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image image 大腸の超音波検査〜下部消化管の超音波検査〜
石川雄大
2023/01/15公開
大腸の超音波検査〜下部消化管の超音波検査〜
ここでは下部消化管の超音波検査として、回盲部の疾患と超音波検査についてお話しします。犬の回盲部の疾患ではGISTが圧倒的に多くその他上がってくる疾患は、小腸や大腸とあまり変わりはありません。こと回腸で注意しなければならない疾患は、脂肪肉芽腫性リンパ管炎でこれだけはしっかりとおさえてください。超音波検査では特徴的な画像を呈することが特徴です。
呼吸器
image image 呼吸器疾患の初期対応4〜各疾患部位に対する蘇生・安定化〜
濵田興
2023/01/06公開
呼吸器疾患の初期対応4〜各疾患部位に対する蘇生・安定化〜
疾患部位のある程度特定ができた後は、それぞれの部位に対する蘇生と安定化を行う必要があります。酸素化について先に触れてきましたが、この他にも鎮静や薬剤、挿管、高体温管理、胸腔穿刺などの方法があります。ここでは私が普段から行なっている安定化のそれぞれの方法についてお話しします。酸素化は治療の一つであり、状況に応じた安定化を心がけるようにしてください。
呼吸器
image image 呼吸器疾患の初期対応1〜初期安定化を理解する〜
濵田興
2023/01/06公開
呼吸器疾患の初期対応1〜初期安定化を理解する〜
よくありがちな考え方の一つとして、呼吸器症状がある=呼吸器疾患と思う方も多いのかと思います。呼吸困難であっても低酸素血症になっていない、または呼吸不全になっていても慢性症状で体が慣れてしまい、呼吸困難にならない症例も多くいます。ここでは実際の呼吸困難の犬の症例や症状を見ながら、酸素供給方法についてお話しします。
呼吸器
image image 呼吸器疾患の初期対応2〜症例の重症度判定について〜
濵田興
2023/01/06公開
呼吸器疾患の初期対応2〜症例の重症度判定について〜
ここでは酸素化と同時に行う重症度判定についてお話しします。私の場合、重症度は緊急度と同じと考えています。判定を誤るなど、治療のタイミングを逃してしまうと死につながる可能性があります。ここでは重症度判定の区分と判断基準について、症例の呼吸音や状態について映像を用いながら解説します。
呼吸器
image image 呼吸器疾患の初期対応3〜疾患部位の特定〜
濵田興
2023/01/06公開
呼吸器疾患の初期対応3〜疾患部位の特定〜
重症度判定を行いながら疾患部位の特定を同時に行なっていきます。特定部位を即座に特定することは不可能なため、一般的には身体検査と超音波検査で大まかに特定ができるようにします。部位を特定するためには、呼吸回数、努力呼吸、呼吸パターンなどいくつかの指標があります。ここでは身体検査と超音波検査についてそのポイントを、実症例を上げながら解説します。
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image image 小腸の超音波検査〜その②:筋層びまん性肥厚パターン〜
石川雄大
2022/12/15公開
小腸の超音波検査〜その②:筋層びまん性肥厚パターン〜
パターン分類の2つ目として、筋層びまん性肥厚パターンについてお話しします。「筋層の肥厚」の診断基準は、粘膜下織よりも筋層が部厚くなっている状態です。鑑別疾患はリンパ腫、慢性腸症、慢性炎症、IBDになります。臨床症状、経過、内視鏡検査を行い、画像だけで診断しないようにすることが重要です。
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image image 小腸の超音波検査〜その①:粘膜高エコーパターン〜
石川雄大
2022/12/15公開
小腸の超音波検査〜その①:粘膜高エコーパターン〜
消化管の異常像を鑑別するにあたり、ここではパターン分類別に解説をしていきます。1つ目は「粘膜高エコーパターン」になります(この言葉は私が勝手につけた名前です)。このパターンが見えた場合、リンパ腫、慢性腸症、リンパ管拡張症を考えていきます。エコー初見と鑑別疾患については様々な症例を見ながらその特徴とポイントについて解説します。
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image image 小腸の超音波検査〜その③:層構造消失低エコーパターン〜
石川雄大
2022/12/15公開
小腸の超音波検査〜その③:層構造消失低エコーパターン〜
パターン分類の3つ目として、層構造消失低エコーパターンについてお話しします。色々な報告で「層構造の消失=悪性腫瘍が示唆された」と言う話を耳にしますが、これは特異的な初見ではないと思っています。確率論で言えば腫瘍であることは事実ですが、腫瘍ではない症例を私は多く見かけます。そのような症例をここで多く紹介しながらパターン分類について解説したいと思います。
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image image 小腸の超音波検査〜疾患の定義と異常を捉えるときの基本〜
石川雄大
2022/12/15公開
小腸の超音波検査〜疾患の定義と異常を捉えるときの基本〜
このセッションでは疾患の定義と異常を捉えるときの基本についてお話しします。消化管の異常はパターン認識から考えるといいでしょう。小腸の疾患異常を捉えるときの基本は、病変の局在、病変の偏在、層構造の消失やバランスの有無、消化管拡張の有無から考えることが重要です。また疾患を引き起こす原因の定義を理解しておくことが重要です。
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image image 小腸の超音波検査〜小腸の疾患と基礎解剖〜
石川雄大
2022/12/15公開
小腸の超音波検査〜小腸の疾患と基礎解剖〜
このセッションでは基礎的な解剖とスクリーンング検査、消化管の見え方についてお話しします。小腸の疾患は犬猫に於いて共通していますが、リンパ腫や炎症性疾患、GISTや腺癌が多いことが特徴です。また猫独特な疾患については、好酸球性硬化性線維増殖症があります。小腸に限らず、画像検査全般で言えることは所見ベースから疾患を考えられるようにすることがとても重要です。
外科
image image 胸壁腫瘤切除を行なったG.レトリーバー
小材祐介
2022/12/01公開
胸壁腫瘤切除を行なったG.レトリーバー
ここでは胸壁腫瘤があった場合、どのような手術を行うのか、どのような疾患が鑑別に上がるのかをお伝えしたいと思います。手術の大きなポイントは、この部位は胸肺動脈がメインとなって血液が供給される箇所となるため、広背筋の処理を的確に行うことが重要になります。手術方法は様々ですが、一つの方法として押さえていただければと思います。
外科
image image 門脈体循環シャントのパピヨン
小材祐介
2022/12/01公開
門脈体循環シャントのパピヨン
この症例は2歳のパピヨンで、他院で門脈シャントと診断され、セカンドオピニオンで紹介来院しました。この手術のポイントとしては、細くて長いタイプのシャント血管であった場合、通常一回で結紮してしまえば手術で終了になります。それ以外の手技が必要なくなりますが、このタイプの血管にどういったアプローチするのかがひとつ重要になってきます。今回は胃を牽引してその左側の奥を覗いであげることが手技のポイントになります。