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  • 2022/07/15公開
  • 小嶋篤史
    鳥と小動物の病院 リトル・バード 院長
    小嶋篤史
    北里大学獣医畜産学部獣医学科を卒業後、動物病院勤務を経て、 2000年より鳥専門病院に勤務する。2002年に「鳥と小動物の病院 リトル・バード」を開設し、現在に至る。(所属:鳥類臨床研究会/Association of avian veterinarians/エキゾチックペット研究会/日本獣医学会/鶏病研究会/他)

特徴的な症状を捉え、状況を見据えた検査を行うこと

ここでは「腸閉塞の診断」後編のお話しになります。腸閉塞で入院したオカメインコにX線検査を実施したところ、何らかの陰影が確認されました。物理的な腸閉塞の場合、消化管は大きく膨れますが今回はその所見が見られませんでした。陰影の確認を行うために血液検査を行った結果から「鉛中毒」であると確定診断をしました。複雑な構成になっていますが、今回のお話では鉛中毒の原因、病態生理、臨床所見の特徴、診断、治療について詳しく解説します。
「腸閉塞」全2回シリーズ配信中
PART1
   ・プロフィール/身体検査
   ・鳥の便について
   ・腸閉塞時便の状態
   ・腸閉塞の原因
   ・X線検査での鑑別
   ・腸閉塞の治療
   ・まとめ
PART2
   ・追加検査/診断
   ・鉛中毒の原因
   ・鉛中毒の病態生理
   ・鉛中毒の診断/治療
   ・本症例のまとめ


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