image play video
  • 2023/05/15公開
  • 杉浦洋明
    横浜動物救急診療センター VECCS横浜 院長
    杉浦洋明
    2006年に東京農工大学を卒業。在学中は微生物学研究室に所属。6年間木俣動物病院(浜松市)にて一般臨床に従事。2012年よりDVMsどうぶつ医療センター横浜救急診療センターに入職し、2015年より同センター長として、救急チームを率いながらER・ICU分野の発展を期して活動。2022年6月に横浜動物救急診療センター VECCS横浜を設立。

酸素飽和度の上昇や輸液などの対応

ここでは実際にショックと戦う方法について解説します。末梢組織の酸素供給を高めるために酸素吸入を行います。ショックと思ったら取り敢えず酸素吸入することが重要です。心原性ショックでない場合は輸液などを行うなどの方法で対応します。
「救急」シリーズ - ショック治療の基本 -

PART 1

ショックに気が付く

PART 2

ショックを知る

PART 3

ショックを評価する

PART 4

ショックと戦う(前半)

PART 5

ショックと戦う(後半)

※当サイトに掲載される全ての動画、画像、ハンドアウト内⽂章および画像について個⼈使⽤以外の⼀切の⾏為(転写・複製・譲渡・WEB掲載等)を禁じます

関連動画

循環器
image image 心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例1)
岩永孝治
心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例1)
今回のシリーズでは純血種に特に多い猫の心筋症についてご解説いただきます。症例1では、心雑音が気になるマンチカン9ヶ月齢として、スポンジ状心筋「左室緻密化障害」の症例になります。呼吸、血圧、酸素飽和濃度は問題なく、、、
循環器
image image 心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例3)
岩永孝治
心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例3)
心雑音が悪化して来院された症例になります。こちらの症例では、初診時に流出路狭窄が見られたためベータブロッカーで症状を抑えて再診。その時のエコー診断解説になります。症状としては典型的なノンコンパクション、原発性の心筋症で、、、
循環器
image image 心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例2)
岩永孝治
心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例2)
症例2では紹介来院されたスフィンクスをご紹介いたします。この症例ではノンコンパクション「左室心筋緻密化障害」を疑い、先天性の緻密化障害を疑います。猫は肋骨などに阻まれなかなかしっかりとエコーで見たいところを見るのは困難、、、
循環器
image image 心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(概論)〜
岩永孝治
心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(概論)〜
このシリーズでは、2022年Live配信にてご講演いたしました心エコー検査シリーズの「犬の肺高血圧」についてご解説いただきます。肺高血圧になると肺へ血液を送る血管が収縮し、固まってしまった血管を元に戻すのは難しいとされてきました。しかし、治療法によっては症状が改善し予後が良くなるケースも報告されています。この映像では、そもそもなぜ肺高血圧になるのか?原因やその診断方法について詳しく解説。その上で「治療の概念」として何をゴールとしているのか、また予後が良くなったと報告されている治療方法や投薬の注意点など、先生の知見を元にご解説いただきます。
循環器
image image 心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(症例②)〜
岩永孝治
心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(症例②)〜
この症例では7ヶ月齢で失神を繰り返し、両大血管右室起始症とPDAの併発が認められ 先天的な病態であることが推測されました。酸素飽和度が低く、失神を繰り返していたため「シルデナフィル」を始めに投薬、45病日から肺水腫も認められたため「ベナゼプリル」「スピロノラクトン」を追加。100病日あたりに失神と若干の肺水腫もまだ認められたため「トラセミド」を追加し改善を図った症例となります。先天性心疾患の場合、症状は改善しますがなかなか肺血管の病態が良くなってくれません。エコー検査映像では430病日の経過を検査し、左心室の内径や血液の逆流、肺動脈の変化などを確認していきます。
循環器
image image 心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(症例①)〜
岩永孝治
心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(症例①)〜
この症例では、フィラリアが主訴で肺高血圧になったであろう保護犬の検査映像になります。血圧が少し高めで目立った異常は無いものの、レントゲンやエコーで診ると肺動脈がパンパンに腫れておりおそらくフィラリアが原因だったのではという初見になります。紹介時には「ピモベンダン」が使われていたためすぐ休薬、投薬されていた「シルデナフィル」の投与量を調整し改善を図った症例となります。実際のエコー診断の映像と共に、検査する際の注意点や検査項目をご解説いただきます。