音が出ないことが多い」ということが特徴なので、気付かずに病気が進行することがよくあります。
画像
image image 犬の心臓のX線検査(1)
石川雄大
2021/11/01公開
犬の心臓のX線検査(1)
ここで心陰影の大きさの評価、特にVHSについてお話しします。VHSとは「Vertebral Heart Size:脊椎心臓点数測定法」といって、胸部X線検査で「心臓の拡大程度を評価する」という有効的な計測方法です。誤った測定をすると評価に用いることができないため、正しい測定方法をしっかりと知ることが重要です。
検査法
image image [神経学的検査法]脳神経・威嚇瞬目反応
長谷川大輔
2021/11/01公開
[神経学的検査法]脳神経・威嚇瞬目反応
ここでは威嚇瞬目反応の検査方法について解説します。犬の正面に立ち、外側方向から叩くフリをして視神経に刺激を与えます。検査は片眼で行い、それぞれの眼を刺激し瞬きの有無を確認します。この検査は「片眼の反応」を確認する検査なので、両眼を同時に検査することは意味がありません。瞬きをしないなどの反応が現れた場合は脳神経の問題が考えられます。
外科
image image 雑種犬の消化管内異物
小材祐介
2021/11/01公開
雑種犬の消化管内異物
ポイントとしては、通常の消化管異物は一般の臨床経験があれば概ね処置が簡単にできると思いますが、今回紹介する症例はややイレギュラーなタイプになります。癒着が重度におきている場合には、様々なプランを考えて手術を行う必要があります。癒着箇所を正確に剥離し、消化管を露出させるまでのアプローチがスムーズに行えれば問題はありませんが、剥離に時間がかかり予想以上に出血が多くなってしまうなども想定しなければなりません。状態を的確に判断し、迅速手術を行っていくことが必要です。
循環器
image image [オペ解説] T.プードルに行った僧帽弁形成術の解説(6/6)
井口和人
2021/10/15公開
[オペ解説] T.プードルに行った僧帽弁形成術の解説(6/6)
この最後の回では手術後の管理と経過についてお話しします。この手術は術後にしっかりとした管理が必要です。肺または脳からの出血や肺障害が出やすいことが懸念点となります。sのためにも貧血の進行具合や心電図評価、心拍の詳しい評価と観察が非常に重要です。術後の経過と合わせ、管理についての重要性についてお話しします。