

- 2022/07/01公開
外科
尿管膀胱新吻合術を行なったS.フォールド
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外科
典型的な救急外科手術での注意点とは?〜胃拡張・胃捻転症候群の治療〜


小材祐介
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前回に続き、胃拡張・胃捻転症候群についてお話をします。治療のコンセプトとして、ショックからの脱却、多臓器不全の予防、再発予防になりますので、十分に病態理解することが必要です。また、救急現場では、迅速な対処が必要ですので、ここでは、胃捻転の整復のポイント、胃の切除範囲、脾臓切除、胃固定術及び合併症について詳しくご解説していきます。
外科
典型的な救急外科手術での注意点とは?〜救急疾患の外科適応〜


小材祐介
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救急疾患では外科自体が多くないですが、基本的には軟部外科がメインになってきます。今回のシリーズは、救急現場で比較的に多く遭遇するGDVと呼ばれる胃拡張・胃捻転症候群の整復方法、それから帝王切開2つの症例を中心に動画で解説していきたいと思います。1回目は、基本概念として救急外科の目的、救急疾患の外科適応の判断ついて講師ご自身の考え方をご紹介します。
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若齢犬の白内障手術〜超音波乳化吸引術〜


小野啓
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若い年齢に対する白内障手術は気を付けることが多くあります。この症例では「過熟期白内障および水晶体起因性ぶどう膜炎」を患う1歳8ヶ月のフレンチブルドッグを例とし、ステロイド治療後の手術症例を解説します。ステロイドによる影響、そして若齢での大きなピットホールになりうる前嚢切開とレンズ挿入について、の注意点やその後の影響・再発リスク等を踏まえてお伝えします。
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出血しても慌てないですむ!シーリングデバイスの活用と実際


小材祐介
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この動画では使用器具をご紹介。講師おすすめのバイポーラー機能を持っているLigaSureなど、丈夫で使いやすい器具を選択しています。また、ベッセルシーリングデバイスの使用は、血管の止血、切断だけではなく、膵臓部分切除、軟口蓋切除、出血させたくない部位での剥離にも活用できます。ただし、使用時に接触による損傷や組織破断による出血になることがありますので、注意が必要です。ここでは、実動画でシーリングデバイスの使用方法、注意点、鈍性切開のポイントなどについて細かくご解説していきます。
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出血しても慌てないですむ!止血のテクニック


小材祐介
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出血後の止血戦略として、第1は圧迫止血です。圧迫止血で大概の出血はコントロール可能になりますが、直接圧迫で「止血開始時に時間測定を行うこと」「止血解除時に血管走行を意識すること」が非常に重要です。間接圧迫止血法は、直接圧迫が不可能な時に適応しますが、出血部位より上流の血管を圧迫し、中枢側血流遮断して止血するため、解剖学に基づいて術前準備が必要になります。その他、鉗子でのクランプ、血管結紮、機械的止血剤による止血方法もあります。ここでは、講師自身が止血に対する思考や細かい止血テクニックについてご解説します。
外科
出血しても慌てないですむ!動画で学ぶ止血のテクニック


小材祐介
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前回に続き、実のオペ動画を用いて止血のテクニックをご紹介します。術中に動脈血管から出血した場合、出血部位を直接圧迫する直接圧迫止血法が基本です。ここでは、右頬部腫瘤、全耳道切除2症例を挙げ、圧迫止血法、止血解除時の注意点、結紮による止血のコツについてご解説します。さらに、切開部位から出血した場合、縫合による止血のポイント、Z縫合の手順もご紹介します。