新着動画一覧

検査法
image image [神経学的検査法]脳神経・顔面知覚
長谷川大輔
2022/08/15公開
[神経学的検査法]脳神経・顔面知覚
ここでは顔面知覚の検査について解説します。この検査は上顎及び下顎の口唇を、爪やピンセットなどでつまみ、痛みを感じているかを確認します。痛みがある場合は拒否反応を示すので分かりやすいかと思いますが、上顎の口唇をつまんでも反応が出ない場合があるので、このような場合は鼻の穴を刺激します。「こより」などを用いて反応を確認しましょう。この検査では、三叉神経の反応の有無を確認するために行います。
神経
image image 四肢ふらつきとCRP高値を認めた犬の一例
小畠結
2022/08/15公開
四肢ふらつきとCRP高値を認めた犬の一例
ここでは高齢のゴールデン・レトリーバーの症例についてお話しします。家では「四肢起立不能」という状態でしたが、来院検査時には「ふらつく」という状態でした。犬の四肢ふらつきというと神経疾患の可能性が高いと思ってしまいますが、実はCRP高値を併発していた場合には他の疾患特に多発性関節炎がおきている可能性があります。その認識をしながら検査を実施し原因が何であるのかをしっかりと見極めることが重要になります。
救急
image image 犬の気胸
杉浦洋明
2022/08/15公開
犬の気胸
この動画では「気胸」についてお話しします。今回は夜中呼吸荒くなり来院した8歳のトイ・プードルの症例を紹介しながら、「気胸」についての概論、救急現場での処置法と管理法を解説します。今回ご紹介する症例のように「1回の胸腔穿刺で治癒した」というケースは多くあります。犬も猫も基本的な考え方は同じで、臨床現場で「気胸」の症例に遭遇した場合、慌てずに冷静に胸腔穿刺を行うことがおすすめです。
画像
image image 猫の鼻咽頭の読影
石川雄大
2022/08/15公開
猫の鼻咽頭の読影
ここでは遭遇頻度が高い「猫の鼻咽頭狭窄」について解説します。上気道の画像診断は、症状や呼吸音から「どこの異常を疑うのか」。また「どのような疾患が存在するのか」を想定することから始まります。ポジショニングには徹底的にこだわり、可能であれば吸気呼気撮影を行いましょう。また鼻咽頭狭窄の典型画像は、軟口蓋が“への字”に変形することですが、症例によってバリエーションが存在するため正常解剖の理解及び様々な症例をみて慣れておくことも必要です。
外科
image image 動脈管開存症の雑種犬
小材祐介
2022/08/15公開
動脈管開存症の雑種犬
今回の症例は、心雑音を主訴で来院した雑種犬についてご紹介します。この症例はPDAダクトの位置が非常に分かりにくく、動脈管剥離において比較的に難しい手術に分類されるのかと思います。重要なことは動脈管解剖位置を正確に把握し、手術をしやすい術野を展開、確保することになります。手術の流れに沿って、ポイントを上げながら分かりやすく解説したいと思います。
画像
image image 環軸不安定症の画像診断
石川雄大
2022/08/01公開
環軸不安定症の画像診断
この映像は様々なパータンの「環軸不安定症の症例」について3つの症例を紹介し、読影ポイントを解説します。ストレス撮影を実施することはもちろん重要ですが、時として検査により症状が悪化してしまうことがあるため、この点については注意が必要です。ニュートラルポジションで撮影した映像から、情報を得られるようにすることが重要です。
画像
image image 骨のX線読影の基礎
石川雄大
2022/08/01公開
骨のX線読影の基礎
ここでは骨病変に対する読影の基礎を解説しています。骨の読影の基本として「発生部位」「骨破壊のされ方」「移行帯の評価」「骨膜反応の有無」「骨基質の形成」に注意して読影することが重要です。骨の溶解性病変やその辺縁、骨膜反応、発生部位を一つずつ丁寧に読影し解釈することがポイントになります。
画像
image image 肺葉捻転の画像特徴
石川雄大
2022/08/01公開
肺葉捻転の画像特徴
この映像では「肺葉捻転の画像診断」について整理したいと思います。肺葉捻転は緊急性が高く、外科的介入が必要になることが多い疾患です。その為、X線画像検査を中心にしっかりと診断を行うことが重要になります。時として悩ましい症例に遭遇することがありますが、超音波検査などその他のモダリティを併用することでより情報量は増えるので、自信をもって診断できるようにしましょう。
画像
image image 肺腫瘤を認めた一例
石川雄大
2022/08/01公開
肺腫瘤を認めた一例
このレクチャーでは「肺腫瘤を認めた組織球肉腫の症例」に対し、どのような画像所見を拾い上げ、鑑別順序に結びつけるのかを紹介しています。犬種の特異性が強い疾患で、特に気管気管支リンパ節の腫大は鑑別を絞り込む大きな特徴になります。それぞれの画像所見を合致することで、より自信を持って診断ができるようになるかと思います。
画像
image image 肺超音波検査の基礎
石川雄大
2022/08/01公開
肺超音波検査の基礎
この映像は「肺超音波検査の基本パターンの紹介」とその解釈に関して解説しています。重要なことは「肺超音波検査だけで判断しない」ということが大切で「X線画像」と組み合わせることでより正確な情報を得ることができます。結論として肺超音波検査は「分布とパターンから推測する」ということがポイントとなり、抽出された超音波画像の成り立ちや分布を理解し、X線と照らし合わせて考えていくことが重要です。
リハビリ
image image リハビリを依頼されて困る症例
長坂佳代
2022/07/15公開
リハビリを依頼されて困る症例
前回に引き続き、整形外科とリハビリテーションの専門医の2人が、リハビリの重要性やその方法について座談会形式で解説します。今回のテーマは「依頼されて困ること」です。手術の成果が良くない症例をリハビリテーション科に任せられることは少なくありません。手術の効果を上げるために、リハビリを取り入れるために必要な「意識や考え方」「知っておいてもらいたいこと」について、現状の問題や課題をお伝えします。
エキゾ
image image 鉛中毒の診断と治療
小嶋篤史
2022/07/15公開
鉛中毒の診断と治療
ここでは「腸閉塞の診断」後編のお話しになります。腸閉塞で入院したオカメインコにX線検査を実施したところ、何らかの陰影が確認されました。物理的な腸閉塞の場合、消化管は大きく膨れますが今回はその所見が見られませんでした。陰影の確認を行うために血液検査を行った結果から「鉛中毒」であると確定診断をしました。複雑な構成になっていますが、今回のお話では鉛中毒の原因、病態生理、臨床所見の特徴、診断、治療について詳しく解説します。