image play video
  • 2021/10/15公開
  • 岩田宗峻
    Iwata Veterinary Surgical Services
    岩田宗峻
    日本大学生物資源科学部獣医学科を卒業後、日本獣医生命科学大学大学院獣医生命科学研究科にて獣医学専攻博士課程(PhD)を修了。大阪府立大学獣医臨床センター、岐阜大学応用生物科学部獣医臨床放射線学研究室を経て、2024年3月よりプロフィールサイト「Iwata Veterinary Surgical Services」を開設。

大腿骨内反変形を伴う膝蓋骨内方脱臼の整復について

この症例は若齢のポメラニアンで、左後肢跛行を主訴に来院しました。症状は悪化傾向にあり、跛行から間歇的挙上をしている状態です。各種検査結果から、大腿骨の内反変形を伴う「左側膝蓋骨内方脱臼(Grade4)」と診断し、治療法については、膝蓋骨の整復と大腿骨矯正骨切りを行なっております。検査から治療について、一連の流れに沿って解説します。

関連動画

整形
image image 整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント4〜「手根関節・足根関節・肢端部」
一戸 登夢
整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント4〜「手根関節・足根関節・肢端部」
四肢遠位部のX線撮影は、骨格が小さく解剖学的なランドマークが乏しいため、適切なポジショニングが難しい部位です。本講義では整形外科の専門医が、手根・足根関節および肢端部の描出精度を高めるための具体的なポジショニング技術を詳述。画像に必要な、、、
整形
image image 整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント7〜「実際の骨折症例」
一戸 登夢
整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント7〜「実際の骨折症例」
本講義では、実際の骨折症例を通じて、レントゲン撮影の応用力を高めるためのアプローチを紹介していきます。教科書的なポジショニングでは対応しきれないケースにおいて、どのように画質と診断精度を両立させるか。その判断力と技術が問われる場面に即した実践的な、、、
整形
image image 整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント5〜「肩関節」
一戸 登夢
整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント5〜「肩関節」
肩関節のX線撮影は、深部に位置し軟部組織に覆われているため、正確なポジショニングと方向設定が不可欠です。本講義では、臨床現場で頻繁に遭遇する肩関節疾患に対応するため、実用的な撮影技術に焦点を当てています。適切な前肢伸展方向、回旋のコントロール、、、
整形
image image 整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント6〜「肘関節」
一戸 登夢
整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント6〜「肘関節」
肘関節の正確なX線撮影は、関節疾患の早期診断・重症度評価において極めて重要です。本講義では、肘の構造と運動軸を踏まえた体位選択、側面像・前後像の精度を高めるためのポジショニング手技が詳しく紹介しています。特に橈尺骨の重なりを回避し、関節面を鮮明に、、、
整形
image image 整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント1〜「撮影の基本」
一戸 登夢
整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント1〜「撮影の基本」
日常診療していると診察で見かけることのある動物の跛行。そんな時、跛行しているしとりあえずレントゲン撮っておこう。何かわかるかもしれないしというフランクな感じで撮っていることがありませんか?こちらの映像では、そんなX線の最も有用な使い方について、、、
整形
image image 整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント3〜「膝関節の撮影」
一戸 登夢
整形外科X線検査〜ポジショニングのポイント3〜「膝関節の撮影」
今回は「膝関節」の症例について、X線の検査方法とそのポイントや注意点についてご解説いただきます。膝関節では「頭尾側方向像(CrCd像)」と「Lateral像」で評価し、CrCd像では「膝蓋骨脱臼」の際に用いられます。ここでのポイントは一枚の写真で判断をしないことが重要で、、、