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  • 2022/03/15公開
  • 堀泰智
    大塚駅前どうぶつ病院心臓メディカルクリニック 院長
    堀泰智
    北里大学獣医畜産学部を卒業後、小儀動物病院の勤務を経て、2005年より北里大学獣医畜産学部小動物第3内科助手および助教に従事。その傍ら日本獣医循環器学会認定医および博士(獣医学)を取得。2015年より北里大学獣医学部小動物第2内科准教授、酪農学園大学伴侶動物内科学IIユニット准教授および循環器科診療科長を務める。2020年に大塚駅前どうぶつ病院を開業し現在に至る。

副作用の臨床兆候と状況・対応の判断について

今回は副作用の原因となりやすい循環器薬3つを挙げ、副作用の臨床徴候と副作用が出やすい状況についてお話しします。症例は他院で心不全治療中にアムロじピンを追加してから元気低下・発咳頻繁を主訴に来院したチワワです。重度なMVD犬において「薬剤の副作用を疑った際の対応や判断の仕方」について詳しく紹介します。
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