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  • 2024/04/15公開
  • 長谷川大輔
    日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科獣医放射線学研究室 教授
    長谷川大輔
    日本獣医畜産大学獣医学部獣医学科を卒業後、同大学院獣医学研究科を修了。同大学獣医放射線学教室助手・講師を経て、2014年より日本獣医生命科学大学臨床獣医学部門治療学分野准教授を、2019年より同大学獣医学部獣医学科獣医放射線学研究室教授を務める。

グリオーマの特徴・治療・予後

現在フレンチブルドッグの飼育頭数が増えておりますが、グリオーマ(脳腫瘍)の好発犬種であると言っても過言ではありません。特に希突起膠細胞腫が多い印象です。グリオーマは、てんかん発作を起こしやすい場所に発生してくるので、中齢のフレンチブル、ボストンテリア、ボクサーで発作が出てきた場合、躊躇なくMRI検査を行いましょう。
シリーズ1「トイ・プードル&ミニチュアダックスフント&柴犬」

Theme 1

人気3犬種の神経病好発疾患

Theme 2

GMEタイプのMUOについて

Theme 3

認知症について

Theme 4

CJAについて

Theme 5

椎間板ヘルニアについて

シリーズ2「短頭種の犬」

Theme 6

短頭種に共通する
神経疾患の概略

Theme 7

水頭症について

Theme 8

頭蓋内くも膜憩室/
頭部振戦/壊死性脳炎について

Theme 9

グリオーマ
(脳腫瘍)について

Theme 10

脊椎奇形・
脊椎関節奇形について

シリーズ3「M.シュナウザー&L.レトリバー&G.レトリバー」

Theme 11

好発する神経疾患の概略

Theme 12

全前脳胞症・てんかん

Theme 13

フライバイト・
発作性ジスキネジア

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この動画では前回に引き続き疾患詳細を解説。まずは、M.シュナウザーに多い「フライバイト」について、3つの原因とそれらの検査方法や鑑別方法、そして最新の研究論文での治療成果をご紹介します。最後に、ラブラドールに多いてんかん発作症状「発作性ジスキネジア」を解説します。不随意運動の1つで、その好発や発作の特徴、有効な抗てんかん薬について解説します。
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