

- 2021/05/15公開
内科
無症状・胆嚢に病変を呈する高齢のM.シュナウザー
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外科
尿道包皮吻合術を行なったM.ダックスフント


岩井聡美
尿道包皮吻合術を行なったM.ダックスフント
肛門嚢腺癌の切除部分から液体が出ていて、排尿困難を主訴に紹介来院したミニチュア・ダックスフントの症例を紹介します。断裂してしまった尿道に対し端々吻合をすることは不可能ではありませんが、犬の場合は海綿体が発達しているため骨盤腔内での整復は難しくなります。それらを考え、今回は「尿道包皮吻合術」を行ないました。ここでは手術用顕微鏡を用いた尿道包皮吻合の方法、テクニック、注意点及び術後管理について詳しく解説していきます。
循環器
呼吸促迫を主訴に来院したチワワ


岩永孝治
呼吸促迫を主訴に来院したチワワ
呼吸促迫を主訴に来院したチワワについてお話しをします。来院時検査で「前尖逸脱による左心拡大」の所見が見られたため、重度な僧帽弁閉鎖不全症と診断し、トラセミドの投与量を調整しながら治療開始しました。この症例は、発咳が「心拡大による気管圧迫されること」が原因となり、心拡大を改善させることが治療のポイントになります。
循環器
胸水を主訴に来院したミックス猫


堀泰智
胸水を主訴に来院したミックス猫
ここで紹介する症例は原因不明の胸水貯留を主訴で来院したミックス猫で、心不全の治療だけでは胸水が改善されませんでした。一般的に胸水の原因としては「うっ血性心不全」「腫瘍性疾患」「伝染性腹膜炎(FIP)」が考えられ、この3つの疾患に対し必ず評価を行うことが必要です。この症例を通じ、胸水貯留の猫における基礎疾患の精査と治療の重要性を紹介します。
呼吸器
上気道疾患に対する超音波検査の応用


濵田興
上気道疾患に対する超音波検査の応用
この映像は、喉頭麻痺を疑うアフガン・ハウンドに行った超音波検査についてお話します。上気道疾患において超音波検査を行うべき疾患は?また喉頭麻痺を疑う場合の評価のポイントとはどのようなものが挙げられるのか?喉頭の超音波検査で確定診断は可能か?これらについて、実際の症例をみながら、解説したいと思います。
内科
嘔吐・貧血を認めたビーグル


金本英之
嘔吐・貧血を認めたビーグル
今回ご紹介する症例は、嘔吐と貧血を主訴に紹介来院した7歳のビーグルです。主訴は8カ月前から1回/月の嘔吐が発症。更に頻度が増え1カ月前には週1~3回という状況になったという状況です。また4日前から“ふらつき”が発症し、検査を目的に当院に紹介来院した症例になります。このような症状を持つ患者が病院に来ることはよくある事ではないでしょうか。ここでは敢えて病名を明かさずに、検査、診断治療、経過について一連の流れに沿って解説したいと思います。学ぶべきことが多い症例ですので、是非ご覧ください。
内科
ビリルビン高値・血小板減少のポメラニアン


金本英之
ビリルビン高値・血小板減少のポメラニアン
今回お話する症例は、黄疸・貧血・血小板減少・肝酵素高値といった検査異常を認められ、詳しい検査を受けるために来院したポメラニアンです。当院で行なった検査からの鑑別診断、治療について解説します。ここでは、診断した疾患の病態や症状、検査所見の特徴、鑑別のポイントについて詳しく解説します。