- 2021/08/01公開
循環器
[オペ解説] T.プードルに行った僧帽弁形成術の解説(1/6)
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動画で学ぶ膝蓋骨内方脱臼の整復
「膝蓋骨脱臼の外科的整復」とのテーマで2回分けてお話します。第2回目では、実際の手術動画を用いて、「切皮→皮下組織の鈍性剥離→筋膜切開→関節包切開→滑車造溝→関節閉創→脛骨粗面転移→外側縫縮」の流れで、アプローチのコツや注意点について詳しくご解説した後、スライドで骨癒合の評価、術後管理のポイント、術後合併症についてご紹介します。
外科
腹腔鏡手術編1〜小型犬における腹腔鏡下卵巣摘出術〜
腹腔鏡での不妊化手術において選択肢として「卵巣子宮摘出術」もしくは「卵巣摘出術」が挙げられます。この動画では実際に行った「小型犬の卵巣摘出手術」映像を用いて一連の流れを解説します。ファーストトロッカーが入って、気腹が成立した状態からはじまり、セカンドトロッカーの設置〜サードトロッカーの設置〜左卵巣の摘出〜右卵巣の摘出、ノーカットで映像が進みます。トロッカーを設置する位置や方向、使用するトロッカーのタイプやサイズ、臓器に傷をつけないアプローチのポイント、卵巣切離のテクニック、体腔内処置終了後の対応、それぞれの注意点などについて詳しくお伝えしていきます。
外科
腹腔鏡手術編2〜猫における腹腔鏡下卵巣摘出術〜
この動画では「猫の卵巣摘出術」についてお話します。猫は犬に比べると、体腔内の筋肉量が少なく、弾性が高く、卵巣周囲の脂肪が比較的に少なく、低い気腹圧でも体腔が広く膨らむことが特徴になります。その特徴によって犬と猫の卵巣摘出術は違いが出てきます。ここでは、実際の内視鏡動画で猫の体腔内を観察しながら、トロッカー設置の注意点、卵巣アプローチのポイントなどについてご解説します。
循環器
心エコー検査のコツ〜猫の肥大型心筋症(概論)〜
このシリーズでは、「猫の肥大型心筋症」についてお話します。「なぜ猫に肥大型心筋症が多いのか?」そして「なぜ心不全になるのか?」それに関わっているのが血管新生ミスマッチということです。猫の心筋症には左室流出路狭窄という症状があり、狭窄→肥大→心不全に移るメカニズム、僧帽弁の収縮期前方運動(SAM)と肥大型心筋症の関係性など、ここでは実症例の検査動画を用いて、詳しく分かりやすくご解説。専門医の見解もご紹介。
循環器
心エコー検査のコツ〜猫の肥大型心筋症(症例②)〜
肥大型心筋症の症例について、この動画では1年前に肺水腫と後肢の血栓塞栓症予後不良と診断され、紹介来院してきた症例をご紹介します。肺水腫のエコー検査はどうみえるか?左房の状態や肺静脈の状態はどのように評価するか?心臓の肥大はどのように計測するか?実際の検査動画をみながら、専門医と一緒に肥大型心筋症になった原因を究明しましょう。
循環器
心エコー検査のコツ〜猫の肥大型心筋症(症例①)〜
肥大型心筋症の症例について、この動画では「閉塞性肥大型心筋症」と診断した10歳のマンチカンをご紹介します。10年前からアテノロールでSAMを治療していた症例ですが、加齢とともに左房拡大が起きていて心不全の治療が開始し、その後動脈血栓塞栓症を発症しました。これをもとに心エコー検査開始から治療経過までの動画を通して、検査の手順、投薬内容や経過について詳しくご解説します。