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神経
image image 下垂体腫瘍、精査する?しない?その目的は?
中島裕子
2021/06/01公開
下垂体腫瘍、精査する?しない?その目的は?
犬のクッシング症候群の多くはPHD(下垂体性クッシング症候群)です。ですが、クッシング症候群の犬に「下垂体の精査をしましょう」と提案をするのは簡単ですが、どういう場合に精査が適応になって、何を持って精密検査をするのかが重要になります。検査自体が、麻酔をかけたり、MRIやCTにかけるなどハードルが高い検査が必要なため、次につながるための、目的を持った精密検査を行う必要があります。
画像
image image 超音波装置の選び方
竹内充彦
2021/06/01公開
超音波装置の選び方
臨床現場において画像診断は有用な方法であり、その診断装置の種類は様々です。日本国内では多くのメーカーが存在し、機能や性能は異なります。このコンテンツでは超音波装置の選び方について、ポイントや選択基準、機能などについてお話しします。
循環器
image image 心雑音の精査で来院したキャバリア
岩永孝治
2021/06/01公開
心雑音の精査で来院したキャバリア
この症例は心雑音の精査で来院した8才去勢雄のキャバリアです。収縮期の心雑音はグレードⅢで、実際超音波で見ると左心系が大きく、僧帽弁が逸脱し腱索が切れている所見が得られました。今回は飼い主様の要望もあり手術を行いましたが、手術の適応について症例を通じポイントを解説します。
検査法
image image [神経学的検査法]脳神経・顔面の対称性
長谷川大輔
2021/06/01公開
[神経学的検査法]脳神経・顔面の対称性
顔面の対称性について確認を行います。対称性を確認するため、犬の正面から観察します。視診と触診で「表情筋」の左右が対照的になっているかを確認します。次に「側頭筋」「咬筋」を観察しながら、左右で不対象が無いかどうかを観察します。顔面筋の萎縮や歪みなどがある場合は脳神経に何らかの問題があると考えられます。
神経
image image 急性後肢麻痺を呈したMix犬
中田浩平
2021/05/15公開
急性後肢麻痺を呈したMix犬
神経疾患を疑った場合、CTやMRIといった画像診断を行うことはとても有用であり、有効な手段として活用されています。しかし神経疾患を発病する原因は様々なため、画像診断だけで疾患原因を特定することありません。ここでは基礎的な検査を疎かにしてはいけないことを学ばされた症例について解説します。
神経
image image 粘稠度の高い白い泡状の吐物を吐出するチワワ
小畠結
2021/05/15公開
粘稠度の高い白い泡状の吐物を吐出するチワワ
吐出の原因として、巨大食道症が多いことは比較的認知されているかと思います。食道拡張を起こす原因疾患の中に重症筋無力症が挙げられ、その診断には“抗アセチルコリンレセプター抗体価“の測定を行いますが、その評価は注意して行う必要があります。今回はその例について症例を通じお伝えします。
外科
image image 原発性(特発性)巨大結腸症の雑種猫に対する外科的治療
小材祐介
2021/05/15公開
原発性(特発性)巨大結腸症の雑種猫に対する外科的治療
今回は原発性(特発性)巨大結腸症の猫に行った「結腸亜全摘出手術」について解説をします。この疾患は、食餌管理や消化管運動改善薬、緩下剤などの内科療法が適用となりますが、改善や効果が得られない場合は外科療が選択されます。手術映像を中心に、組織の取り扱い方法やポイント、手順について解説します。
内科
image image 無症状・胆嚢に病変を呈する高齢のM.シュナウザー
金本英之
2021/05/15公開
無症状・胆嚢に病変を呈する高齢のM.シュナウザー
健康診断で肝酵素上昇を認め、エコー検査を実施したところ胆嚢に病変が認められた12歳のM.シュナウザーについて解説します。正確な胆嚢粘液嚢腫のエコーの診断については、胆嚢の体積や収縮率を定量的に、また数値で表すなどしっかりとした評価を行いながら経過観察を行うことが重要です。
病理
image image 細胞診標本の見方
盆子原誠
2021/05/15公開
細胞診標本の見方
ここでは細胞診標本の見方について解説します。標本の評価で必ず理解しておかなければいけないことは「炎症性病変」で、その炎症のタイプは様々あります。腫瘍性病変は非炎症性病変に含まれますが、その分類も重要です。細胞診標本をしっかりと評価できるようにそれぞれの理解を深めましょう。
整形
image image 骨折整復後に骨癒合不全を発症したCKCS
岩田宗峻
2021/05/15公開
骨折整復後に骨癒合不全を発症したCKCS
今回は「自家骨移植」についてお伝えします。症例は骨折整復後に骨癒合不全を発症した、骨が活性を失い、溶けて消失してしまう状態のCKCSです。骨癒合不全の治療を行う際には、感染の評価と骨の生物学的活性の評価が重要で、感染が認められる場合は原則、感染の制御後に再建を計画します。
循環器
image image 虚脱・失神を発症するM.ダックスフンド
岩永孝治
2021/05/01公開
虚脱・失神を発症するM.ダックスフンド
紹介医の病院で、僧帽弁閉鎖不全症の治療を行なっていたところ、急に虚脱・失神を発するようになり当院に来院した症例について解説します。残念ながらこの患者は左房破裂による心タンポナーデが発症しMRの悪化に伴い内科治療を行いましたが亡くなってしまいまいた。心タンポナーデの改善に伴い、容量の負荷が増えMRが悪化し肺水腫になるなど、その点に注意しながら治療を行う必要があります。
神経
image image レム睡眠時に発症する犬の行動異常症
中島裕子
2021/05/01公開
レム睡眠時に発症する犬の行動異常症
今回ご紹介する症例は一般臨床でも“希”な疾患だと私自身思っていましたが、当院では何回か同じような兆候で来院する患者が意外に多く、実は潜在的にこの症例が多いのではないかと感じています。ヒトでは「夢遊病」の分類にあたるこの疾患について、この解説を通じ、発想として、引き出しとして持っておく、知っておいてもらえればと思います。