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  • 2023/11/15公開
  • 小材祐介
    伊勢崎動物医療センター センター長
    小材祐介
    東京農工大学卒業後、都内動物病院、埼玉県内の動物病院に勤務した後、小動物外科レジデントとして東京農工大学動物医療センター外科獣医師として勤務。2022年4月より熊谷夜間救急動物病院にて勤務し、2023年4月より伊勢崎動物医療センターを開業。

治療のコンセプトはとにかくショックから脱すること

前回に続き、胃拡張・胃捻転症候群についてお話をします。治療のコンセプトとして、ショックからの脱却、多臓器不全の予防、再発予防になりますので、十分に病態理解することが必要です。また、救急現場では、迅速な対処が必要ですので、ここでは、胃捻転の整復のポイント、胃の切除範囲、脾臓切除、胃固定術及び合併症について詳しくご解説していきます。
外科シリーズ① 「一人で手術を行うテクニック」

Theme 1

一人で行う手術の注意点

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一人気管挿管のテクニック

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開創器を用いた
開創のテクニック

Theme 4

支持糸の上手な使い方

Theme 5

縫合のテクニック

外科シリーズ② 「出血しても慌てないですむ!」

Theme 1

止血について考える

Theme 2

動画で学ぶ出血させない
テクニック

Theme 3

シーリングデバイスの
活用と実際

Theme 4

止血のテクニック

Theme 5

動画で学ぶ
止血のテクニック

外科シリーズ③ 「典型的な救急外科手術での注意点とは?」

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救急疾患の外科適応

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胃拡張
胃捻転症候群の治療

Theme 3

動画で学ぶ
胃捻転症候群の救急手順

<12/15〜配信>

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難産に対する
帝王切開術

<2024/1/15〜配信>

Theme 5

動画で学ぶ
難産の救急手順

<2024/1/15〜配信>
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この動画では使用器具をご紹介。講師おすすめのバイポーラー機能を持っているLigaSureなど、丈夫で使いやすい器具を選択しています。また、ベッセルシーリングデバイスの使用は、血管の止血、切断だけではなく、膵臓部分切除、軟口蓋切除、出血させたくない部位での剥離にも活用できます。ただし、使用時に接触による損傷や組織破断による出血になることがありますので、注意が必要です。ここでは、実動画でシーリングデバイスの使用方法、注意点、鈍性切開のポイントなどについて細かくご解説していきます。
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