新着動画一覧

救急
image image アジソン病の救急治療
杉浦洋明
2022/10/01公開
アジソン病の救急治療
アジソン病(副腎皮質機能低下症)は一般的には希な症例とされ、その症状は分かりにくく、腎臓病に間違われることも多いと知られています。いざ救急な症状になると早い決断と治療が必要になり、救急現場での診断はハードルが高く、また治療の判断に迷うことも少なくありません。ここではステロイド薬の選択を含め、初期のアジソン病の救急治療についてご説明します。
救急
image image 尿管閉塞の救急対応〜猫の腎瘻など〜
杉浦洋明
2022/10/01公開
尿管閉塞の救急対応〜猫の腎瘻など〜
猫の尿管閉塞は、日常遭遇する救急疾患でもあり、頭を悩まされる方も多いのではないかと思います。内科治療に反応を示す疾患は比較的少なく感じていますが、閉塞を解除する方法を最優先に考えることが重要になります。治療方法については「内科治療を続ける」もしくは「腎瘻チューブを挿れるか」という選択肢になるのかと思いますが、決断を悩む間に手遅れになるという可能性がある救急疾患です。早急な決断を行い対応することが求められます。
外科
image image 門脈体循環シャントのパグ
小材祐介
2022/09/15公開
門脈体循環シャントのパグ
この症例は「門脈シャントの疑い」で紹介来院したパグについて解説します。CT検査で門脈から後大静脈に流入する「太くて短いシャント血管」が認められました。皆さんはこの場合、部分結紮をどのように調整しますか? また、1回で手術が終了できない場合にどんな対処を行っていますか? ここではアプローチ法、合併症及び術後管理について詳しく解説します。映像では実際の消化管の色、門脈圧の様子を動画で示しますので、ぜひご参考ください。
循環器
image image 来院1週間前に肺水腫が発症する日本猫
岩永孝治
2022/09/15公開
来院1週間前に肺水腫が発症する日本猫
この症例は日本猫で、肺水腫を発症し数日前から食欲が低下したとのことで来院しました。すでに紹介医では心不全の治療を行なっており、腎臓に負担がかかっているのではないかと推測しました。“左室二腔症による心不全”と診断し、左室内に血栓が形成されていました。血栓の発生箇所は左心房に多く発生しますが、中には左心室に血栓ができることもあります。
画像
image image 猫の腹部X線検査のポジショニング法
竹内充彦
2022/09/15公開
猫の腹部X線検査のポジショニング法
ここでは猫の腹部X線検査のポジショニングについてお話しします。ポジショニングを向上させるためのポイントは、解剖学的知識を深く持つことで、骨格の形状や臓器の位置関係を知っておくとその精度は上がります。患者が猫の場合、怒らせないこと、大きな音を立てないこと、急激な動作を避けるなどを心掛けましょう。実際の撮影をイメージするために猫を用いての解説を行います。
循環器
image image 若齢アメリカンショートヘアの心雑音
井口和人
2022/09/15公開
若齢アメリカンショートヘアの心雑音
この動画は「若齢の猫の心雑音」についてお話しします。猫では「先天性心疾患」が多く、状況によっては死に至るケースがあるので、注意しながら診療を心掛けましょう。今回紹介する症例は「かなり重症な心疾患」で、他院にて麻酔のリスクから去勢手術ができないと指摘され、当院に来院しました。ここでは、大きめの心雑音に対する考え方と診断のポイントをご解説します。
神経
image image 脊髄梗塞の猫の一例
中田浩平
2022/09/15公開
脊髄梗塞の猫の一例
この症例は「両後肢麻痺を主訴」に来院した雑種猫です。来院時の検査結果から「脊髄梗塞の急性発症」を示しており、髄内に病変が認められました。臨床経過として自然回復を示した典型的な結果を辿った症例となります。ポイントは髄内病変の確定が困難ですが、このような症例の場合、他の生命予後に関わる疾患を先に除外することが重要です。
神経
image image [胸腰椎椎間板ヘルニアTips1]外側アプローチをマスターしよう!
神志那弘明
2022/09/01公開
[胸腰椎椎間板ヘルニアTips1]外側アプローチをマスターしよう!
今回は胸腰椎椎間板ヘルニアのTipsとして5つに分けお話をします。最初のテーマは「外側アプローチをマスターしよう」です。アプローチ法を大きく分けると「背側」と「外側」になりますが、ここでは後者を中心に、メリット、パターン、ポジショニング、器具の使い方についてお話しします。ただ単にアプローチを行うのではなく、術野の確保や軟部組織の温存を意識した低侵襲な手術を意識することが大切です。
神経
image image [胸腰椎椎間板ヘルニアTips2]サクション管を使いこなせ!
神志那弘明
2022/09/01公開
[胸腰椎椎間板ヘルニアTips2]サクション管を使いこなせ!
今回は胸腰椎椎間板ヘルニアのTipsとして5つに分けお話をします。2つ目のテーマは「サクション管を使いこなせ」です。あらゆる神経外科において、このサクション管を使うシーンは多くあり、その目的は血液や体液、生食を吸い取ることだけではありません。組織の牽引支持や圧迫止血、骨を削る際のリトラクターとして、狭い術野で活用が効く器具の一つです。手術シーンなどをお見せしながら解説します。
神経
image image [胸腰椎椎間板ヘルニアTips3]骨切削のテクニック
神志那弘明
2022/09/01公開
[胸腰椎椎間板ヘルニアTips3]骨切削のテクニック
今回は胸腰椎椎間板ヘルニアのTipsとして5つに分けお話をします。3つ目のテーマは「骨切削のテクニック」です。精密な手術を行う際にラウンドバーは必ず必要になりますが、使い方や選択を誤ると大きな事故を起こし兼ねません。使い方を熟知し、骨切削を行う範囲をプランニングすることで事故を防ぎ、精密な手術を行うことができるようになります。そのた必要な器具や装置を交え、その重要性についてお話しします。
神経
image image [胸腰椎椎間板ヘルニアTips5]止血法を覚えれば怖くない
神志那弘明
2022/09/01公開
[胸腰椎椎間板ヘルニアTips5]止血法を覚えれば怖くない
今回は胸腰椎椎間板ヘルニアのTipsとして5つに分けお話をします。5つ目のテーマは「止血法を覚えれば怖くない」です。どんな手術でも出血を最小限に抑えることは必要ですが、出血しやすい部位を知っておくことが重要です。同時に、神経外科では神経組織を傷めないことも忘れてはいけません。止血法を多く知っておくことでバリエーションが増え、冷静な対応が可能になります。
神経
image image [胸腰椎椎間板ヘルニアTips4]椎間板の摘出テクニック
神志那弘明
2022/09/01公開
[胸腰椎椎間板ヘルニアTips4]椎間板の摘出テクニック
今回は胸腰椎椎間板ヘルニアのTipsとして5つに分けお話をします。4つ目のテーマは「椎間板の摘出テクニック」です。椎間板ヘルニアの状況により手術方法と目的が異なります。ここでは幾つかの動画を用いながら、また普段から使っている器具紹介を交えながら、テクニックとポイントについてお伝えします。圧迫の位置や程度を確認し、摘出プランを考えた上で正確な手術を行えるようにしましょう。