

- 2023/09/15公開
外科
出血しても慌てないですむ!止血のテクニック
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出血しても慌てないですむ!シーリングデバイスの活用と実際


小材祐介
出血しても慌てないですむ!シーリングデバイスの活用と実際
この動画では使用器具をご紹介。講師おすすめのバイポーラー機能を持っているLigaSureなど、丈夫で使いやすい器具を選択しています。また、ベッセルシーリングデバイスの使用は、血管の止血、切断だけではなく、膵臓部分切除、軟口蓋切除、出血させたくない部位での剥離にも活用できます。ただし、使用時に接触による損傷や組織破断による出血になることがありますので、注意が必要です。ここでは、実動画でシーリングデバイスの使用方法、注意点、鈍性切開のポイントなどについて細かくご解説していきます。
外科
出血しても慌てないですむ!止血のテクニック


小材祐介
出血しても慌てないですむ!止血のテクニック
出血後の止血戦略として、第1は圧迫止血です。圧迫止血で大概の出血はコントロール可能になりますが、直接圧迫で「止血開始時に時間測定を行うこと」「止血解除時に血管走行を意識すること」が非常に重要です。間接圧迫止血法は、直接圧迫が不可能な時に適応しますが、出血部位より上流の血管を圧迫し、中枢側血流遮断して止血するため、解剖学に基づいて術前準備が必要になります。その他、鉗子でのクランプ、血管結紮、機械的止血剤による止血方法もあります。ここでは、講師自身が止血に対する思考や細かい止血テクニックについてご解説します。
外科
出血しても慌てないですむ!動画で学ぶ止血のテクニック


小材祐介
出血しても慌てないですむ!動画で学ぶ止血のテクニック
前回に続き、実のオペ動画を用いて止血のテクニックをご紹介します。術中に動脈血管から出血した場合、出血部位を直接圧迫する直接圧迫止血法が基本です。ここでは、右頬部腫瘤、全耳道切除2症例を挙げ、圧迫止血法、止血解除時の注意点、結紮による止血のコツについてご解説します。さらに、切開部位から出血した場合、縫合による止血のポイント、Z縫合の手順もご紹介します。
外科
出血しても慌てないですむ!止血について考える


小材祐介
出血しても慌てないですむ!止血について考える
術中に出血させてしまうと一番問題になるのは、術野が見えなくなることです。そして、術野の悪い状況で切開や縫合などがうまくできなくなり、思わぬトラブルによって手術の精度や時間に悪影響が生じ、さらに出血の場所に感染を起こしたり組織の癒合が遅延したりしますので、しっかりと止血を行いながらきれいな手術を進めていくことが非常に重要です。適切な止血戦略として、「出血させない手技手法の選択」は重点的に考えて手術を行っていくことが大事です。ここでは、出血しにくい切開・剥離のテクニック、電気メスの多用法や使用時の注意点などについて詳しくご説明していきます。
外科
出血しても慌てないですむ!動画で学ぶ出血させないテクニック


小材祐介
出血しても慌てないですむ!動画で学ぶ出血させないテクニック
前回に引き続き、出血させてないテクニックについてお話をします。出血させない切開の重要なポイントは、切開のスピードを調整しながら行うことです。血管が多い場合はどうやって切開するのか?出血した場合はどうするのか?一人で手術を行う際に止血のポイントとは?ここでは、いくつの実動画を交えて、電気メスの多用法やモードの設定、止血方法、鈍性剥離について詳しくご解説します。
外科
助手なんていないよ!〜支持糸の上手な使い方〜


小材祐介
助手なんていないよ!〜支持糸の上手な使い方〜
前回に続いて、一人でうまく手術を進められるため、支持糸の上手な使い方をご紹介します。支持糸は、組織の牽引、テンションかけ、縫合のランドマークといった目的で使われています。ここでは、「紐状異物空腸切開」オペ動画を見ながら、それぞれの使い方、注意点、縫合の体勢についてご解説します。