

- 2022/02/01公開
循環器
血栓塞栓症と肺水腫を繰り返すM.クーン
関連動画
画像
猫の前縦隔腫瘤の画像診断


石川雄大
猫の前縦隔腫瘤の画像診断
この映像は猫の前縦隔腫瘤病変に対する画像診断を解説します。超音波検査においてその内部構造から胸腺腫やリンパ腫、鰓弓嚢胞といった猫においた発生頻度の高い疾患の鑑別はある程度有用です。それぞれの疾患の特徴を認識して活用できればと思います。
循環器
胸水を主訴に来院したミックス猫


堀泰智
胸水を主訴に来院したミックス猫
ここで紹介する症例は原因不明の胸水貯留を主訴で来院したミックス猫で、心不全の治療だけでは胸水が改善されませんでした。一般的に胸水の原因としては「うっ血性心不全」「腫瘍性疾患」「伝染性腹膜炎(FIP)」が考えられ、この3つの疾患に対し必ず評価を行うことが必要です。この症例を通じ、胸水貯留の猫における基礎疾患の精査と治療の重要性を紹介します。
内科
嘔吐・黄疸を認めたラグドール


金本英之
嘔吐・黄疸を認めたラグドール
今回紹介する症例は、嘔吐・黄疸を認めた中年齢のラグドールです。画像検査で消化管病変をみられ、内視鏡生検を行ったことで確定診断ができました。特殊な疾患であるため、この疾患の症状・病態を理解した上で、しっかりと診断することが重要です。今回の症例についても一緒に考えてみましょう。
循環器
肺水腫を繰り返し肺高血圧症を合併したキャバリア


井口和人
肺水腫を繰り返し肺高血圧症を合併したキャバリア
この動画は、最近話題になっている肺高血圧症についての症例をご紹介します。この症例は肺水腫から呼吸困難の症状が長期間繰り返し、また肺高血圧症の併発があり、最終的に腹水の貯留が出現したキャバリアです。標準的な内科治療に抵抗性があること、肺高血圧症の予後不良因子もあるため、オーナー様の意向で外科治療を行いました。
外科
腹側鼓室包切開を行なった猫


小材祐介
腹側鼓室包切開を行なった猫
この症例は捻転斜頸を主訴で来院したノルウェージャン・フォレスト・キャットで、腹側鼓室包切開を行いました。パワーツールを使って鼓室の形成を行うのが手術のポイントになります。アプローチ自体は非常に簡単ですが、やってはいいけないこと、やらないといけないことを区別しながら手術を行うことが重要ですので、手術動画を中心に詳しく解説していきます。
循環器
咳を主訴に来院した重症度ステージDのチワワ


岩永孝治
咳を主訴に来院した重症度ステージDのチワワ
僧帽弁閉鎖不全症StageC〜Dのチワワの症例を紹介します。治療としてAC阻害薬と気管支拡張薬を使っていましたが効果が現れず、トラセミドを追加しながらの調整をし経過観察を続けていました。重度な僧帽弁閉鎖不全や肺水腫の症例においても、うまくコントロールができれば内科治療で長期生存が可能だと感じた症例です。ある程度改善したとしても時間の経過により再発、あるいは状態が悪化することがありますので、定期的に検査を行う必要があります。