- 2023/05/15公開
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ショック治療の基本2 〜ショックを知る〜
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深部膿皮症から敗血症を発症し外科治療を行った犬
「犬の膿皮症」はよく見られる皮膚疾患です。救急で来るケースは多くありませんが、今回は深部膿皮症から敗血症まで発症した症例をご紹介します。本症例では内科的治療が厳しく、病変部位が広がり致命的な事態になりうる為、来院5時間の時点で切除手術を実施しました。この症例のように広範囲切除するのはレアなケースですが、あくまで敗血症治療の二本柱として抗生剤投与とソースコントロールです。感染源の状況を踏まえると、病変が広がってしまった状況であれば外科的対処というものも考慮が必要です。
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低ナトリウム血症で痙攣重積を起こした犬
この動画では「痙攣重積」についてお話しします。痙攣を起こした理由として、脳疾患以外に考えられるのが低血糖、低ナトリウム血症、高アンモニア血症3つです。本症例では低ナトリウム血症の数値は異様に目立ちます。なんで低ナトリウム血症になってしまったのか?ここでは、その原因を考察する3つの手順について詳しくご解説していきます。
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パン生地中毒の犬
犬の救急症例で非常に多いのは誤飲誤食による中毒です。今回は、かなりマニアックな「パン生地中毒」についてお話しします。パン生地中毒の本質はアルコール中毒だという認識が必要ですが、その他想定されるトラブルもあります。ここでは、パン生地中毒の特徴をご紹介した後に、実症例を通して、救急現場での処置や治療戦略、胃洗浄の注意点、さらに入院管理について詳しくご解説します。
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ショック治療の基本4 〜ショックと戦う(前半)〜
ここでは実際にショックと戦う方法について解説します。末梢組織の酸素供給を高めるために酸素吸入を行います。ショックと思ったら取り敢えず酸素吸入することが重要です。心原性ショックでない場合は輸液などを行うなどの方法で対応します。
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ショック治療の基本2 〜ショックを知る〜
ここではショックにおける「4つの定義」について概略をまとめます。難しく考えるよりもショックの分類を状況に分けて知ることで、次に何を行うべきかが見えてきます。的確な状況判断を行えるよう理解を深めましょう。
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ショック治療の基本3 〜ショックを評価する〜
ショックを診断し、ショックから離脱を判断する指標についてお話しします。考え方はシンプルに「心拍数」と「体温」のチェックを行うことが重要です。人医療と同様、末梢組織の酸素供給と需要のバランスに着目することが基本的な考え方になるかと思います。