新着動画一覧
画像
肺腫瘤を認めた一例


石川雄大
2022/08/01公開
肺腫瘤を認めた一例
このレクチャーでは「肺腫瘤を認めた組織球肉腫の症例」に対し、どのような画像所見を拾い上げ、鑑別順序に結びつけるのかを紹介しています。犬種の特異性が強い疾患で、特に気管気管支リンパ節の腫大は鑑別を絞り込む大きな特徴になります。それぞれの画像所見を合致することで、より自信を持って診断ができるようになるかと思います。
画像
肺超音波検査の基礎


石川雄大
2022/08/01公開
肺超音波検査の基礎
この映像は「肺超音波検査の基本パターンの紹介」とその解釈に関して解説しています。重要なことは「肺超音波検査だけで判断しない」ということが大切で「X線画像」と組み合わせることでより正確な情報を得ることができます。結論として肺超音波検査は「分布とパターンから推測する」ということがポイントとなり、抽出された超音波画像の成り立ちや分布を理解し、X線と照らし合わせて考えていくことが重要です。
リハビリ
リハビリを依頼されて困る症例


長坂佳代
2022/07/15公開
リハビリを依頼されて困る症例
前回に引き続き、整形外科とリハビリテーションの専門医の2人が、リハビリの重要性やその方法について座談会形式で解説します。今回のテーマは「依頼されて困ること」です。手術の成果が良くない症例をリハビリテーション科に任せられることは少なくありません。手術の効果を上げるために、リハビリを取り入れるために必要な「意識や考え方」「知っておいてもらいたいこと」について、現状の問題や課題をお伝えします。
エキゾ
鉛中毒の診断と治療


小嶋篤史
2022/07/15公開
鉛中毒の診断と治療
ここでは「腸閉塞の診断」後編のお話しになります。腸閉塞で入院したオカメインコにX線検査を実施したところ、何らかの陰影が確認されました。物理的な腸閉塞の場合、消化管は大きく膨れますが今回はその所見が見られませんでした。陰影の確認を行うために血液検査を行った結果から「鉛中毒」であると確定診断をしました。複雑な構成になっていますが、今回のお話では鉛中毒の原因、病態生理、臨床所見の特徴、診断、治療について詳しく解説します。
画像
猫の胸部のX線検査


石川雄大
2022/07/15公開
猫の胸部のX線検査
ここで猫の心原性肺水腫についてお話をします。猫の心原性肺水腫は犬と違い、画像所見に特徴的なパターンは存在しないので外想しないよう注意が必要です。また肺野に不透過性亢進を認められる場合のVHS測定や、肺血管の評価(張り)や心陰影形状の評価など、総合的な判断を行うことで、精度の高い診断を得ることができます。
画像
猫の胸部X線検査のポジショニング法


竹内充彦
2022/07/15公開
猫の胸部X線検査のポジショニング法
猫の胸部X線検査のポジショニング法についてお話をします。正確な検査を行うにはポジショニングがとても重要になります。骨格の形状や臓器の位置関係など、解剖学的な知識の他に、検査を行う動物との接し方もポイントの一つになります。具体的な胸部X線検査のポジションの取り方や撮影するタイミング、注意点などについてはデモストレーション映像を見ながら詳しく解説していきたいとおもいます。
循環器
心筋症のスクリーニング検査を実施した雑種猫の症例


堀泰智
2022/07/15公開
心筋症のスクリーニング検査を実施した雑種猫の症例
心筋症について、ガイドラインでは5つに分類に分けられていますが、そこには明確な診断基準は示されていません。循環器の診療を苦手とする先生においては、その判断に迷われる先生が多くいるのかと思っています。今回は咳を理由に来院した雑種猫を題材に、個人的な見解を交えながらその分類と、スクリーニング検査方法について解説したいと思います。
外科
尿道包皮吻合術を行なったM.ダックスフント


岩井聡美
2022/07/01公開
尿道包皮吻合術を行なったM.ダックスフント
肛門嚢腺癌の切除部分から液体が出ていて、排尿困難を主訴に紹介来院したミニチュア・ダックスフントの症例を紹介します。断裂してしまった尿道に対し端々吻合をすることは不可能ではありませんが、犬の場合は海綿体が発達しているため骨盤腔内での整復は難しくなります。それらを考え、今回は「尿道包皮吻合術」を行ないました。ここでは手術用顕微鏡を用いた尿道包皮吻合の方法、テクニック、注意点及び術後管理について詳しく解説していきます。
外科
腎臓全切除術を行なった雑種猫


岩井聡美
2022/07/01公開
腎臓全切除術を行なった雑種猫
この映像は腎臓全切除術についての話です。症例は1歳の雑種猫で、原因不明の尿管損傷による重度水腎症と診断しました。重度な水腎症かつ癒着、線維化の状況であるため尿管再建が不可能となり、ここでは「腎臓全切除術」を選択し手術を行いました。手術解説の前に「腎全切除術の適応疾患や術前腎機能の検査」についてお話をします。手術映像ではその術式、切除時に注意すべきポイント、血管処理の仕方、切除術のテクニックについて解説します。
外科
尿道端々吻合術を行なった雑種猫


岩井聡美
2022/07/01公開
尿道端々吻合術を行なった雑種猫
「原因不明の尿道損傷」の症例に遭遇した場合、どのような術式で再建すればいいのでしょうか。ここでは「骨盤腔内尿道損傷の猫」の症例を紹介しながら解説したいと思います。尿道・尿管のような内腔臓器は、狭窄が起きると命取りになってしまうことがあります。尿道治癒に影響する要因を理解した上で、一つ一つを意識しながら、狭窄を起こさないように丁寧な手術を行うことが重要なポイントになります。
外科
尿管膀胱新吻合術を行なったS.フォールド


岩井聡美
2022/07/01公開
尿管膀胱新吻合術を行なったS.フォールド
尿管結石による尿管閉塞と診断した3歳のスコティッシュ・フォールドの症例を紹介します。治療法として尿管手術を行いますが、結石の場所によってその術式の選択が異なります。本症例の場合、尿管端々吻合術より「尿管膀胱新吻合術」の方が尿管狭窄などの合併症を減らせるメリットがあり、また結石の部分も尾側寄り膀胱の近位でしたので、尿管膀胱新吻合術を選択しました。実際のオペ動画を交えて「尿管膀胱新吻合術の術式」や「膀胱内側・外側のアプローチ」などについて解説します。
外科
尿管端々吻合を行なった雑種猫


岩井聡美
2022/07/01公開
尿管端々吻合を行なった雑種猫
尿管の手術では粘膜潰瘍の発生や尿もれなど、術後の合併症を起こすなどのリスクが高くなります。尿管の支持組織層である粘膜固有層に、運針の取り幅や結びの強さなどを上手くコントロールしながら、縫合をしっかり行うことがポイントです。また、尿管損傷程度を把握した上で切除の部分を決めることも重要なポイントになります。ここでは、手術時に尿管損傷を主訴に紹介来院した猫の症例を挙げ、実のオペ動画を見ながら尿管端々吻合術について解説していきます。