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  • 2022/05/15公開
  • 小嶋篤史
    鳥と小動物の病院 リトル・バード 院長
    小嶋篤史
    北里大学獣医畜産学部獣医学科を卒業後、動物病院勤務を経て、 2000年より鳥専門病院に勤務する。2002年に「鳥と小動物の病院 リトル・バード」を開設し、現在に至る。(所属:鳥類臨床研究会/Association of avian veterinarians/エキゾチックペット研究会/日本獣医学会/鶏病研究会/他)

便の色で腸閉塞の診断ができる

この映像では、突然元気と食欲がなくなり、緑色下痢状便を主訴に来院した3歳のオカメインコの症例をご紹介します。胸部触診・腹部触診・検便の検査を行い、重度な腸閉塞と診断しましたが、鳥の腸閉塞においては「便」を知っておくことが重要です。ここでは正常時の便と腸閉塞時の便の状態や特徴を紹介し、腸閉塞の原因、鑑別診断及び治療法について解説していきます。
「腸閉塞」全2回シリーズ配信中
PART1
   ・プロフィール/身体検査
   ・鳥の便について
   ・腸閉塞時便の状態
   ・腸閉塞の原因
   ・X線検査での鑑別
   ・腸閉塞の治療
   ・まとめ
PART2
   ・追加検査/診断
   ・鉛中毒の原因
   ・鉛中毒の病態生理
   ・鉛中毒の診断/治療
   ・本症例のまとめ


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