新着動画一覧

救急
image image 猫の動脈血栓塞栓症
杉浦洋明
2021/09/01公開
猫の動脈血栓塞栓症
猫の動脈血栓塞栓症は稀な疾患ですが、緊急疾患の一つです。この疾患には色々な治療法が提唱されておりますが、この症例を通じてお伝えしたいことは、この疾患は致死率が非常に高いということです。つまり、治療を行う獣医師と飼い主様がしっかりとそれを認識しなければなりません。その事を知ってもらいたいと考えており、本症例を通じてお伝えできればと思います。
循環器
image image [オペ解説] T.プードルに行った僧帽弁形成術の解説(2/6)
井口和人
2021/08/15公開
[オペ解説] T.プードルに行った僧帽弁形成術の解説(2/6)
このオペ動画では「僧帽弁形成術」を行なった症例について全6回に分けて解説します。僧帽弁形成術の手術の大まかな流れは「人工心肺と接続→心臓停止→心内操作→心拍再開→人工心肺から離脱→閉胸」となります。この第2回では実際の手術を行う前の、手術の流れ(導入部分)、解剖学、注意事項についてご説明します。特に人工心肺への接続から心内操作を行う際は細心の注意が必要となります。使用する器具や装置の情報や縫合方法の動画を交えながら手術の手順に沿って解説します。
画像
image image みんなのための超音波検査室
竹内充彦
2021/08/15公開
みんなのための超音波検査室
ここでは超音波検査を行う部屋についてお話しします。専用の部屋があればいいのですが、他の部屋を併用する場合に最低限必要な環境、装備が必要になります。質のいい超音波検査を行うためには環境はとても重要で、部屋の広さや調光、防音や電源、ネットワーク環境がなどに気をつけなければなりません。また超音波装置を置く場所、空調設備は欠かせませんのでこれらに留意した環境を推奨します。
整形
image image 橈尺骨骨折を呈する若齢の I.グレーハウンド
磯野新
2021/08/15公開
橈尺骨骨折を呈する若齢の I.グレーハウンド
ここでは骨間部(中央付近)の橈尺骨骨折の症例について解説を行います。この部分の骨折は犬では最も多い疾患で、合併症も多く、個体差により治療方法迷うことも多いのかと思います。症例は7ヶ月齢のイタリアン・グレーハウンド。軟部組織が少ないため癒合不全が発生しやすい犬種でもあり、よりしっかりとした治療を心がけなければなりません。オペ動画を中心にご解説します。
循環器
image image 咳を主訴に来院したチワワ
堀泰智
2021/08/15公開
咳を主訴に来院したチワワ
ここでは咳を主訴に来院したチワワについて、診療の流れに沿って解説します。掛かりつけの病院から「咳」なのか「鼻炎」なのか?の症状が続いており、また他院では心臓病と言われ当院に来院しました。今回の症例のポイントは咳の原因が「心臓病」なのか「それ以外」なのかをしっかりと判断することが出来るかにあります。また心原性の発咳の直接的な因果関係は基本的に解明されていない、ということを知っておいてください。
神経
image image [オペ解説]側頭後頭開頭術+小脳テント髄膜腫の摘出(後半)
神志那弘明
2021/08/15公開
[オペ解説]側頭後頭開頭術+小脳テント髄膜腫の摘出(後半)
今回のオペシリーズ解説では「側頭後頭開頭術」について解説します。症例は高齢のT.プードルで、MRI画像から小脳テントから発生した髄膜腫が疑われました。[後半] の映像では、開頭後に行なった生検、腫瘍の内減圧、腫瘍の剥離と摘出、硬膜再建について解説します。繊細な手術が必要となるため、顕微鏡を用いての映像が中心となりますが、組織の位置や注意事項、手順について解りやすく解説します。
循環器
image image [オペ解説] T.プードルに行った僧帽弁形成術の解説(1/6)
井口和人
2021/08/01公開
[オペ解説] T.プードルに行った僧帽弁形成術の解説(1/6)
このオペ動画では「僧帽弁形成術」を行なった症例について全6回に分けて解説します。第1回目のこの動画では、各種検査結果からの診断、手術の術式の選択から始まり、術前の準備に重点を置いて解説します。既にご存知な方も多いかと思いますが、手術で使用する器具や装置の簡単な説明と、術前に行う麻酔管理、剃毛部位などについて解説します。
整形
image image 間欠的な肩関節亜脱臼を呈するT.プードル
岩田宗峻
2021/08/01公開
間欠的な肩関節亜脱臼を呈するT.プードル
右側の肩関節脱臼を呈したトイ・プードルに行った外科治療について解説します。患者は間欠的な脱臼(亜脱臼)が生じるということで、関節面には変形性の関節症の所見が認められ、肩関節固定行いました。肩関節固定を行うと可動域制限がかかりQOLが悪化すると言われておりますが、実際のところQOLは改善し歩様は良好となりました。
循環器
image image [概論]肺高血圧症の病態について
岩永孝治
2021/08/01公開
[概論]肺高血圧症の病態について
肺高血圧症の症例を紹介する前に、ここでは一般的な肺高血圧症の「病態」についてお話しします。この疾患は、肺の動脈が収縮や血栓により閉塞することで血液循環が悪化し右心に大きな負荷がかかることが原因になります。病態を把握し、発症原因を理解することで診断、治療を的確に行うことができるようになります。
内科
image image 慢性嘔吐・上腹部の嚢胞性病変を呈するT.プードル
金本英之
2021/08/01公開
慢性嘔吐・上腹部の嚢胞性病変を呈するT.プードル
この解説では、慢性嘔吐があり上腹部の嚢胞性病変が認められた中年齢のトイ・プードルの症例について解説します。2ヶ月前から間欠的な嘔吐→1週間前に頻回嘔吐となり活動性が低下したため紹介を経て来院しました。ここでは慢性嘔吐が悪化するも治療にはある程度反応していること、上腹部に何か病変があるということが分かっており、これらを基に検査、鑑別診断を行い治療行なっていく経過について解説します。
救急
image image 犬の難産
杉浦洋明
2021/08/01公開
犬の難産
犬の出産に関して、実際に立ち会わない獣医師も多いかと思いますが、ある日突然訪れるのがこの「難産」です。急な対応を迫られる状況もあるかと思うので知っておく必要があるかと思います。分娩には帝王切開になることも多々ありますが、会陰切開を行うことも稀にあります。後者は普段あまり行うことはありませんが、本症例を通じてご紹介させていただきます。
整形
image image 橈骨早期閉鎖を呈する若齢のチワワ
磯野新
2021/07/15公開
橈骨早期閉鎖を呈する若齢のチワワ
ここでは尺骨の早期閉鎖についてお話しさせていただきます。教科書的には、大型犬で内側鉤状突起の離断であったり、肘突起の離断で語られることが多いかと思いますが、最近は小型犬でも見受けられるようになりました。治療法は年齢によって異なり、その治療法についての情報は少ない現状があります。今回は6ヶ月齢のチワワの症例を用いて、手術映像を用いながら解説します。