[#神経学的検査法] 検索結果

神経
image image 神経学的検査法2〜観察I〜
長谷川大輔
2023/09/01公開
神経学的検査法2〜観察I〜
このセッションは「Hands-Off検査(観察検査)」を解説します。1つ目に意識の確認です。4段階の覚醒レベルについて実際の動画をご紹介します。2つ目に知性・行動について学びます。周囲の認知・飼い主様との関係や異常行動などについて、飼い主様からヒアリングしながら観察します。最後に姿勢を見ますが、9つの特徴を把握するとともに、捻転斜頸について詳しく解説します。
検査法
image image [神経学的検査法]脊髄反射・橈側手根伸筋反射
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]脊髄反射・橈側手根伸筋反射
橈側手根伸筋反射の検査です。この検査は前肢で最も信頼性の高い伸展反射ですが、反応がわずかなために見落としてしまう場合があります。打診槌で橈側手根伸筋を叩くと、手根部に反応が出ます。打診槌で強く叩きすぎないようにしてください。反射が低下か喪失の場合は橈骨神経もしくはC7、C8、T1脊髄分節、神経路の病変の存在を示唆します。
検査法
image image [神経学的検査法]脳神経・顔面知覚
長谷川大輔
2022/08/15公開
[神経学的検査法]脳神経・顔面知覚
ここでは顔面知覚の検査について解説します。この検査は上顎及び下顎の口唇を、爪やピンセットなどでつまみ、痛みを感じているかを確認します。痛みがある場合は拒否反応を示すので分かりやすいかと思いますが、上顎の口唇をつまんでも反応が出ない場合があるので、このような場合は鼻の穴を刺激します。「こより」などを用いて反応を確認しましょう。この検査では、三叉神経の反応の有無を確認するために行います。
検査法
image image [神経学的検査法]脊髄反射・膝蓋腱反射
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]脊髄反射・膝蓋腱反射
膝蓋腱反射の検査です。膝蓋骨の下の膝蓋骨直靱帯を打診槌で打診し、ひざ下が蹴り上がる反応を確認してください。緊張している犬は強く反応することが多いです。横臥位にすることが難しい場合は、抱き上げたり椅子に座らせて実施することも可能です。膝蓋腱反射が”弱い”か”消失”の場合、大腿神経もしくはL4-L6脊髄分節、神経路の病変の存在を示唆します。
検査法
image image [神経学的検査法]脊髄反射・会陰反射
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]脊髄反射・会陰反射
会陰反射、肛門反射ですが、肛門の端を摘むとお尻の穴が閉まり、尻尾が下がってきます。対側も同じように行い同じ反応が起こるかを観察します。対側を摘む強さは変わらないよう、同じ強度で摘むようにしてください。反射が消失している場合、陰部神経やS1-S3の脊髄分節に対するLMN傷害が示唆され、尿失禁、便失禁が引き起こされます。
神経
image image 神経学的検査法3〜観察II〜
長谷川大輔
2023/09/01公開
神経学的検査法3〜観察II〜
この動画では「Hands-Off検査(観察検査)」の観察項目に必要な「歩様」について、跛行・運動失調・不全麻痺の違いについて説明します。さらに、自分の意図しない行動「不随意運動」についても詳しく解説。全てにおいて実際の動画を見ながら進むので非常に理解が深まります。最後に、筋肉の状態を確認するために必要な触診についても学びます。
検査法
image image [神経学的検査法]脳神経・眼瞼反射
長谷川大輔
2021/07/01公開
[神経学的検査法]脳神経・眼瞼反射
眼瞼反射を確認するには内眼角・外眼角を刺激した時に瞬きをするかを観察します。刺激を与える際は、刺激するもの(指や綿棒)を見せないように、正面ではなく頭の後ろから行います。刺激をしたにも関わらず瞬きをしない場合は、脳神経に何らかの疾患があると考えられ、他の脳神経検査(特に目に関する検査項目)と合わせ総合的に判断します。
神経
image image 神経学的検査法7〜脳神経検査II〜
長谷川大輔
2023/12/01公開
神経学的検査法7〜脳神経検査II〜
この動画は、引き続き「脳神経検査」です。「瞳孔の対称性」「対光反射」の検査では、詳しい図解を用いて、正常な状態/片側の視神経病変/視交叉病変/片側の動眼神経病変を解説するとともに、緊急時の瞳孔サイズについておさらいします。「斜視」の観察では、外斜視/回転斜視/内斜視/頭位変換性斜視について、「眼振」の観察では律動性眼振(水平・垂直・回転・振り子)について映像で解説します。
検査法
image image [神経学的検査法]脳神経・威嚇瞬目反応
長谷川大輔
2021/11/01公開
[神経学的検査法]脳神経・威嚇瞬目反応
ここでは威嚇瞬目反応の検査方法について解説します。犬の正面に立ち、外側方向から叩くフリをして視神経に刺激を与えます。検査は片眼で行い、それぞれの眼を刺激し瞬きの有無を確認します。この検査は「片眼の反応」を確認する検査なので、両眼を同時に検査することは意味がありません。瞬きをしないなどの反応が現れた場合は脳神経の問題が考えられます。
神経
image image 神経学的検査法10〜脳の局在診断〜
長谷川大輔
2024/02/01公開
神経学的検査法10〜脳の局在診断〜
この動画では「脳の局在診断」について解説します。ここでは、脳を前脳、脳幹、小脳、前庭の大きな4つの区分に分け、主な機能、機能不全の異常徴候、および臨床徴候と関連病変部位についてまとめてご紹介し、さらに異常行動の場合行う神経学的検査についてご解説します。
検査法
image image [神経学的検査法]姿勢反応・姿勢性伸筋突伸反応
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]姿勢反応・姿勢性伸筋突伸反応
姿勢性伸筋突伸反応を確認します。胸の部分から持ち上げ、やや前方に後肢を振り下ろして重心の取れる位置まで後退させます。両足に体重が少し乗る程度で持ち上げ、自ら足を動かし重心を取ろうとする反応を調べます。「姿勢反応」の検査で行う全ての項目は、「神経疾患による異常」を判断する上で役に立ちます。その異常は片側性・両側性、前方・後方、前肢・後肢にあるのかを確認します。
検査法
image image [神経学的検査法]脊髄反射・引っこめ反射
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]脊髄反射・引っこめ反射
後肢および前肢の引っ込め反射の確認は、水かきの部分または肉球の部分を軽く摘み反応を確認します。交叉伸展反射を見極めるために対側の足は保定しないようにしてください。 後肢の反射が低下する場合、坐骨神経やL6-S2の脊髄分節または神経根のLMN病変の存在を示唆しています。前肢の反射が低下する場合、腕神経叢全体と頸膨大(C6-T2)の機能の評価に利用します。前肢は多くの神経が関連しているので、大まかな評価として考えます。
神経
image image 神経学的検査法9〜脊髄と末梢の局在診断〜
長谷川大輔
2024/02/01公開
神経学的検査法9〜脊髄と末梢の局在診断〜
これからは、神経学的検査の所見から病変部位を推定する局在診断についてお話をします。この動画は、「脊髄と末梢の局在診断」です。運動神経系にはアッパーモーターニューロン、ロアモーターニューロンに分かれていて、それぞれの役割と関係性、そして障害された場合の徴候をご紹介、さらにUMNとLMNを使った病変部位の考え方、診断のポイントについてわかりやすくご解説します。
検査法
image image [神経学的検査法]脳神経・角膜反射
長谷川大輔
2021/07/15公開
[神経学的検査法]脳神経・角膜反射
角膜反射を確認する方法です。綿棒など先が柔らかい物で角膜に触れ、眼球が後引(こういん)し、瞬きをするか確認します。眼球が後引するかを確認するには、瞬きを起こさないように眼瞼を広く開けた状態で角膜に軽く刺激を与えます。眼瞼反射と同様、刺激しても瞬きをしない場合は脳神経に何らかの問題があると考えられます。
検査法
image image [神経学的検査法]脳神経・斜視・眼振
長谷川大輔
2022/03/15公開
[神経学的検査法]脳神経・斜視・眼振
ここでは斜視と眼振の検査方法について解説します。正面に立ち、両眼の眼振の有無を確認します。また首を左右、上部に振り、頭の向きに合わせて眼球がついてくるかを確認します。ポイントは検査中、他に意識をさせないように行うことが重要です。斜視や眼振が見られた場合は前庭疾患や脳腫瘍が疑われます。
検査法
image image [神経学的検査法]知覚・知覚過敏
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]知覚・知覚過敏
これは知覚過敏の検査は動物を立たせ、背骨の棘突起の両脇および横突起の部分に1椎体ずつ圧迫していきます。痛がる場合は腹筋に力が入るので、腹筋にあてた手の感覚で確認します。最後に首を上下左右させ可動域を確認します。頸部に疼痛が見られる場合、一般的には、頸部脊髄、頸髄の神経根、髄膜の圧迫性・炎症性疾患が。またその他で疼痛がある場合、椎間板疾患、椎間板脊椎炎、脊椎腫瘍などの病変の部位特定に有用です。
神経
image image 神経学的検査法4〜Hands-On検査I〜
長谷川大輔
2023/09/01公開
神経学的検査法4〜Hands-On検査I〜
ここからは「Hands-On検査」を解説します。意識的プロプリオセッションは、神経学的検査の大きな目的である“神経疾患であるか否か”を判断するために重要な検査です。末梢から脳までの経路と分岐をイラストで再確認しつつ、各検査のコツを動画を交えて解説します。さらに、跳び直り反応・踏み直り反応・姿勢性心筋突伸反応を解説し、最後に実際の検査動画を見ながらご覧の先生方に評価を考えていただきます。
検査法
image image [神経学的検査法]知覚・表在痛覚
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]知覚・表在痛覚
痛覚、視覚の検査ですが、ここでは痛みに対する本人の対応を評価します。鉗子などで指端の皮膚を引っ張った時に痛がるかどうかの観察をします。表在痛覚が無かった場合は指の骨ごとをつまみ、深部痛覚に反応があるかを見ます。知覚の検査項目には表在痛覚、深部痛覚、知覚過敏があり、特に深部痛覚は神経学的異常の重症度を図る上で重要な項目になります。
神経
image image 神経学的検査法1〜神経学的検査の基礎〜
長谷川大輔
2023/09/01公開
神経学的検査法1〜神経学的検査の基礎〜
神経学的検査の最大の目的は「病変部位の特定」です。この動画では、神経学的検査の目的・脳から脊髄にかけて検査から特定できる部位、検査表を用いた評価の方法といった基礎的な内容をおさらいします。ここではさらに、神経疾患の分類、発症からの経過時間おける各疾患の変化・進行をグラフやチャートでわかりやすく解説し、考え方の整理を行います。
検査法
image image [神経学的検査法]姿勢反応・跳び直り反応
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]姿勢反応・跳び直り反応
跳び直り反応は、検査する方の脚を着地させておき、外側方向へ体軸を移動させ飛び直りするかを確認します。検査は四肢全てを行いますが、内側方向への飛び直りは反応が悪いため評価することはできません。大型犬の場合は無理に持ち上げず、横へ移動させるだけである程度の評価ができます。「姿勢反応」の検査で行う全ての項目は、「神経疾患による異常」を判断する上で役に立ちます。その異常は片側性・両側性、前方・後方、前肢・後肢にあるのかを確認します。
神経
image image 神経学的検査法8〜その他の検査〜
長谷川大輔
2023/12/01公開
神経学的検査法8〜その他の検査〜
この動画は、2種類の痛覚検査法をご紹介し、排尿機能の検査におけるポイントと注意点についてご解説します。
神経
image image 神経学的検査法5〜Hands-On検査II〜
長谷川大輔
2023/12/01公開
神経学的検査法5〜Hands-On検査II〜
この動画では「脊髄反射」について解説します。この場合、伸展反射と屈曲反射をセットで評価することが大切です。さらに椎骨番号と脊髄番号の数え方について、神経科とそれ以外では番号の認識が異なることを覚えておきましょう。「膝蓋腱反射」「橈側手根伸筋反射」「引っ込め反射」「交叉伸展反射」「会陰反射」「皮筋反射」について実際の映像を用いて方法と評価をお伝えします。
検査法
image image [神経学的検査法]脊髄反射・前頸骨筋反射
2021/04/15公開
[神経学的検査法]脊髄反射・前頸骨筋反射
前頸骨筋反射と腓腹筋反射の検査ですがそれほど信頼性の高い検査ではありません。反射が出る場合とでない場合があり、判定が難しくなることがあります。前頸骨筋反射は脛骨の外側を打診槌で軽く叩き、正常な場合は足根関節に屈曲が認められます。腓腹筋反射は、ふくらはぎの筋腹を打診し、足根関節が屈曲するかを観察します。反射が低下か喪失の場合は坐骨神経の腓骨神経もしくはL6、L7脊髄分節、神経路の病変の存在を示唆します。
検査法
image image [神経学的検査法]姿勢反応・立ち直り反応
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]姿勢反応・立ち直り反応
立ち直り反応の検査です。この検査は側臥位に寝かせ、手を離した時に起き上がるかどうかを確認します。「姿勢反応」の検査で行う全ての項目は、「姿勢反応」の検査で行う全ての項目は「神経疾患による異常」を判断する上で役に立ちます。その異常は片側性・両側性、前方・後方、前肢・後肢にあるのかを確認します。
検査法
image image [神経学的検査法]姿勢反応・踏み直り反応
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]姿勢反応・踏み直り反応
触覚性踏み直り反応の検査です。触覚性を確認するため目隠しをした状態で検査台に足を触れさせ、踏み治るかを確認します。視覚性踏み直り試験では目隠しをせず、動物には台を見せた状態で反応を確認します。正常な場合は足が台に触れる前に踏み直りの反応を示します。「姿勢反応」の検査で行う全ての項目は「神経疾患による異常」を判断する上で役に立ちます。その異常は片側性・両側性、前方・後方、前肢・後肢にあるのかを確認します。
検査法
image image [神経学的検査法]姿勢反応・固有位置感覚
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]姿勢反応・固有位置感覚
固有位置感覚を調べるためナックリング検査を行います。犬の足首(側根関節)をひっくり返し、着地させた後の反応を確認します。前肢を行う場合は胸骨付近を持ち上げ、負重を軽くした状態で行います。ナックリング検査が上手く出来なかった場合は、ペーパースライド検査で確認を行い、スライドした時の反応を確認します。「姿勢反応」の検査で行う全ての項目は、「神経疾患による異常」を判断する上で役に立ちます。その異常は片側性・両側性、前方・後方、前肢・後肢にあるのかを確認します。
検査法
image image [神経学的検査法]脳神経・顔面の対称性
長谷川大輔
2021/06/01公開
[神経学的検査法]脳神経・顔面の対称性
顔面の対称性について確認を行います。対称性を確認するため、犬の正面から観察します。視診と触診で「表情筋」の左右が対照的になっているかを確認します。次に「側頭筋」「咬筋」を観察しながら、左右で不対象が無いかどうかを観察します。顔面筋の萎縮や歪みなどがある場合は脳神経に何らかの問題があると考えられます。
検査法
image image [神経学的検査法]脳神経・瞳孔の対称性
長谷川大輔
2021/12/15公開
[神経学的検査法]脳神経・瞳孔の対称性
瞳孔の対称性と対光反射の検査について説明します。瞳孔の対称性については室内光の下で左右の瞳孔を観察します。動物の正面に立ち、左右差の違いと散瞳・縮瞳の有無を確認します。左右の瞳孔の大きさに差がある場合は、脳神経の問題や眼科疾患を考えます。対光反射の確認はペンライトを用いて瞳孔の収縮を確認します。両眼が見える位置で、片眼ずつに光を当て、それぞれの眼に縮瞳があるかを確認します。異常の場合、脳神経系または視神経に問題があると考えます。
神経
image image 神経学的検査法6〜脳神経検査I〜
長谷川大輔
2023/12/01公開
神経学的検査法6〜脳神経検査I〜
この動画では「脳神経検査」についてお伝えします。脳神経検査の原則として、入力側と出力側のどちらが異常かを判断するために、複数の検査を行うことが必要です。ここでは脳神経検査の中でも「顔面の対称性(表情筋/側頭筋/咬筋)」「眼瞼反射」「角膜反射」「威嚇瞬目反応」について実際の映像を用いて方法と評価をお伝えします。
検査法
image image [神経学的検査法]姿勢反応・手押し車反応
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]姿勢反応・手押し車反応
手押し車反応の検査は、お腹の部分から後肢を持ち上げ実施します。前肢を使って真っ直ぐ歩かせ、その反応を確認します。床を見せないで行う方法もあり、視覚を遮った状態で反応を見ることも大切です。「姿勢反応」の検査で行う全ての項目は、「神経疾患による異常」を判断する上で役に立ちます。その異常は片側性・両側性、前方・後方、前肢・後肢にあるのかを確認します。
検査法
image image [神経学的検査法]脊髄反射・皮筋反射
長谷川大輔
2021/04/15公開
[神経学的検査法]脊髄反射・皮筋反射
皮筋反射の検査です。脊柱の1椎体分ずつ両側を摘み上げ反応を確認します。確認する部位は腸骨翼前縁から肩甲骨後縁の間で、それより前でつまみ上げても反応がうまく出ません。おおよそL7の領域から始め、椎体の鉗子などで摘むと皮膚が短収縮します。正常な動物だと、どの部位を摘まんでも皮筋反射を誘発することができます。脊髄では皮筋反射が出現した部位からおよそ3椎体前までの範囲に病変が存在します。