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  • 2026/01/15公開
  • 波田 晃
    QUARC動物病院 麻酔科
    波田 晃
    2020年に酪農学園大学をご卒業。北海道市内の動物病院にて勤務ののち、現在は夜間救急動物病院さいたま大宮の主任を務める傍ら、フリーランスとして都内を中心に複数の動物病院にて麻酔集中治療アドバイザーを務める他、外科を中心とした二次診療施設「QUARC動物病院」にて麻酔科として日々診療に従事しています。動物麻酔基礎技能認定医。日本獣医腎泌尿器学会認定医。

覚醒をコントロール?!

本動画では、股関節脱臼やレッグ・ペルテス病に対して行われる大腿骨頭切除術を題材に、周術期麻酔計画の考え方をご解説します。骨切除を伴う本手術は侵襲度が高く、術中・術後ともに強い疼痛管理が求められるため、「どこまで鎮痛を入れるか」「覚醒をどうコントロールするか」が重要なポイントになります。本症例ではプロポフォール導入、イソフルラン維持に加え、仙骨硬膜外麻酔を併用し、体幹部の鎮痛を強化しています。局所麻酔薬は、麻痺時間をできるだけ短縮し反対側股関節の脱臼リスクを下げる目的でリドカインを選択しました。また硬膜外投与時の体位、穿刺のランドマーク、陰圧確認、循環抑制への注意点についても具体的に解説します。さらに本動画では、発揚期をいかに表に出さず覚醒させるかに焦点を当て、吸入麻酔薬の抜き方と注射麻酔薬による覚醒管理の考え方をご紹介します。反対肢脱臼を防ぐための「暴れさせない覚醒」を、実症例のモニター画面とともに整理した内容です。

実症例の麻酔計画〜整形外科編〜

-Part1-

脛骨高平部水平化骨切り術

-Part2-

橈尺骨骨折

-Part3-

大腿骨頭切除

実症例の麻酔計画〜軟部外科編〜

-Part1-

短頭種気道症候群

-Part2-

消化管内異物

-Part3-

尿管閉塞

-Part4-

犬の避妊手術

実症例の麻酔計画〜歯科編〜

-Part1-

スケーリング + 抜歯

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