image play video
  • 2023/08/15公開
  • 小材祐介
    伊勢崎動物医療センター センター長
    小材祐介
    東京農工大学卒業後、都内動物病院、埼玉県内の動物病院に勤務した後、小動物外科レジデントとして東京農工大学動物医療センター外科獣医師として勤務。2022年4月より熊谷夜間救急動物病院にて勤務し、2023年4月より伊勢崎動物医療センターを開業。

縫合パターンが増やすことで一人手術の助けになります

引き続き、縫合のテクニックについてお話しします。運針パターンは、一般的に順行性運針が行われていますが、血管や組織を損傷しないよう、安全性の高い方向へ運針できるよう逆行性運針も身につけた方が良いです。軟部や深部での縫合は、強度感触の良い手結紮がおすすめです。また、太めの臓器での縫合は、ミラー変法がよく紹介されていますが、演者が普段行っている縫合方法をご紹介。器具の持ち方、手結紮の手順、2種類の片手結紮の方法について実際のオペ動画を用いて詳しくご解説します。
外科シリーズ① 「一人で手術を行うテクニック」

Theme 1

一人で行う手術の注意点

Theme 2

一人気管挿管のテクニック

Theme 3

開創器を用いた
開創のテクニック

Theme 4

支持糸の上手な使い方

Theme 5

縫合のテクニック

外科シリーズ② 「出血しても慌てないですむ!」

Theme 1

止血について考える

Theme 2

動画で学ぶ出血させない
テクニック

Theme 3

シーリングデバイスの
活用と実際

Theme 4

止血のテクニック

Theme 5

動画で学ぶ
止血のテクニック

外科シリーズ③ 「典型的な救急外科手術での注意点とは?」

Theme 1

救急疾患の外科適応

Theme 2

胃拡張
胃捻転症候群の治療

Theme 3

動画で学ぶ
胃捻転症候群の救急手順

<12/15〜配信>

Theme 4

難産に対する
帝王切開術

<2024/1/15〜配信>

Theme 5

動画で学ぶ
難産の救急手順

<2024/1/15〜配信>
※当サイトに掲載される全ての動画、画像、ハンドアウト内⽂章および画像について個⼈使⽤以外の⼀切の⾏為(転写・複製・譲渡・WEB掲載等)を禁じます

関連動画

循環器
image image 心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例2)
岩永孝治
心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例2)
本症例は柴犬で心雑音が認められた症例です。心電図では少し波形が高い程度、レントゲンでは右心系が少し張り出しはいるが肺には特におかしなところは認められませんでした。エコー検査でも壁の厚さなど大きくは変化がなく、特に問題が無いように見える、、、
循環器
image image 心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例1)
岩永孝治
心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(症例1)
本症例では若齢犬の「先天性心疾患」についてご解説いただきます。初見でレントゲン、心電図ともに心臓の拡大が認められました。エコー検査で確認しても左心房がパンパンに膨れ、僧帽弁逆流も確認でき肺水腫も疑う症例です。心臓が膨れている時の血流の、、、
循環器
image image 心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(概論) –
岩永孝治
心エコー検査のコツ〜先天性心疾患(概論) –
今回の映像では「心エコー検査のコツ」最終章として、「先天性心疾患」についてお届けいたします。本映像では「概論」と題し、先天性心疾患について実症例を解説する前に、まず先天性疾患でよく見られる症例について、それぞれどういうメカニズムで起きているか、、、
外科
image image 腹腔鏡手術編3〜中高齢犬の腹鏡下卵巣子宮摘出術〜
吉田宗則
腹腔鏡手術編3〜中高齢犬の腹鏡下卵巣子宮摘出術〜
こちらの映像では、前回の若齢の卵巣摘出に続き「卵巣子宮摘出術」についてご解説いただきます。卵巣子宮摘出術では、「OHE」か「OVE」のどちらかで手術を勧めますが、今回は「OHE(全摘出)」を行います。特に、今回は前回の若齢とは異なり中高齢のため脂肪が蓄積され、、、
外科
image image 腹腔鏡手術編4〜中高齢猫の腹鏡下卵巣子宮摘出術〜
吉田宗則
腹腔鏡手術編4〜中高齢猫の腹鏡下卵巣子宮摘出術〜
今回は猫の中高齢における「卵巣子宮摘出術」になります。前回の犬と違い猫は筋肉が柔らかく、トロッカーを打ち込む際も注意が必要です。また、脂肪のつき方も犬とは異なるため、その違いも是非ご注目ください。手術の流れは犬と同様、トロッカーを設置後、、、
循環器
image image 心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例1)
岩永孝治
心エコー検査のコツ〜猫の分類不能心筋症(症例1)
今回のシリーズでは純血種に特に多い猫の心筋症についてご解説いただきます。症例1では、心雑音が気になるマンチカン9ヶ月齢として、スポンジ状心筋「左室緻密化障害」の症例になります。呼吸、血圧、酸素飽和濃度は問題なく、、、