新着動画一覧
整形
2022/03/01公開
[股関節脱臼]大腿骨頭切除の適応疾患
大腿骨頭切除の適応疾患は、股関節形成不全・股関節頭背側脱臼・大腿骨頭無菌性壊死・大腿骨頭骨折・大腿骨頭成長板骨折です。ここでは、実際の症例を挙げ、各疾患の臨床症状・診断方法・考え方について詳しく解説します。
神経
2022/02/15公開
副腎皮質機能亢進症による筋硬直症 (ミオトニア)の犬の一例
この映像は犬の副腎皮質機能亢進症についての話です。犬はメジャーな内分泌疾患に伴い特徴的な歩様異常を示す症例が稀にいますので、ここで紹介したいと思います。症例は12歳のトイ・プードルで、頸部痛・両後肢が進展して歩行時ふらつくを主訴に来院しました。検査から原因は頚椎椎間板ヘルニアと考え外科的治療を行いましたが歩様異常は改善されず、その後針筋電図検査を行ったところ副腎皮質機能亢進症によるミオトニアを認められました。この症例のような歩様異常を認めた場合、副腎皮質機能亢進症を疑ってACTH刺激試験を実施することが必要な場合があります。
循環器
2022/02/15公開
呼吸困難を主訴に来院した雑種猫
この症例は元気低下・呼吸困難を主訴で来院した雑種猫です。呼吸困難の猫において多い原因疾患の中どうやって鑑別するのか?今回の症例は胸水の鑑別がポイントになっています。ここで心原性胸水の有無またはそれ以外の原因疾患について精査の流れ、鑑別診断法及び治療法を紹介します。
エキゾ
2022/02/15公開
鳥類の卵塞(アドバンス編)
卵塞の診療に続き、一歩進んだ探針検査と治療法についてお話をします。探針検査で探針の先端が卵の殻に直接さわれない場合は基本的にオペ適用になりますので、ここでオベ動画を見ながら、卵管摘出術の注意点やコツを解説します。
外科
2022/02/15公開
動脈管開存症のポメラニアン
この映像は動脈管開存症の外科治療についての話です。症例は下痢を主訴で来院した若齢のポメラニアンで、エコー検査と血流の評価から動脈管開存症(PDA)と診断し、外科手術を行いました。今回のオペのポイントは、ダブルシャンククリップを使うことになります。シングルではなくて、ダブルを用いた方がねじれるリスクや短絡血流が残ってしまうリスクは非常に少なくなりますので、PDA治療に関して、農工大ではおすすめしております。ダブルシャンククリップを使う場合の注意点など実際のオペ動画を見ながら解説します。
神経
2022/02/15公開
脊髄くも膜憩室(嚢胞)
脊髄くも膜憩室はくも膜下腔に脳脊髄液の貯留によって起こる脊髄圧迫病変です。発生部位及び脊髄圧迫の程度により病態は異なり、外科療法の予後は短期的には良好ですが、長期的に考えると再発には注意が必要です。ここでは外科治療を行った3年後も再発なしのフレンチブルドックの症例を紹介します。来院後の検査、診断、治療、経過の一連は、実際のオペ動画を交えて詳しく解説します。
外科
2022/02/15公開
いまだから見直そう!手術前の準備「1. 手洗い〜消毒」
手洗い・消毒の「意味」を十分に理解していますか?残念ながら、正しい手洗いや消毒ができていない病院も多くあり、そのまま手術に臨むケースも散見されます。手洗いの種類はいくつかありますが、この映像では、“手洗い方法のスタンダード”とされる「ツーステージ法」について解説。“自分の洗い方のクセ”がついてしまっている先生方のために、ここでは基本に立ち返り、手洗いの目的、スクラブ剤の選び方、消毒剤の配合、効果的な洗い方とポイントについて実際の実演動画と共に解説します。withコロナ時代のいまだからこそ手術前の準備を再確認しましょう。
循環器
2022/02/01公開
血栓塞栓症と肺水腫を繰り返すM.クーン
ここでは右前肢血栓塞栓症で溶解治療を行なっていたメインクーンについてお話しします。来院時の検査によって肥大型心筋症、肺水腫、左前肢血栓塞栓症が見られました。治療経過の中で血栓塞栓と肺水腫を繰り返し発症し対応しています。この治療によって、血栓塞栓から肺水腫を引き起こすメカニズムと対処法がよく理解できる症例となりましたので、ここに紹介します。
循環器
2022/02/01公開
SAMの経過観察中に心不全が発症するM.クーン
ここでお話しする患者は体重減少を主訴に来院したメインクーンです。SAM(収縮期僧帽弁前方運動)は見られるものの軽度の左室流出路狭窄だったため経過観察をつづけました。しかしある時点で悪化し心不全が発症、動脈血栓塞栓症となりました。血栓溶解治療(t-PA製剤)により血栓塞栓症は改善したものの、その後も再発を繰り返した苦慮した症例です。
循環器
2022/02/01公開
他院で肺水腫と診断され来院したポメラニアン
僧帽弁閉鎖不全症による肺水腫を診断した症例です。来院時の検査によって、心拡大、肺水腫、前尖逸脱および腱索断裂による僧帽弁逆流を所見としました。肺水腫ではありましたが、内科治療として心阻害薬+ループ利尿薬の治療を開始。結果的に内科治療経過中に僧帽弁逆流が消失した稀な症例について解説します。これにより肺水腫でも内科治療をお勧めする理由とデータもご紹介します。
循環器
2022/02/01公開
僧帽弁形成術後に呼吸促迫になったM.シュナウザー
この映像は肺高血圧症についてのお話しです。症例は僧帽弁形成術後に呼吸促迫を主訴で来院したミニチュア・シュナウザーです。手術をしたにも関わらず肺水腫になってしまい、心エコー検査から左心性心疾患に伴う肺高血圧症を診断しました。治療として行ったループ利尿薬の追加投与がキーとなり、肺水腫が改善しただけでなく、肺血管攣縮・肺高血圧症が好転した症例について解説します。
循環器
2022/02/01公開
検診で心嚢水貯留を確認され来院したチワワ
検診で心嚢水貯留を確認され紹介来院した症例を紹介します。重度な僧帽弁閉鎖不全症で、過去に左房破裂を経験していると思われます。ピモベンダンとトラセミドを追加し、経過観察をしながら徐々に増量する治療を行いました。この症例の問題点は発咳を繰り返すことでもあるため、左房破裂後は肺水腫に注意しながら治療を行うのが重要です。さらに左房破裂の再破裂の可能性についてもお伝えします。