- 2021/09/01公開
救急
猫の動脈血栓塞栓症
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症例から学ぶ!救急診療の思考法【case1】_胆嚢破裂の診断〜OPEに踏み切るために〜
胆嚢破裂は緊急手術の適応となり得る一方、その診断は容易ではありません。特に胆嚢粘液嚢腫を背景に持つ症例では、POCUSによる胆嚢壁の連続性欠如や形状の歪み、胆嚢周囲脂肪の高エコー化、腹水貯留などを確認します。しかし、超音波検査の感度は56~86%、特異度は81~100%とされ、明らかな、、、
救急
症例から学ぶ!救急診療の思考法【case2】_GDVの初期治療(前編)
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胃拡張捻転症候群(GDV)は、迅速な認知と初期対応が求められる代表的な救急疾患です。診療は来院してからではなく、テレフォントリアージの段階から始まります。「吐こうとしているが何も出ない」という空嘔吐(えづき)や腹囲膨満に加え、犬種、年齢などの疫学的背景からGDVを疑い、来院前に、、、
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GDVと診断した後は、その複雑な病態を理解しながら速やかに安定化を図ります。胃拡張による後大静脈圧迫から静脈還流量・心拍出量が低下し、閉塞性ショックを呈する一方、出血による血液量減少性ショック、心筋虚血や不整脈による心原性ショック、さらに胃壁壊死、虚血再灌流障害、SIRS、、、
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ヨークシャーテリアの掻痒症例では、皮膚糸状菌症に加え体質性脂漏が高頻度に認められます。本犬種の重度な“べとつき”は、単なる機能的(原発性)脂漏では説明困難な例があり、病理学的に脂腺数・サイズの増加を伴う構造的脂漏、すなわち特発性汎発性脂腺過形成に類似した、、、
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ヨークシャーテリアの「べとべと」と痒みは、前回述べた構造的脂漏(脂腺過形成)だけでなく、多汗症が関与する場合がある。特に高齢例では、洗浄直後から再び湿潤し、独特の臭気を伴う強い痒みが特徴的である。病理検査ではアポクリン汗腺の著明な拡大が確認され、過剰な発汗が、、、
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ヨークシャーテリアでは皮膚糸状菌症の典型的な円形脱毛だけでなく、結節性病変として発症するケルスス禿瘡(ケリオン)にも注意が必要です。真皮内で感染毛を中心に好中球・マクロファージが浸潤し、化膿性肉芽腫を形成するため、ウッド灯や表層搔爬では検出困難な、、、