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image image 小腸の超音波検査〜小腸の疾患と基礎解剖〜
石川雄大
2022/12/15公開
小腸の超音波検査〜小腸の疾患と基礎解剖〜
このセッションでは基礎的な解剖とスクリーンング検査、消化管の見え方についてお話しします。小腸の疾患は犬猫に於いて共通していますが、リンパ腫や炎症性疾患、GISTや腺癌が多いことが特徴です。また猫独特な疾患については、好酸球性硬化性線維増殖症があります。小腸に限らず、画像検査全般で言えることは所見ベースから疾患を考えられるようにすることがとても重要です。
外科
image image 胸壁腫瘤切除を行なったG.レトリーバー
小材祐介
2022/12/01公開
胸壁腫瘤切除を行なったG.レトリーバー
ここでは胸壁腫瘤があった場合、どのような手術を行うのか、どのような疾患が鑑別に上がるのかをお伝えしたいと思います。手術の大きなポイントは、この部位は胸肺動脈がメインとなって血液が供給される箇所となるため、広背筋の処理を的確に行うことが重要になります。手術方法は様々ですが、一つの方法として押さえていただければと思います。
外科
image image 門脈体循環シャントのパピヨン
小材祐介
2022/12/01公開
門脈体循環シャントのパピヨン
この症例は2歳のパピヨンで、他院で門脈シャントと診断され、セカンドオピニオンで紹介来院しました。この手術のポイントとしては、細くて長いタイプのシャント血管であった場合、通常一回で結紮してしまえば手術で終了になります。それ以外の手技が必要なくなりますが、このタイプの血管にどういったアプローチするのかがひとつ重要になってきます。今回は胃を牽引してその左側の奥を覗いであげることが手技のポイントになります。
外科
image image 犬の紐状異物に対する外科的治療
小材祐介
2022/12/01公開
犬の紐状異物に対する外科的治療
紐状異物は救急疾患で見られる特殊な対応が必要になりますが、注意すべき外科の注意点をこの動画で確認していきたいと思います。患者は数回の嘔吐と、嘔吐物に綿状の遺物が見られたため夜間救急で来院した8歳のトイ・プードルです。この場合に重要となることは、早急診断と早期手術を行うことが大切で、対応が遅れると消化管全体に影響が出てしまいます。画像診断だけに頼るのではなく、触診などを行いながら鑑別することも重要です。
外科
image image 猫の上腕骨骨折に対する外科的治療
小材祐介
2022/12/01公開
猫の上腕骨骨折に対する外科的治療
最近は多くの手術映像を簡単に見ることができますが、今回紹介する「髄内ピン・サークラージワイヤー法」は極めて少ないように感じます。この手術は適応基準が厳しく、その手法を間違えると固定力の低下や逆効果になることが知られています。ここでは上腕骨骨幹部螺旋骨折で来院した雑種猫について、手術映像を中心に解説します。繰り返しになりますが、手術適応の判断を安易行わないように気をつけてください。
外科
image image 門脈体循環シャントの雑種犬
小材祐介
2022/12/01公開
門脈体循環シャントの雑種犬
門脈体循環シャントに関する解説は、今回で3例目になります。ここでは「左胃静脈と奇静脈のシャント」について、雑種犬1歳不妊雌の症例をご紹介します。今回も手術映像を中心に、注意点や確認の手順を交えながらお伝えします。また完全結紮した後に門脈圧が上昇し過ぎていないか、腹水等が出ていないか、容態が変化していないかなど、術後経過を観察する事にも注意が必要です。
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image image 胃の超音波検査〜浮腫・腺癌を見まくる!〜
石川雄大
2022/11/15公開
胃の超音波検査〜浮腫・腺癌を見まくる!〜
画像診断が難しい疾患の一つとして「ひどい嘔吐により胃腺癌が浮腫している」など、「胃炎」として診断されることが見受けられます。ここでは「浮腫(胃炎)」なのか「胃腺癌」なのかを見慣れていただくため、多くの画像を、犬と猫の症例を用いながら解説していきます。潰瘍については胃に限らす、小腸や十二指腸であってもエコー検査では描出しにくいことが特徴にあります。
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image image 胃の超音波検査〜各臓器の描出仕方と注意点〜
石川雄大
2022/11/15公開
胃の超音波検査〜各臓器の描出仕方と注意点〜
ここでは胃の画像描出方法についてお話しします。重要なことは幽門から始まる「胃全体の解剖」を理解し、隅々まで描出することにあります。また起こりうる変化についてもある程度予測をできるようにすることも大切です。各部位の位置とプローブの当て方のコツ、画像の見え方、胃のスクリーニング検査方法について解説します。
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image image 胃の超音波検査〜胃に対するCT検査・まとめ〜
石川雄大
2022/11/15公開
胃の超音波検査〜胃に対するCT検査・まとめ〜
最後に、胃に対するCT検査についてお話しします。CTをお持ちでない先生でも、目の前の症例がCT検査の適応になるのかを悩まれるケースもあるかと思いますので、少し触れておきたいと思います。個人的な結論から、消化管の腫瘍については胃に限らず、CT画像ではその特徴を捉えにくいことにあります。手術をする上で外科的なプランニングをある程度確認をする場合は検査で、診断を目的とした画像検査であればCT検査は不要だと考えています。
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image image 胃の超音波検査〜胃の疾患と基礎解剖〜
石川雄大
2022/11/15公開
胃の超音波検査〜胃の疾患と基礎解剖〜
ここでは「胃の超音波検査」の基礎部分についてお話しします。胃だけに関して言えば、疾患の分布や画像特徴を捉えられれば、ある程度の仮診断はできる分野だと思っています。技術で言えば、胃だけに限りませんが、臓器の連続性や繋がりを追えるようなプローブ操作技術が必要です。また代表的な疾患を知ること、消化管の解剖を知っておくといいでしょう。
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image image 胃の超音波検査〜胃の疾患を知ろう!〜
石川雄大
2022/11/15公開
胃の超音波検査〜胃の疾患を知ろう!〜
ここからは胃の疾患画像について解説します。胃の疾患には平滑筋腫、GIST、胃腺癌、リンパ腫、胃炎、潰瘍などがありますが、消化管の範囲はとても膨大です。そのため、患者のヒストリーや動物の特徴から「病変を探しにいく」ことが大切です。解剖学的位置と疾患の好発部位は画像診断の上で指標となりますので、必ず覚えるようにしてください。
整形
image image 猫のモンテジア骨折の整復法
磯野新
2022/11/01公開
猫のモンテジア骨折の整復法
この疾患は、教科書的に「橈骨脱臼を伴う近位尺骨の骨折」と解説され、比較的猫に多い疾患です。他の骨折疾患よりも難易度の高い治療を求められますが、合併症を防ぐなどのポイントをおさえれば難しくはないのかと思っています。ここでは1歳の猫を挙げ、手術映像を中心に整復方法を解説します。