

- 2022/02/15公開
神経
副腎皮質機能亢進症による筋硬直症 (ミオトニア)の犬の一例
関連動画
外科
胸壁腫瘤切除を行なったG.レトリーバー


小材祐介
胸壁腫瘤切除を行なったG.レトリーバー
ここでは胸壁腫瘤があった場合、どのような手術を行うのか、どのような疾患が鑑別に上がるのかをお伝えしたいと思います。手術の大きなポイントは、この部位は胸肺動脈がメインとなって血液が供給される箇所となるため、広背筋の処理を的確に行うことが重要になります。手術方法は様々ですが、一つの方法として押さえていただければと思います。
救急
猫の肺気腫の救急治療


杉浦洋明
猫の肺気腫の救急治療
ここでは「猫の肺気腫に対する救急治療」について解説したいと思います。猫の肺気腫は「呼気努力をする」ことが特徴として挙げられますが、人で言うところの「慢性閉塞性肺疾患」に近い病態と考えられる疾患です。他の呼吸器疾患と比べ、治療のコンセプトや注意点が少々異なることが特徴です。
神経
脊髄梗塞の猫の一例


中田浩平
脊髄梗塞の猫の一例
この症例は「両後肢麻痺を主訴」に来院した雑種猫です。来院時の検査結果から「脊髄梗塞の急性発症」を示しており、髄内に病変が認められました。臨床経過として自然回復を示した典型的な結果を辿った症例となります。ポイントは髄内病変の確定が困難ですが、このような症例の場合、他の生命予後に関わる疾患を先に除外することが重要です。
神経
[胸腰椎椎間板ヘルニアTips1]外側アプローチをマスターしよう!


神志那弘明
[胸腰椎椎間板ヘルニアTips1]外側アプローチをマスターしよう!
今回は胸腰椎椎間板ヘルニアのTipsとして5つに分けお話をします。最初のテーマは「外側アプローチをマスターしよう」です。アプローチ法を大きく分けると「背側」と「外側」になりますが、ここでは後者を中心に、メリット、パターン、ポジショニング、器具の使い方についてお話しします。ただ単にアプローチを行うのではなく、術野の確保や軟部組織の温存を意識した低侵襲な手術を意識することが大切です。
神経
[胸腰椎椎間板ヘルニアTips2]サクション管を使いこなせ!


神志那弘明
[胸腰椎椎間板ヘルニアTips2]サクション管を使いこなせ!
今回は胸腰椎椎間板ヘルニアのTipsとして5つに分けお話をします。2つ目のテーマは「サクション管を使いこなせ」です。あらゆる神経外科において、このサクション管を使うシーンは多くあり、その目的は血液や体液、生食を吸い取ることだけではありません。組織の牽引支持や圧迫止血、骨を削る際のリトラクターとして、狭い術野で活用が効く器具の一つです。手術シーンなどをお見せしながら解説します。
神経
[胸腰椎椎間板ヘルニアTips3]骨切削のテクニック


神志那弘明
[胸腰椎椎間板ヘルニアTips3]骨切削のテクニック
今回は胸腰椎椎間板ヘルニアのTipsとして5つに分けお話をします。3つ目のテーマは「骨切削のテクニック」です。精密な手術を行う際にラウンドバーは必ず必要になりますが、使い方や選択を誤ると大きな事故を起こし兼ねません。使い方を熟知し、骨切削を行う範囲をプランニングすることで事故を防ぎ、精密な手術を行うことができるようになります。そのた必要な器具や装置を交え、その重要性についてお話しします。