- 2022/05/01公開
内科
嘔吐・黄疸を認めたラグドール
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救急
深部膿皮症から敗血症を発症し外科治療を行った犬
「犬の膿皮症」はよく見られる皮膚疾患です。救急で来るケースは多くありませんが、今回は深部膿皮症から敗血症まで発症した症例をご紹介します。本症例では内科的治療が厳しく、病変部位が広がり致命的な事態になりうる為、来院5時間の時点で切除手術を実施しました。この症例のように広範囲切除するのはレアなケースですが、あくまで敗血症治療の二本柱として抗生剤投与とソースコントロールです。感染源の状況を踏まえると、病変が広がってしまった状況であれば外科的対処というものも考慮が必要です。
救急
低ナトリウム血症で痙攣重積を起こした犬
この動画では「痙攣重積」についてお話しします。痙攣を起こした理由として、脳疾患以外に考えられるのが低血糖、低ナトリウム血症、高アンモニア血症3つです。本症例では低ナトリウム血症の数値は異様に目立ちます。なんで低ナトリウム血症になってしまったのか?ここでは、その原因を考察する3つの手順について詳しくご解説していきます。
救急
パン生地中毒の犬
犬の救急症例で非常に多いのは誤飲誤食による中毒です。今回は、かなりマニアックな「パン生地中毒」についてお話しします。パン生地中毒の本質はアルコール中毒だという認識が必要ですが、その他想定されるトラブルもあります。ここでは、パン生地中毒の特徴をご紹介した後に、実症例を通して、救急現場での処置や治療戦略、胃洗浄の注意点、さらに入院管理について詳しくご解説します。
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水晶体脱臼〜水晶体嚢内摘出術〜
この動画では水晶体脱臼・亜脱臼における水晶体摘出手術について、水晶体脱臼の原因・リスク・好発犬種について解説した後に、実際の症例・オペ映像をご覧いただきます。難しい角膜切開のピットホールや丁寧な切開のコツ、使用器具、水晶体摘出時の注意点、前房内の硝子体に対する処置、そして術後の確認について、図解を交えてわかりやすくお伝えします。
眼科
眼球摘出手術〜径眼瞼法〜
比較的よく遭遇する眼球摘出手術について猫の症例をもとに解説します。眼球摘出手術の適応例や3大アプローチ法といった基本知識とオペの流れを事前にご紹介し、オペ映像で解説に入ります。瞬膜フラップからの眼瞼縫合、眼瞼皮膚切開のコツや血管処理、内外眼角靭帯の切開、筋肉の剥離といった一連の流れを、1層ずつ行う丁寧な手技でお届けします。
皮膚
犬種からみた痒みの評価[柴犬]2
本映像では、痒みの評価方法について「年齢・性別・犬種」に分けて詳しくお話をします。ご紹介する症例は眼囲の痒みを主訴に来院した1歳齢避妊雌の柴犬です。両眼に色素沈着・脱毛があり、さらに左右差があった場合何を考え、どんな診療を行うのか。そしてどんな治療法が適応されるのか?これらについて症例をもとにお伝えし、痒みの管理が出来なくなった時のポイントも併せてご解説します。