[#岩永 孝治 先生] 検索結果

循環器
image image 僧帽弁形成術後に呼吸促迫になったM.シュナウザー
岩永孝治
2022/02/01公開
僧帽弁形成術後に呼吸促迫になったM.シュナウザー
この映像は肺高血圧症についてのお話しです。症例は僧帽弁形成術後に呼吸促迫を主訴で来院したミニチュア・シュナウザーです。手術をしたにも関わらず肺水腫になってしまい、心エコー検査から左心性心疾患に伴う肺高血圧症を診断しました。治療として行ったループ利尿薬の追加投与がキーとなり、肺水腫が改善しただけでなく、肺血管攣縮・肺高血圧症が好転した症例について解説します。
循環器
image image 心エコー検査のコツ〜猫の肥大型心筋症(症例①)〜
岩永孝治
2024/09/01公開
心エコー検査のコツ〜猫の肥大型心筋症(症例①)〜
肥大型心筋症の症例について、この動画では「閉塞性肥大型心筋症」と診断した10歳のマンチカンをご紹介します。10年前からアテノロールでSAMを治療していた症例ですが、加齢とともに左房拡大が起きていて心不全の治療が開始し、その後動脈血栓塞栓症を発症しました。これをもとに心エコー検査開始から治療経過までの動画を通して、検査の手順、投薬内容や経過について詳しくご解説します。
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image image 心エコー診断のテクニックとコツ1〜病態の把握と確定診断〜
岩永孝治
2023/11/01公開
心エコー診断のテクニックとコツ1〜病態の把握と確定診断〜
このシリーズでは、循環器疾患の診断に至るまでの過程を“専門医の頭の中”で解説します。第1回では、まず「病態を把握する」ことが必要で、そのためには2つのポイントがあります。まずは「綺麗な画像を描出する」こと。綺麗な画像であれば心臓内部の様子・負担がかかる部位・小さい心臓の様子などをクリアに観察でき、様々な情報を得られます。そしてもう1つは「病態を明確に把握する」こと。ドプラ心エコーを用いて異常血流を観察して心不全を確認し、確定診断に至ります。この動画ではそれぞれの検査のコツもしっかりお伝えします。
循環器
image image 心エコー診断のテクニックとコツ3〜評価法II 心不全の重症度を把握しよう〜
岩永孝治
2023/11/01公開
心エコー診断のテクニックとコツ3〜評価法II 心不全の重症度を把握しよう〜
このシリーズでは、循環器疾患の診断に至るまでの過程を“専門医の頭の中”で解説します。第3回では、前回の続きとして「ドプラ心エコー」を使用した各疾患の確定診断までをお送りします。波形の読み方をしっかりマスターすれば治療効果の高い確定診断を行うことができます。そのために僧帽弁閉鎖不全症と猫の心筋症それぞれの血流の流れと評価方法を分かりやすく解説します。
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image image 心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例3)
岩永孝治
2024/12/15公開
心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例3)
心雑音が悪化して来院された症例になります。こちらの症例では、初診時に流出路狭窄が見られたためベータブロッカーで症状を抑えて再診。その時のエコー診断解説になります。症状としては典型的なノンコンパクション、原発性の心筋症で、、、
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image image 心エコー検査のコツ〜猫の肥大型心筋症(症例②)〜
岩永孝治
2024/09/01公開
心エコー検査のコツ〜猫の肥大型心筋症(症例②)〜
肥大型心筋症の症例について、この動画では1年前に肺水腫と後肢の血栓塞栓症予後不良と診断され、紹介来院してきた症例をご紹介します。肺水腫のエコー検査はどうみえるか?左房の状態や肺静脈の状態はどのように評価するか?心臓の肥大はどのように計測するか?実際の検査動画をみながら、専門医と一緒に肥大型心筋症になった原因を究明しましょう。
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image image 心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例2)
岩永孝治
2024/12/15公開
心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例2)
症例2では紹介来院されたスフィンクスをご紹介いたします。この症例ではノンコンパクション「左室心筋緻密化障害」を疑い、先天性の緻密化障害を疑います。猫は肋骨などに阻まれなかなかしっかりとエコーで見たいところを見るのは困難、、、
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image image 心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例1)
岩永孝治
2024/12/15公開
心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例1)
今回のシリーズでは純血種に特に多い猫の心筋症についてご解説いただきます。症例1では、心雑音が気になるマンチカン9ヶ月齢として、スポンジ状心筋「左室緻密化障害」の症例になります。呼吸、血圧、酸素飽和濃度は問題なく、、、
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image image MVDの重症度評価を行った6歳齢のチワワ
堀泰智
2021/05/01公開
MVDの重症度評価を行った6歳齢のチワワ
この映像ではMVD(僧帽弁閉鎖不全)の重症度評価の方法について解説します。心疾患の重症度評価を行うためには、身体検査、胸部X線検査、心エコー図検査、心臓バイオマーカーを実施し評価します。鑑別診断方法を交え、治療方針の立て方について、チワワ避妊メスの症例を用いて解説します。
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image image 心エコー診断のテクニックとコツ2〜評価法I 心不全の病態を把握しよう〜
岩永孝治
2023/11/01公開
心エコー診断のテクニックとコツ2〜評価法I 心不全の病態を把握しよう〜
このシリーズでは、循環器疾患の診断に至るまでの過程を“専門医の頭の中”で解説します。第2回では、「評価方法」について解説。心疾患は様々な病気・病態が存在し、それぞれ見るべき項目のバリエーションは違うため、病態によって見方を変える必要があります。ここでは「犬の僧帽弁閉鎖不全症」「猫の心筋症」を例として、肺水腫に至るまでの全く異なる過程を比較します。心臓の“個性”を見極めて診断するために、それを見極めるコツをお送りします。
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image image 心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例2)
岩永孝治
2025/01/15公開
心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例2)
本症例は柴犬で心雑音が認められた症例です。心電図では少し波形が高い程度、レントゲンでは右心系が少し張り出しはいるが肺には特におかしなところは認められませんでした。エコー検査でも壁の厚さなど大きくは変化がなく、特に問題が無いように見える、、、
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image image 心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(症例①)〜
岩永孝治
2024/12/01公開
心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(症例①)〜
この症例では、フィラリアが主訴で肺高血圧になったであろう保護犬の検査映像になります。血圧が少し高めで目立った異常は無いものの、レントゲンやエコーで診ると肺動脈がパンパンに腫れておりおそらくフィラリアが原因だったのではという初見になります。紹介時には「ピモベンダン」が使われていたためすぐ休薬、投薬されていた「シルデナフィル」の投与量を調整し改善を図った症例となります。実際のエコー診断の映像と共に、検査する際の注意点や検査項目をご解説いただきます。
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image image 心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例4)
岩永孝治
2025/02/15公開
心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例4)
今回の映像では先天性の肺動脈弁の狭窄を疑う症例となります。症例はサモエドの若齢犬。心雑音有り。呼吸、血圧、SPO2正常となります。心電図では陰性のS波がしっかり認められ、右心系の肥大を確認できる初見となります。レントゲンでも右心系が出っ張っていて右室の拡大を見ることができます。エコー検査では、右側に負担がかかっている症例のため、先天性の肺動脈弁の狭窄、、、
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image image 心エコー診断のテクニックとコツ4〜専門医が考える「猫の心筋症」〜
岩永孝治
2023/11/01公開
心エコー診断のテクニックとコツ4〜専門医が考える「猫の心筋症」〜
猫の臨床でよく遭遇する「心筋症」。猫の心筋症と左室内狭窄には深い関係性があります。犬には見られない狭窄の変化、狭窄/肥大から心不全に移るメカニズム、肥大型心筋症と僧帽弁収縮期前方運動(SAM)の関連、SAMの好発猫種など、20年以上に渡って見続けてきた専門医・岩永先生が導き出した私見をご紹介します。猫の心筋症について理解をより深めていきましょう。
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image image 呼吸促迫で来院した雑種猫
岩永孝治
2021/07/01公開
呼吸促迫で来院した雑種猫
今回は呼吸促迫で来院した雑種猫について解説します。来院時には既に心不全による胸水の貯留が認められ、心エコー図検査から、拘束型心筋症による左室拡張障害による心不全と診断し治療を開始。2週間後の検査では左心耳に血栓が発生し後に腹部の動脈血栓塞栓症となりました。最終的に、虚血再灌流障害が発生したと考えられます。ここでは“予防”について考えさせられた症例の一つとしてご紹介します。
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image image 心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(概論) –
岩永孝治
2025/01/15公開
心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(概論) –
今回の映像では「心エコー検査のコツ」最終章として、「先天性心疾患」についてお届けいたします。本映像では「概論」と題し、先天性心疾患について実症例を解説する前に、まず先天性疾患でよく見られる症例について、それぞれどういうメカニズムで起きているか、、、
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image image 心エコー検査のコツ 〜犬の僧帽弁閉鎖不全症(症例2)〜
岩永孝治
2024/05/01公開
心エコー検査のコツ 〜犬の僧帽弁閉鎖不全症(症例2)〜
僧帽弁閉鎖不全症の症例について、この動画では日本テリアをご紹介。1年半ピモベンダンで治療していた症例ですが、ある時突然フレイルリーフレットが認められ、この日の夜に肺水腫で状態悪化しました。これをもとにフレイルリーフレットが発生した場合の初期対応を考えます。
循環器
image image 心エコー検査のコツ〜猫の肥大型心筋症(概論)〜
岩永孝治
2024/09/01公開
心エコー検査のコツ〜猫の肥大型心筋症(概論)〜
このシリーズでは、「猫の肥大型心筋症」についてお話します。「なぜ猫に肥大型心筋症が多いのか?」そして「なぜ心不全になるのか?」それに関わっているのが血管新生ミスマッチということです。猫の心筋症には左室流出路狭窄という症状があり、狭窄→肥大→心不全に移るメカニズム、僧帽弁の収縮期前方運動(SAM)と肥大型心筋症の関係性など、ここでは実症例の検査動画を用いて、詳しく分かりやすくご解説。専門医の見解もご紹介。
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image image 心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(概論)〜
岩永孝治
2024/12/01公開
心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(概論)〜
このシリーズでは、2022年Live配信にてご講演いたしました心エコー検査シリーズの「犬の肺高血圧」についてご解説いただきます。肺高血圧になると肺へ血液を送る血管が収縮し、固まってしまった血管を元に戻すのは難しいとされてきました。しかし、治療法によっては症状が改善し予後が良くなるケースも報告されています。この映像では、そもそもなぜ肺高血圧になるのか?原因やその診断方法について詳しく解説。その上で「治療の概念」として何をゴールとしているのか、また予後が良くなったと報告されている治療方法や投薬の注意点など、先生の知見を元にご解説いただきます。
循環器
image image 心エコー検査のコツ 〜犬の僧帽弁閉鎖不全症(症例1)〜
岩永孝治
2024/05/01公開
心エコー検査のコツ 〜犬の僧帽弁閉鎖不全症(症例1)〜
僧帽弁閉鎖不全症の症例について、この動画では救急病院から転院の「僧帽弁逸脱による僧帽弁閉鎖不全症 STAGE-C」をご紹介します。ここで注意すべきは飲水制限解除における薬と状態の観察です。逆流時のピモベンダン・トラセミド・飲水量の3軸について考え方を学びます。
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image image 心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例3)
岩永孝治
2025/02/15公開
心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例3)
この映像では犬の先天性心疾患についてご解説いただきます。症例は2才齢のサモエド。心雑音は少しスリルがあるかな?という感じではあるが、呼吸、血圧、SPO2と問題なく、臨床長兆候もない症例でした。心電図波形ではR波が非常高く、左室肥大を疑いつつ検査に入っていきます。ただ不整脈はなさそうでした。レントゲンを確認すると、大動脈が出っ張っており左心室が長く、、、
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image image 心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(症例②)〜
岩永孝治
2024/12/01公開
心エコー検査のコツ〜犬の肺高血圧症(症例②)〜
この症例では7ヶ月齢で失神を繰り返し、両大血管右室起始症とPDAの併発が認められ 先天的な病態であることが推測されました。酸素飽和度が低く、失神を繰り返していたため「シルデナフィル」を始めに投薬、45病日から肺水腫も認められたため「ベナゼプリル」「スピロノラクトン」を追加。100病日あたりに失神と若干の肺水腫もまだ認められたため「トラセミド」を追加し改善を図った症例となります。先天性心疾患の場合、症状は改善しますがなかなか肺血管の病態が良くなってくれません。エコー検査映像では430病日の経過を検査し、左心室の内径や血液の逆流、肺動脈の変化などを確認していきます。
循環器
image image 心エコー検査のコツ 〜犬の僧帽弁閉鎖不全症(症例3)〜
岩永孝治
2024/05/01公開
心エコー検査のコツ 〜犬の僧帽弁閉鎖不全症(症例3)〜
僧帽弁閉鎖不全症の症例について、この動画では2回の肺水腫を起こし転院してきた症例をご紹介します。投薬内容や経過の解説はもちろんですが、この症例では3Dエコーが大活躍。3Dを綺麗に出力するためのコツと非常に綺麗な僧帽弁3D映像をご覧いただきます。
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image image 心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例5)
岩永孝治
2025/02/15公開
心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例5)
今回は若齢猫。心雑音がしっかり確認でき、SPO2も若干低め。QRS波が増高し少し陰性のS波があり頻脈も見て取れる症例。レントゲンでは明らかな心拡大を確認でき、肺水腫も疑う初見となります。エコー検査では右室の肥大と左房も少し肥大しているかというところが見てとれ、僧帽弁逆流が確認でき、肺動脈からの血流の動きも確認することができます。肺動脈弁狭窄を疑う、、、
循環器
image image 心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例1)
岩永孝治
2025/01/15公開
心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例1)
本症例では若齢犬の「先天性心疾患」についてご解説いただきます。初見でレントゲン、心電図ともに心臓の拡大が認められました。エコー検査で確認しても左心房がパンパンに膨れ、僧帽弁逆流も確認でき肺水腫も疑う症例です。心臓が膨れている時の血流の、、、
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image image 心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(まとめ)
岩永孝治
2025/02/15公開
心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(まとめ)
今回はまとめとして、先天性心疾患の症例に対し「内科」「外科」「カテーテル」のどの治療を選ぶべきか、選べる可能性があるかについてお話しいただきます。「内科」がそもそも適さない症例、「外科」より「内科」が良い症例、もしくは特別治療は、、、