image play video
  • 2021/10/15公開
  • 岩田宗峻
    東京医科歯科大学整形外科学分野分子生命医学講座 准教授
    岩田宗峻
    日本大学生物資源科学部獣医学科を卒業後、日本獣医生命科学大学大学院獣医生命科学研究科にて獣医学専攻博士課程(PhD)を修了。大阪府立大学獣医臨床センター、岐阜大学応用生物科学部獣医臨床放射線学研究室を経て、2022年8月より現職に至る。

大腿骨内反変形を伴う膝蓋骨内方脱臼の整復について

この症例は若齢のポメラニアンで、左後肢跛行を主訴に来院しました。症状は悪化傾向にあり、跛行から間歇的挙上をしている状態です。各種検査結果から、大腿骨の内反変形を伴う「左側膝蓋骨内方脱臼(Grade4)」と診断し、治療法については、膝蓋骨の整復と大腿骨矯正骨切りを行なっております。検査から治療について、一連の流れに沿って解説します。

関連動画

整形
image image 術前患肢の消毒方法
岩田宗峻
術前患肢の消毒方法
術前患部の消毒は、外科手術の重要な一環です。消毒の方法が色々あって、「どんな方法が問題なく手術実施できるのか?」「どんな消毒剤を使うのか?」という疑問を持っている先生方が少なくないと思います。この動画では、消毒の目的から消毒前に必須の準備、そして消毒剤の組合せと手順について「スライド」でご紹介。さらに、「実演映像」で消毒の流れ、消毒前準備のコツ、消毒時のポイントや注意点などについて詳しくご解説します。
整形
image image ロバート・ジョーンズ包帯法
岩田宗峻
ロバート・ジョーンズ包帯法
ロバート・ジョーンズ包帯法は、整形外科の分野ではよく行われる包帯法の一つです。バリエーションが豊富で、施設によって「創傷の被覆方」「パットの種類」「巻く時の硬さ」などが変わってきます。ここでは、術後装着期間、適応部位、交換頻度、注意点などをご紹介。そして、講師が使っている素材をピックアップし、実際に行なっているRJ包帯法について、実演映像で手技のコツとポイントなどを解説します。
眼科
image image 若齢犬の白内障手術〜超音波乳化吸引術〜
小野啓
若齢犬の白内障手術〜超音波乳化吸引術〜
若い年齢に対する白内障手術は気を付けることが多くあります。この症例では「過熟期白内障および水晶体起因性ぶどう膜炎」を患う1歳8ヶ月のフレンチブルドッグを例とし、ステロイド治療後の手術症例を解説します。ステロイドによる影響、そして若齢での大きなピットホールになりうる前嚢切開とレンズ挿入について、の注意点やその後の影響・再発リスク等を踏まえてお伝えします。
眼科
image image 犬のチェリーアイ〜アンカー法による瞬膜腺整復術〜
小野啓
犬のチェリーアイ〜アンカー法による瞬膜腺整復術〜
瞬膜腺脱出は日常診療でよく遭遇する1つの疾患です。治療法としてかつては瞬膜線の切除が主流でしたが、ドライアイになる可能性が高いことから、現在では瞬膜線は切除しせずに正常な位置へ戻す方法が重宝されています。整復術には「埋没法」と「固定法」の2つがありますが、今回は“内眼角付近への固定法”を図解で説明します。さらにオペ動画で実際の流れを見ながらアプローチのコツや器具についても詳しくお伝えします。
皮膚
image image 犬種からみた痒みの評価[柴犬]2
村山信雄
犬種からみた痒みの評価[柴犬]2
本映像では、痒みの評価方法について「年齢・性別・犬種」に分けて詳しくお話をします。ご紹介する症例は眼囲の痒みを主訴に来院した1歳齢避妊雌の柴犬です。両眼に色素沈着・脱毛があり、さらに左右差があった場合何を考え、どんな診療を行うのか。そしてどんな治療法が適応されるのか?これらについて症例をもとにお伝えし、痒みの管理が出来なくなった時のポイントも併せてご解説します。
皮膚
image image 犬種からみた痒みの評価[柴犬]5
村山信雄
犬種からみた痒みの評価[柴犬]5
柴犬で最後の症例は、現在治療継続中の避妊雌です。犬アトピー性皮膚炎は痒みの重症度や治療の選択肢が患者によって多岐にわたりますが、そんな中で専門医でも苦慮する症例をご紹介します。[犬アトピー性皮膚炎+多汗/脂漏]とうい超難関で考える第一選択薬は?犬アトピー性皮膚炎は一生の病気です。一生付き合うためにも犬アトピー性皮膚炎を取り巻く9つの要因をしっかり整理しながら今の状況にうまく対応する方法をお伝えします。