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  • 2022/05/15公開
  • 赤木浩之
    YPC東京動物整形外科病院 外科部長
    赤木浩之
    東京農工大学農学部共同獣医学科を卒業後、日本獣医生命科学大学大学院獣医学専攻博士課程を修了。同大学外科学教室大学院特別研究生を経て、AO VET Small Animal Principles Courseを修了。現在はYPC東京動物整形外科病院にて専門外科を専門に活躍中。

解剖的な知識が必要

関節鏡検査は低侵襲でありながら、精度の高い検査結果を得られることが利点の一つです。但し、視野が狭く「異変性な軟骨損傷」や「靭帯損傷」を起こりうるので、構造物を予め理解しておくことが前提となり、解剖的な知識も必要になります。ここでは実際の関節鏡検査動画を見ながら、関節穿刺のコツ、膝関節鏡検査の流れに沿ったアプローチ法・注意点・構造物確認のポイントなどを詳しく解説していきます。

全2回シリーズ

〜準備編〜

  内容 ・有用性と特徴
     ・準備する器具
     ・患者のポジショニング
     ・患者に対する術前準備
     ・検査の流れ

〜実践編〜

  内容 ・検査の流れ
     ・関節穿刺
     ・手順についての動画解説
     ・関節内構造物の確認
     ・総括

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