image play video
  • 2025/05/15公開
  • 一戸 登夢
    麻布大学動物医療センター 整形外科
    一戸 登夢
    2011年に日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科をご卒業後、2015年に同大学院獣医生命科学研究科に進まれ、獣医学専攻博士課程を修了。その後沖縄県・茨城県の動物病院へご勤務の後、2018年より、麻布大学附属動物病院の特任助手として整形外科の診療に従事。現在は2023年からは麻布大学獣医学部獣医臨床看護学研究室講師に就任し、教壇にも立たれています。

ブレない?!肢端部撮影とは

四肢遠位部のX線撮影は、骨格が小さく解剖学的なランドマークが乏しいため、適切なポジショニングが難しい部位です。本講義では整形外科の専門医が、手根・足根関節および肢端部の描出精度を高めるための具体的なポジショニング技術を詳述。画像に必要な情報を確実に得るための体位保持法、撮影角度の選定、撮影ミスを防ぐための注意点まで、日常の診療現場に直結するノウハウが網羅されています。特に痛みのある症例や協力が得られにくい動物に対する実践的な工夫も紹介されており、愛玩動物看護師と獣医師双方の技術向上に貢献する内容です。遠位部病変の診断精度を向上させたい方に必見の講義です。

X線検査〜ポジショニングのポイント〜(第1回配信)

-Part1-

撮影の基本

-Part2-

股関節の撮影

-Part3-

膝関節の撮影

X線検査〜ポジショニングのポイント〜(第2回配信)

-Part4-

手根関節・足根関節・肢端部

-Part5-

肩関節

-Part6-

肘関節

-Part7-

実際の骨折症例

※当サイトに掲載される全ての動画、画像、ハンドアウト内⽂章および画像について個⼈使⽤以外の⼀切の⾏為(転写・複製・譲渡・WEB掲載等)を禁じます

関連動画

外科
image image 整形外科手術後のリハビリテーション-Part5-〜肘関節〜
矢倉 幸歩
整形外科手術後のリハビリテーション-Part5-〜肘関節〜
術後の肘関節リハビリテーションでは、外科的治療後の組織修復過程を十分に考慮しながら、可動域拡大と筋力回復を段階的に進めることが重要です。本症例では、3ヶ月時点でのX線評価や可動域測定、筋力評価に基づき、関節の安定性を確認したうえで負荷量を調整。さらに、、、
外科
image image 整形外科手術後のリハビリテーション-Part4-〜肩関節〜
矢倉 幸歩
整形外科手術後のリハビリテーション-Part4-〜肩関節〜
肩関節安定化術後の機能回復を、どのように客観的に評価し、次の一手へと繋げるか。本レクチャーでは、術後3か月間の経過観察と機能評価を軸にしたリハビリテーション戦略を解説します。筋緊張の軽減を目的としたマッサージ、可動域訓練、水中療法、ウエイトシフトリングなどを、、、
外科
image image 整形外科手術後のリハビリテーション-Part1-〜手術初期の対応〜
矢倉 幸歩
整形外科手術後のリハビリテーション-Part1-〜手術初期の対応〜
整形外科手術後の動物は、安静が必要である一方、長期の不動は筋萎縮や関節拘縮を招き、回復を大きく遅らせます。本編では「術後初期」に焦点を当て、疼痛管理と早期リハビリのバランスをどのようにとるかを詳しくご解説。具体的には、安静期に適した受動的関節可動域訓練、、、
外科
image image 整形外科手術後のリハビリテーション-Part3-〜股関節〜
矢倉 幸歩
整形外科手術後のリハビリテーション-Part3-〜股関節〜
股関節形成不全や大腿骨頭切除術後は、歩様改善と筋力回復に時間を要し、リハビリテーションの適否が予後を大きく左右します。本編では、股関節の安定性を補うための運動療法や、可動域を保ちながら筋力を強化する具体的アプローチを紹介。特に、患肢の荷重再開を促すための、、、
外科
image image 整形外科手術後のリハビリテーション-Part2-〜膝関節〜
矢倉 幸歩
整形外科手術後のリハビリテーション-Part2-〜膝関節〜
犬の整形外科領域で最も頻度が高いのが膝関節疾患、とりわけ前十字靱帯断裂や膝蓋骨脱臼術後のリハビリテーションです。本編では、術後の荷重開始の判断基準や、関節安定性を維持しつつ筋力を回復させるためのリハビリプログラムをご解説。具体的には、低負荷での関節可動域運動から、、、
整形
image image ロバートジョーンズ包帯〜変法〜「巻き方のコツと目的」
一戸 登夢
ロバートジョーンズ包帯〜変法〜「巻き方のコツと目的」
外傷や整形外科疾患の術後管理に広く用いられる「ローバートジョーンズ包帯」。本映像では、その応用として実臨床で役立つ“変法”を丁寧に解説しています。従来法では得られにくい固定性や腫脹抑制効果を高めつつ、過度な圧迫を避けるための工夫、包帯材の選択、巻き方のポイント、、、