

- 2022/04/15公開
整形
橈尺骨骨折の治療 -遠位が短いタイプの橈尺骨骨折-
関連動画
外科
門脈体循環シャントのパピヨン


小材祐介
門脈体循環シャントのパピヨン
この症例は2歳のパピヨンで、他院で門脈シャントと診断され、セカンドオピニオンで紹介来院しました。この手術のポイントとしては、細くて長いタイプのシャント血管であった場合、通常一回で結紮してしまえば手術で終了になります。それ以外の手技が必要なくなりますが、このタイプの血管にどういったアプローチするのかがひとつ重要になってきます。今回は胃を牽引してその左側の奥を覗いであげることが手技のポイントになります。
外科
猫の上腕骨骨折に対する外科的治療


小材祐介
猫の上腕骨骨折に対する外科的治療
最近は多くの手術映像を簡単に見ることができますが、今回紹介する「髄内ピン・サークラージワイヤー法」は極めて少ないように感じます。この手術は適応基準が厳しく、その手法を間違えると固定力の低下や逆効果になることが知られています。ここでは上腕骨骨幹部螺旋骨折で来院した雑種猫について、手術映像を中心に解説します。繰り返しになりますが、手術適応の判断を安易行わないように気をつけてください。
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門脈体循環シャントの雑種犬


小材祐介
門脈体循環シャントの雑種犬
門脈体循環シャントに関する解説は、今回で3例目になります。ここでは「左胃静脈と奇静脈のシャント」について、雑種犬1歳不妊雌の症例をご紹介します。今回も手術映像を中心に、注意点や確認の手順を交えながらお伝えします。また完全結紮した後に門脈圧が上昇し過ぎていないか、腹水等が出ていないか、容態が変化していないかなど、術後経過を観察する事にも注意が必要です。
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猫のモンテジア骨折の整復法


磯野新
猫のモンテジア骨折の整復法
この疾患は、教科書的に「橈骨脱臼を伴う近位尺骨の骨折」と解説され、比較的猫に多い疾患です。他の骨折疾患よりも難易度の高い治療を求められますが、合併症を防ぐなどのポイントをおさえれば難しくはないのかと思っています。ここでは1歳の猫を挙げ、手術映像を中心に整復方法を解説します。
整形
脛骨近位成長板骨折の整復法


磯野新
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脛骨近位成長板骨折は比較的多い疾患であるのではないでしょうか。この疾患の特徴は、直ぐに骨癒合が始まってしまうため治療を早期に行う必要があります。ここでは5ヶ月齢のトイ・プードルの症例を挙げ診断所見、整復方法について手術映像を用いながら解説します。
整形
中足骨骨折の整復法


磯野新
中足骨骨折の整復法
猫の指の骨折は比較的多い骨折かと思います。整復方法はいくつかありますが、ここではピンニング法について解説します。この整復方法は教科書などでは細かく書かれておらず、また難易度が高いケースなどもあります。ここでは4歳8ヶ月の猫の症例を用いながら、私自身が行っている整復方法やポイントをお伝えします。