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  • 2021/05/15公開
  • 小材祐介
    東京農工大学動物医療センター
    小材祐介
    東京農工大学卒業後、都内動物病院、埼玉県内の動物病院に勤務した後、小動物外科レジデントとして東京農工大学動物医療センター外科獣医師として勤務。

合併症の認識とリスク管理について

今回は原発性(特発性)巨大結腸症の猫について行った「結腸亜全摘出手術」について解説します。この疾患は、食餌管理や消化管運動改善薬、緩下剤などの内科療法が適用となりますが、改善や効果がえられない場合は外科療が選択されます。手術映像を中心に組織の取り扱い方法やポイント、手順について解説します。

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この映像は猫の脾臓超音波検査について解説し、脾臓腫大を生じる症例と脾臓の虫食い状陰影を呈する症例のそれぞれの例を紹介しています。脾臓腫大に関しては腫大の仕方から適切な鑑別疾患を絞り込むのが重要です。また、虫食い状陰影に関しては悪性腫瘍を強く示唆する所見ではないため注意が必要です。
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2021/10/20まで
PREMIUM|オペ動画で見る「腹腔鏡下胆嚢摘出術・肝臓生検」の流れ
症例は10歳のビ−グル犬です。以前より軽度の消化器症状を時折呈しており、画像検査では胆嚢内容物の貯留を認めていました。最近になり腹部の疼痛と肝酵素の軽度上昇があったために胆嚢疾患を疑い、腹腔鏡下胆嚢摘出術を行っています。肝臓の変性は最小限であり、胆嚢の変化も軽度であったので一般的な術式を用いて腹腔鏡下で摘出しています。
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心筋症に罹った時に合併しやすい病気の一つに「動脈血栓塞栓症(ATE)」があります。多いのは腹部の動脈血栓塞栓症で、特徴は後肢が動かなくなるという症状です。原因は血栓により血流が遮断されることで虚血状態となり、最終的に後肢が動かなくなります。場合によっては死に至ることもあるため、的確な治療が必要となります。ここではその病態と治療方法について解説します。